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生活

とりとめもなく

フォロウィング

2024年04月09日 23時59分00秒 | 映画
昨日観た映画(日比谷シャンテで)
「フォロウィング25周年HDレストア版」
いま公開中の「オッペンハイマー」のクリストファー・ノーラン監督の25年前のデビュー作。こういうのってなかなか観られないし、劇場にかかるなんてこんなチャンスを逃すわけにはいかないのだ。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

「メメント」のクリストファー・ノーラン監督が98年に撮った長編第1作。背徳的なスリルに魅せられた若者の悲劇を、複雑怪奇に時制が入りくむモノクロ映像で描く異色犯罪映画だ。
作家志望のビルは、創作のヒントを得るため見知らぬ人々への尾行を繰り返していた。ある日、コッブという男と出会ったビルは、彼に誘われて不法侵入を犯し、そのアパートで見つけた写真の女に接近していく。

というお話です。
これはかなり難しいよ。外国の知らない俳優たち、白黒映像、時系列が入り組んでいるという三重苦でとにかく頭が疲れる。あぁ…おもしれえな。という気持ちにはなるが、うわー!面白い!スカッと!みたいな感じの気持ちよさはない。
ただデビュー作でこういうことできるってすごいなーこの流れを思いつくってことですもんね、と思いつつ70分という短めの映画だが疲労感がすごい。

パニック映画はドッと疲れる

2024年04月06日 23時59分00秒 | 映画
今日観た映画(AmazonPrimeで)
「劇場版TOKYO MER〜走る救急救命室〜」

これ日曜劇場でやってたとき毎週観てたんだよね〜映画は観に行かなかったけど、Amazonでやってるから観た。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいからいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

2021年7月よりTBSで放送された救命医療ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の劇場版。ドラマ版に引き続き、鈴木亮平がプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」のチーフドクターである喜多見幸太を演じるほか、医系技官である音羽尚役の賀来賢人や循環器外科とMERチームを兼務する研修医、弦巻比奈役の中条あやみをはじめとした菜々緒や仲里依紗、石田ゆり子らが続投する。
東京都知事によって新設された「モバイル・エマージェンシー・ルーム」(通称:MER)は、死者を1人も出さないことを目標に掲げ、救命活動を行う。最新の医療機器とオペ室を搭載したERカーで患者を救うべく奔走する彼らに横浜への出動要請がかかる。そこでは火災によって地上70階で193名が取り残される前代未聞の緊急事態が発生していた。

というお話です。
ドラマの最後で喜多見先生と高輪先生が再婚したんだけどこの映画では身重の高輪先生と看護師の夏梅さんが(プライベートで)横浜に遊びに行ってるときにランドマークタワーの爆破テロに巻き込まれその後はもうとにかくあれやこれやあってもう大変だった…
「人気ドラマの劇場版」を絵に描いたようなわかりやすくて面白くて感動できる作品となっております。ドラマシリーズを観てから観たほうが良いでしょう。
私の好きな女優渡辺真起子さんが、映画は出ないのかな?と思わせておいてちょっと出たので嬉しかった。

用心棒と荒野の用心棒

2024年04月05日 23時59分00秒 | 映画
TOHOシネマズ錦糸町でクリントイーストウッド主演の「荒野の用心棒」(1964年の映画)がやるというので観ようと決心したが、これは黒澤明監督の1961年作品「用心棒」をまるっとパクった映画なのです。
おっ「用心棒」なら前に観たことあるぞ、ちょうどよかったよ〜と思ったがよーく考えてみたら、私が観たのは「椿三十郎」であって「用心棒」ではなかった。でも「椿三十郎」は「用心棒」の続編らしい。とにかくややこしいな。
そんなら「荒野の用心棒」の前に「用心棒」を観ておいたほうがいいのではないか?と前日になって思いつき調べてみたら家からいちばん近い図書館に「用心棒」のDVDが在架してるというではないか。
仕事終わりに図書館でかりてきて観た。

