「山の神様」と言えば、私の住む地域では女のお祭りを指します。毎年４月１２日の行事で、神主さんにお祓いをしていただき、健康を祈願します。
特に、女性にとって出産は大仕事。
結婚したばかりの女性や、妊娠中または出産後の女性は、特に供物をあげてのご祈祷となります。
が・・・過疎化が進む地域には、年々そのような若い女性が少なくなっているわけで
平日なので参加できない方もいますが、だからと言って日曜日にやった年もほぼ同じ状態でした。私が嫁いで来た頃は大勢の人で賑やかでしたが、近年はちょっと空しいお祭りになってしまいました。
「山の神様」の当番というのが地域の班ごとに回ってくるのですが、今年は当番でした。
早朝から御赤飯を蒸かして準備しました。役目が終わってやれやれです。
お供えのサカキに、可愛らしい花が咲いていました。
神主さんのお話によると、サカキは温暖な地域の植物だそうで、今がちょうど花の時期のようです。
