こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

意気消沈

2011-03-28 | 東北地方太平洋沖地震(~2011.4)
今日から近所のスーパーが通常営業を開始するというので、仕事帰りに寄ってみました。

長蛇の列でした。

嗚呼!!

やむを得ず買い物を断念しました。

外から見た感じでは、果物やパンがたくさん並んでいて、品揃えは充実していそうな感じでした。

楽しみは明日にとっておこう、そうしよう。

当日のこと

2011-03-28 | 東北地方太平洋沖地震(~2011.4)
今日は妙に忙しい一日でした。

11日も忙しくて、そして地震が来たので、身構えていました。

朝以外は特に大きい地震がなくて良かったです。

忘れないうちに震災当日のことを書き記しておきます。





11日は次々と仕事を頼まれ、朝からずっと忙しくしていました。

その日は、当初の予定では有休を取得して旅行している予定でした。

しかし、諸事情により翌週に延期したのです。

忙しく動きながら、

「本当は今日休みだったんだよねー。

休んでいたら、携帯にたくさん電話が掛かってきていたかも。

一週間延ばして良かったなぁ」

などと考えていました。

もうすぐおやつの時間、15時になったらいつものようにお茶(私物)をいれて小休止しよう。

その前に、業務の登録を完了させよう。

PCに向かっていると…

カタカタカタカタ…

同僚の女性と目が合いました。

いつもの揺れと違う。

「やばい!」

声は聞こえませんでしたが、唇がそう動いていました。

私も同じ瞬間に同じことをつぶやいていました。

立ち上がり、ガタガタと揺れが大きくなってきたので、棚を押さえていた手を外し、自分の席を離れました。

あらゆる棚からばさばさと書類やファイルが落ち始め、背後の棚が私の机に倒れ込んできました。

PCも次々に倒れていきました。

不在だった上司の机の下に隠れました。

誰も何も言わず、ひたすら揺れが収まるのを待ちました。

あらゆるものが床に落ち、社内がめちゃめちゃになっていくのがわかりました。

どうすることもできませんでした。

電気が消えたのは、机の下に隠れる前だったでしょうか。

机の下で何人かの親しい人に電話をかけましたが、つながりませんでした。

今までに経験したことのない揺れで、地震というよりは巨大な怪獣による破壊行為のようでした。

恐怖はあまり感じられず、今まさに起きていることが信じられませんでした。

宮城県沖地震が遂に来たと思いました。

大きい揺れが収まったタイミングで会社の外の駐車場に出ました。

空には雪雲がすぐ近くまで迫ってきていました。

しばらくして解散し、吹雪の中歩いてアパートまで帰りました。

方向が同じ二人と途中まで一緒でした。


そして、部屋の中を確認し、荷物をまとめてうろうろしつつ一時避難所に行き着いたのです。

避難所に落ち着くまでもけっこう時間がかかったのですが、割愛します。


ガス一日も早い復旧を待ちながら、今日も生きています。