黒澤明監督作品「用心棒」
シブいぜ…
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

「筑豊のこどもたち」の菊島隆三と、黒澤明のオリジナル・シナリオを、「隠し砦の三悪人」の黒澤明が監督した娯楽時代劇。撮影は「婚期」の宮川一夫。パースペクタ立体音響。
馬目の宿は縄張りの跡目相続をめぐって一つの宿湯に二人の親分が対立、互いに用心棒、兇状持ちをかき集めてにらみ合っていた。そこへ桑畑三十郎という得体の知れない浪人者がふらりとやって来る。一方の親分馬目の清兵衛のところにやって来た三十郎は用心棒に俺を買わないかと持ちかけて、もう一方の親分丑寅の子分3人をあっという間に斬り捨ててしまった。清兵衛は五十両で三十郎を傭った。しかし女房のおりんは強つくばりで、半金だけ渡して後で三十郎を殺せと清兵衛をけしかけた。これを知った三十郎はあっさり清兵衛の用心棒を断わり、居酒屋の権爺の店に居据った。両方から、高い値で傭いにくるのを待つつもりだ。名主の多左衛門は清兵衛に肩入れ、造酒屋の徳右衛門は丑寅について次の名主を狙っていた。そんなところへ、丑寅の弟卯之助が帰って来た。短銃を持っており腕も相当だった。三十郎は丑寅方につくことになった。丑寅の金の供給源である徳右衛門は、百姓小平の女房ぬいを妾にしていた。小平から博奕の借金のかたにして取りあげてしまったのだ。小平と息子の金助の情ない様子を知って、三十郎は亥之吉をだまして親子三人を逃がしてやるのだった。権爺はそんな三十郎をだんだん好きになっていった。しかしぬいが感謝のために三十郎に出した手紙を卯之助にみつけられたため、三十郎は捕えられて土蔵に放りこまれた。ぬいの逃げ場所をはかせようと地獄の責苦がつづいた。ぬいの居所を知っているので殺されずにすんでいるのだ。三十郎はかんぬきをだまして墓地に逃れた。丑寅は卯之助の知恵で清兵衛の家に火をかけた。清兵衛一味は全部殺された。喧嘩は丑寅の勝利に終った。そこへ三十郎がふらりとやって来た。卯之助が銃を構えるより速く三十郎の手から出刃が飛んだ。そして丑寅達の間を三十郎が駆け抜けると、丑寅達は倒れていた。「おい親爺、これでこの宿場も静かになるぜ」と言って三十郎は去って行った。

というお話でした。
理屈抜きの娯楽映画として作ることを念頭に置いていたというが、そうです、それはそれは面白かった。
しかしこれ初見で理解しろつっても無理でしょ
昔の白黒映画って画面が暗くて何が起きてるかわかりにくい上に、音質が悪くて何て言ってるかさっぱりわからんのもある。三船ほどのスターになると声も滑舌もよいから聞き取れるが、脇役だとわーわーうるさい早口のひともいて何がなんだかわからん。
理屈抜きの娯楽のわりには簡単にはわからん構図。急に女の人(司葉子さん)が人質になったとこなんか、ハ?いま何が起きてんの?って感じだった。
わからなすぎて途中で観るのやめて、ウィキペディアであらすじ読んで勉強してから再開した。そしたら面白かった!!
なので期待を胸に、翌日観たのが
「荒野の用心棒」
これはイタリアで作られた「用心棒」の非公式リメイクでクリント・イーストウッド主演のマカロニウエスタン
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

「ローマの旗の下に」のボブ・ロバートソン(セルジオ・レオーネの変名)がシナリオを執筆、自から監督した西部劇。ただし、黒沢作品「用心棒」の盗作であることを川喜多氏が発見、東宝は著作権の侵害で告訴して勝つなどの、いわくつきのもの。撮影はジャック・ダルマス(マッシモ・ダラマーノの変名)、音楽はエンニオ・モリコーネが担当した。出演はTV「ローハイド」のクリント・イーストウッド、マリアンネ・コッホ、ジョン・ウェルズ、ヨゼフ・エッガー、ヴォルフガング・ルクシーなど。テクニカラー・テクニスコープ。イタリアオリジナル版は100分。
無法者の横行する一八七二年のニュー・メキシコ。ある日ジョー(C・イーストウッド)という、腕利きの男が現われ、この町を二分するロホ兄弟の方に身を寄せることになった。もう一方の旗頭モラレスの手下四人を鮮やかに片づけたからだ。彼は酒場の亭主からこのニつの勢力が町の皆から煙たがられていることを知り、その厄病神どもを始末しようと考えた。一計を案じて両派を反目させることに成功、ロホ兄弟はモラレス家に殴り込みの準備をした。兄弟の弟ラモン(J・ウェルズ)がマリソル(M・コッホ)という子持ち女を自分のものにしようと監禁しているのを知ったジョーは、見張りの手下を始末し、母子を逃がした。これをモラレスの仕業と見せかけたつもりだったが、ラモンに見破られ、マリソルの行方を自白させようと激しいリンチを加えられたが、口は割らなかった。夜、半死半生のジョーは、スキを見てロホ家をぬけ出し、棺桶屋のオヤジの手引で安全な隠れ家に身を寄せた。その隠れ家に、棺桶屋のオヤジがロホ一家の手下をだまして手に入れた拳銃をもってきてくれた。傷つけられた身体で、ジョーは拳銃の早射ちの業をみがいた。傷ついた左手が利かぬ以上、右手で勝負するほかない。彼の失踪にあわてたラモンたちは酒屋の亭主を捕えて居所を教えろと迫ったが果さず、ついにモラレス家に殴り込みをかけ、不意を襲われたモラレスは簡単にやられてしまった。ラモンは酒屋の亭主を通りの真中でリンチを加えた。ジョーをおびきよせるためである。静まりかえった町に姿を現したジョーは、待ちかまえたラモンから続けざまに銃弾を浴びた。が、平然としているジョーに、ラモンはうろたえる。彼は胸に鉄板を入れていたのだ。ラモンはジョーの銃に倒れ、ジョーを背後から狙ったロホも、酒屋の亭主が仕止めた。ジョーは再び静かに町を去って行った。

というお話でした。
話の筋は同じだけど、用心棒のほうが私は面白いと思った。それは先に観たのがそっちというのもあるけど、理由はちゃんとある。
刀と銃の違い。
チャンバラだとどうしても接近戦になるから面白いじゃない。銃だと、いくら早撃ちの腕があるとかないとかいっても離れたとこから撃ち合って、なんかね…
そして用心棒では卯之助役の仲代達矢だけ拳銃を持ってんです。他の者どもはは刀使いなのだが彼だけ銃。そして着流しにストールを巻いちゃって、1人だけバタくさい顔だしちょっと異国感があるのよね。というキャラ立ちの面白さ、
それが荒野の用心棒だとみんな銃なのでそういう面白みはない。ひとりだけ拳銃じゃなくライフルを使うというアイデンティティを持った者がいてそれが卯之助役を担当してるんだろうけどちょっと弱いしね。
めし屋の親爺が東野英治郎さんなので黄門様を思い出してちょっとありがたいような気持ちにもなっちゃうし、親爺の役も良かった。
用心棒のデジタルリマスターなんかやってくれたら観やすくて良いと思うだけどなー

オッペンハイマー

2024年04月02日 23時59分00秒 | 映画
昨日観た映画
「オッペンハイマー」
クリストファー・ノーラン監督の新作てす。

去年あたりにこのタイトルを知ったときに「マンハッタン計画のオッペンハイマーかな?」と思ったんだけど私はこの時すごい勘違いをしていた。以前から「マンハッタン計画のオッペンハイマー」という言葉だけ知っていて、てっきりオッペンハイマーさんは「マンハッタン島の都市計画を実現させた人」と勝手に思い込んでいたんですね。だからクリストファー・ノーランの新作が「原爆の父・オッペンハイマー」と聞いて、私の知ってるオッペンハイマーさんとは別人なのか…と思ったのです。
そしたらそのマンハッタン計画というのがまさに原爆の開発・製造のプロジェクトのことで、私が思っていたオッペンハイマーと同一人物だったんですね。マンハッタン計画は都市開発計画ではなかったというだけで。
原爆がからむとなかなか難しいではないですか。それに対する感情・感覚的に「日本人と、それ以外」という構図になっちゃいますでしょう。なんか観るの怖かった。
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用させていただきます。

原子爆弾の開発に成功し、「原爆の父」と呼ばれた物理学者ロバート・オッペンハイマーの知られざる人生を描いた歴史ドラマ。『インセプション』のクリストファー・ノーランがメガホンをとり、『ダークナイト』のキリアン・マーフィーがオッペンハイマー、「クワイエット・プレイス」のエミリー・ブラントが妻のキティ・オッペンハイマー、そしてロバート・ダウニー・Jr.がアメリカ原子力委員会の委員長ルイス・ストローズを演じる。
第二次世界大戦下のアメリカ。極秘に立ち上げられたプロジェクト“マンハッタン計画”に参加したJ・ロバート・オッペンハイマー(キリアン・マーフィー)は、優秀な科学者たちを率いて世界初の原子爆弾を開発する。しかし、原爆が実戦で投下され、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩する。その後、冷戦や赤狩りなど、激動の時代の波に飲み込まれていく……。

というお話です。3時間も観たよ…疲れた。
すごく淡々としていた、事実だけというか。アメリカってアメリカが絶対的に正義っていう国だからとにかくアメリカを正当化して美化したようなオッペンハイマーバンザイみたいな話になってんのかなと思ってたらそうでなくて、ヒーロー的にはまったく描かれてなくて、とにかく淡々としていた。面白いとか面白くないとかという問題ではなかった。
それにしても、日本では戦時中あんなにあんなにひどい生活をしていたのにアメリカ本土ではとくに変わりない(ように見える普通の)生活をしているんですね。
いつかまたもう1回観たいとは思うけど疲れるしなんとも言えない気持ちになるし、でもまたいつか観てしまうと思う。役者がほんとうにすごいねからね…

女神の見えざる手

2024年03月27日 23時59分00秒 | 映画
今日観た映画(南砂のハンバーガー屋さんに借りたDVD)

「女神の見えざる手」
なんか妙なタイトルですねー
原題は「Miss Sloane」これだと漠然としすぎてお客さん来なそうかもね。
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

ジェシカ・チャステインが政府を影で動かす戦略のプロであるロビイストを演じ、第74回ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞候補になったサスペンス。全米500万人の銃愛好家や莫大な財力をもつ敵陣営に果敢に戦いを挑む、女性ロビイストの奮闘を描く。監督は『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデン。
大手ロビー会社の花形ロビイストとして、天才的な戦略でロビー活動を仕かけるスローン。ところが、銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍することに。アイデアと大胆な決断力で、難しいと思われた仕事にも勝利の兆しが見えてくるが、彼女の赤裸々なプライベートが露呈するなど予想外の事件が続発する。

というお話でした。もっと複雑で騙し騙されというわけではないが、相手をだしぬいてなんぼみたいな。ロビイストとかFBIの人とかトレーダーの映画ってなんかすごくストレスを感じる。主人公が負うストレスを思うとそれを観ている自分もストレスにおしつぶされそうになるのだ。自分をそこまで追い込んてまでする仕事か?と思うが、やりがいとか、緊張感とか(例えが良くないかもしれないがギャンブラーにも通ずるような)そういうのがもうやめられないのかもしれないな…
アメリカの政治は腐敗している!みたいな盛り上がるシーンがあるのですが、いやいや我が国だって負けてませんよ!と思った。
とにかくストーリーがうまくできていた…もう1度観たいし観たほうがよいとは思うが頭が疲れるし、なんせストレスがね!


ナウシカ

2024年03月26日 20時46分19秒 | 映画
おとつい観た映画
「風の谷のナウシカ」

久しぶりに観たよー!初めて観たのは小学生の時で、その時は友達の家で金曜ロードショーの録画を気持ち半分で観たのでほとんど覚えていなく(でも「セラミック刀が欠けちゃった」というセリフだけ強烈に覚えている)大人になってから観たら、時すでにもののけ姫以後だったので「内容はもののけ姫ではないか!もののけ姫はナウシカの焼きなおしなのか?」と思った。
そして今回真面目に観たんだけど、内容ほとんど覚えてなかった!セラミック刀が欠けちゃったのと全体をぼーんやり覚えてるんだけど第三国の男の子(スターウォーズのパイロットみたいに突っ込んで来る子)の存在なんて記憶に無かった。かなり重要な役どころなのに。
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

自然を愛し、虫と語る風の谷の少女が、たったひとりで未来の地球を酷い争いから救う姿を描く。アニメ雑誌「アニメージュ」に連載された宮崎駿原作の同名漫画のアニメ化で、脚本、監督も「ルパン三世 カリオストロの城」の宮崎駿が担当。
かつて人類は自然を征服し繁栄をきわめたが、「火の7日間」と呼ばれる大戦争で産業文明は壊滅した。それからおよそ千年、わずかに生き残った人類は巨大な蟲類が棲み、有毒な瘴気を発する菌類の広大な森・腐海に征服されようとしていた。腐海のほとりに、海からの風によって瘴気から守られている小国・風の谷があった。その族長ジルの娘ナウシカはメーヴェにのって鳥のように飛び、人々の嫌う巨大な蟲・王蟲と心をかよわせる自然との不思議な親和力を持っていた。ある夜、風の谷に巨大な輸送機が墜落し、翌日巨大な血管のかたまりのようなものが発見された。それは、「火の7日間」で世界を焼き尽くしたという兵器・巨神兵だった。ペジテ市の地下から掘り出され、それを奪い取った世界統一の野望を持つトルメキア王国が、輸送中墜落したのである。墜落を知ったトルメキアの皇女クシャナは、大編隊を風の谷に送り込んで来、ジルを殺しナウシカを人質として連れ去った。トルメキアの船はペジテのアスベルに襲われる。ナウシカは腐海に落ちたアスベルを救出し、腐海の秘密を知った。腐海の樹々は汚染された世界を浄化するために大地の毒を自らに取り込み、きれいな結晶にかえて砂となっていた。蟲たちは自然を破壊するものから森を守っていたのだ。ペジテに戻ったナウシカとアスベルは、市長から風の谷のトルメキア群を壊滅させるため、蟲を使って襲わせようという計画を聞いた。ナウシカはアスベルの母に助けられ、捕われた船からメーヴェに乗って脱出した。一方、風の谷では村人が一斉に蜂起を始めていた。風の谷に向かうナウシカは怒りで目を真紅に輝かせてばく進する王蟲の大群を見る。群れの向かっている方向には一機の飛行ガメが浮かび、それは瀕死の王蟲の子をぶら下げていた。ペジテの計画とはこのことだったのだ。王蟲の暴走を知った風の谷の人々は大パニックに陥り、クシャナは巨神兵を使うことを決意する。だが、時期が早すぎたため少しの力をだした後、くずれ去ってしまった。ナウシカは武器も持たずに攻撃されながら飛行ガメの中へ飛び込んで行った。その衝撃で飛行ガメは落下し、ナウシカは酸の湖の中へ入ってしまおうとする王蟲の子を身を挺して止めた。赤かった王蟲の子の目が青に変わった。ナウシカは王蟲の子と共に、王蟲の大群の眼前に降り立った。あっという間に、王蟲の群れはナウシカの身体をも包み込んでしまったが、靄が晴れた後、青い目の王蟲の群れの真中に彼女は横たわっていた。王蟲の中の一体がナウシカの遺体の下に触毛をまわして持ち上げた。あたりが光り輝き、奇跡が起こった。ナウシカがゆっくりと目をさました。

というお話でした。
40年前にこのセンス
天才の頭の中はこんなふうになっていて、それを映像で再現できる才能も併せ持っている。

映画で学ぶ

2024年03月23日 23時59分00秒 | 映画
最近観た映画(AmazonPrimeで)
「大河への道」

なんかさ、中井貴一さんの主演のコメディタッチの映画ってちょっと面白そうで気にはなってるけど観るまでに至らないのだが、これは大河ドラマとからめてあるから観てみっかーと思った。
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

立川志の輔の創作落語「大河への道―伊能忠敬物語―」を、『記憶にございません!』などの中井貴一主演で映画化。「伊能忠敬」の大河ドラマを制作しようと奔走する千葉県の市役所職員が、史上初の日本地図を完成させた人物が伊能忠敬ではないことを知ってしまったことから始まる物語が描かれる。『二度めの夏、二度と会えない君』の中西健二が監督を務め、松山ケンイチ、北川景子らが共演。
千葉県香取市役所で働く総務課の主任、池本保治は、市の観光振興策を検討する会議で大河ドラマの製作を提案。苦し紛れの策だったものの提案が通ってしまい、池本を中心に、郷土の偉人「伊能忠敬」の大河ドラマの企画が始まる。しかし、企画が進行するにつれ、伊能が日本地図完成の3年前に亡くなっていたことが発覚。そして、地図を完成させるために伊能の弟子たちが命懸けで挑んだ隠密作戦の事実が浮上する。

というお話でした。
立川志の輔さんの創作落語を映画化??落語ってそんな長いものなのか?という疑問はあるが、話は面白かった。わー!面白い!ていうより、歴史の勉強になって興味深いという意味で観て良かった。現代パートと江戸パートが入り組んで話は進むが、現代の香取市役所の面々が江戸パートでは伊能忠敬の地図作り隊の役をやっててそういう話の作りも面白かった。でもやっぱり勉強になったなという感じ。
江戸時代にあの精度の日本地図つくったって、信じられない。今やれと言われても私は理屈がわからんよ。伊能忠敬記念館に行ってみたい。香取市にあるらしい。

青春ジャック 止められるか、俺たちを2

2024年03月20日 23時59分00秒 | 映画
名古屋で観た映画
「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」

これは4日前に観た「止められるか、俺たちを」の続編で映画の中では前作から10年以上経っている設定だから時代も若松プロも映画界のあれこれも様変わりしている感じ。
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

1969年を舞台に若松孝二監督が設立した若松プロダクションを描いた青春群像劇「止められるか、俺たちを」の続編。1980年代、ビデオが普及し始め映画館から人が遠のきだす中、それに逆行するように若松孝二は名古屋にシネマスコーレというミニシアターを作る。熱くなることが恰好悪いと思われていた1980年代を背景に、映画と映画館に吸い寄せられた若者たちの青春を描く。若松孝二監督に師事し、若松プロダクションにて助監督を務め、「戦争と一人の女」やドキュメンタリー「誰がために憲法はある」などを監督、「男たちの大和」「止められるか、俺たちを」など数々の作品の脚本を手がけてきた井上淳一が、本作の企画・脚本・監督を務める。若松孝二を前作から引き続き井浦新が、シネマスコーレの支配人の据えられる木全純治を「天上の花」の東出昌大が演じる。
1980年代。熱くなることを恰好悪いとするシラケ世代が台頭し、ビデオの普及に伴い映画館から人々の足が遠のき始めていた。そんな流れから逆行するように、若松孝二は名古屋にミニシアター、シネマスコーレを作る。そして、結婚を機に東京の文芸坐を辞め、地元・名古屋でビデオカメラのセールスマンをやっていた木全純治を支配人に抜擢。若松に振り回されながらも、木全は持ち前の明るさで経済的な危機を乗り越えていった。そしてそこには、若者たちが吸い寄せられていった。まだ女性監督のほとんどいない中、金本法子は自分には撮りたいものなんか何もないと言いながらも映画から離れられない。映画監督になりたい一心で若松プロの門を叩いた井上淳一は、己の才能の無さを痛感しながらも、映画を諦めきれない。これからこれから、と木全が度々口にする言葉は、周囲を救った。涙も笑いも絶望も希望も、そこにはあった。

というお話でした。
名古屋にシネマスコーレというミニシアターを作る話?へー、そうなんだ。くらいにしか思ってなかったけど、名古屋に旅行するのは前から決めてたしこの映画は地元の映画館(こないだ1作目のリバイバル上映を観たStrangerというミニシアター)で観ようと思ってたんだけどよくよくスケジュールを照らし合わせてみると、当のシネマスコーレは名古屋駅の近くだし覚王山でハンバーガー食べた後にちょうどいい14時からの上映があるじゃないか…これは何かの運命だ。と思って行ってみた。

なんかさ…映画の中で東出くんが演じている木全さんらしきおじさんが、普通に出札でチケット売っていたよ!
発券機というのがないのか、はいこれ持っててねーと言って
この手作りカードを渡される。ロビーはないから道路で待っていると入場時間になりましたのでぞろぞろと入って行く。

で、映画のほうは主な登場人物はARATA演ずる若松監督と、彼にシネマスコーレを託された支配人の木全純治(東出くんです)そこに雇われる法子(芋生悠さんです)学生でありながら若松プロに入る井上淳一(杉田雷麟という男の子)という4人。若松監督はともかく、ほかの3人をメインとしているからなんとなくボヤケた印象になった感じ、1作目よりは。あとやっぱり時代が下ってゆるくなった。60年代のギラギラ感がないからそれはしかたないんだけどさ。
でもやっぱり若松監督面白いし、木全支配人も面白いし、なんせ自分がその映画館の中で観てるわけで、その事実が面白かったよ。
井上淳一さんというのは前作も今作も脚本を担当していて前作は監督は白石和彌だったが今回は監督もやっている。若松プロ出身でしかも福田村事件も脚本担当されてるそうで、そりゃ信頼と実績のある方だったんですね…
映画のなかでは↑こんな感じ
いま、実際はこれ↑

支配人がチケットを売ってもぎって誘導してパンフも売って、映画にまでなった人がワンオペしていて面白かった。

止められるか、俺たちを

2024年03月16日 23時40分28秒 | 映画
今日は仕事の後に映画観に行った。地元にstrangerっていうミニシアターができてそこでちょいちょい自分好みの番組が組まれているって本当に本当に私は運が良い人生だと思う
今日観たのは「止められるか、俺たちを」
ポスター撮れなかったからチラシで失礼します。
これ、以前キネカ大森の2本立てで観たことあるんどけどもうあれ5年前になるんですね…すごく面白かった。初めて観た時もすごく面白かったという記録をしている
やっぱり若松監督役のARATAが面白かったなあー
これの続編が昨日から公開されてて(青春ジャック 止められるか、俺たちを2という作品です)それを観る前に予習しとこうと思って。
それをさー
地元で観られるなんてさ…地元にミニシアターできたってだけでこんなにずっと感動できるもんなんだな。私は映画が好きなのかな。



メトロポリス

2024年03月15日 23時46分25秒 | 映画
久々にメトロポリスを観た。2001年に歌舞伎町の映画館で2回連続で観た以来じゃないか?あの頃は映画は入れ替え制じゃなかったから… 
23年ぶりですかね。
どういうお話かというと説明がめんどくさいからいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

“漫画の神様”手塚治虫の名作を、大友克洋&りんたろうという日本アニメ界の大物コンビが映画化。手塚が創造した未来世界を、圧巻のイマジネーションで描く大作だ。
科学が発達した未来。指名手配犯ロートン博士を追って、都市国家メトロポリスを訪れた探偵・伴とケンイチ少年。2人は、ロートンが実力者レッド公のもとで、人造人間を開発していることを突きとめる。

というお話でした。
ほとんど内容覚えてなかったな〜雰囲気だけはなんとなく。
2001年は千と千尋の神隠しという化け物級のアニメのヒット作があるけど私はメトロポリスのほうが好きだった。なんかその、メインキャラたちのおっとりした感じとかうるさくない話し方とかが良かったのかなあと思う。
この頃は夢みたいだったものも今の時代では実現していたりする。忘れた頃にまた観ましょうかね…