3月31日に成立した条例案に、反対したことで、リアクションがありましたので、書いておきます。議員の仕事とは何か、を考えていただければと思います。私がなぜ某条例案に反対したかは、反対の討論の中で述べました。(まだアップしていません。少し、静かになるのを待ちたかったからです)(続く
続1)翌日の新聞に反対した議員として討論の一部が取り上げられていましたので、
それを読まれたからかもしれません。でも、はっきり申し上げます。今回は、男女平等や多様性(そもそも「多様性」の用語解説すら無かった条例案ですが…)以前の問題が多過ぎた。選挙の道具。LGBTの「活用」と。
続2)この1か月半、賛成派と反対派が同じことをしてきました。それは、メールとFAXに書かれていた「脅し」です。それは、ダメです。LGBTも多様性も、心の問題です。今回のように、センセーショナルに取り上げられては、どちらが勝っても、反対側には押し付けになる。静かに、慎重かつ
続3)進めることなのだと、思っています。丁寧な直筆のお手紙には、「そっとしておいてください」と書いてありました。以前から対応してこられた教育現場の方には、「こんな取り上げられ方は、逆効果だ」と。ですから、桑原区長が作った条例案には「反対」しました。
続4)議員としての仕事で、賛成が反対かの、択一しかないです。でも、心の中は、どちらかに100%でないのは、当たり前ではありませんか?また、状況は日々変わり、判断は日々揺れるものでしょう。自分と違う意見の者を、誹謗中傷することそのものが、多様性社会ではありません。
続5)なぜ、こんなに厳しいことを言うかといえば、この間、本心からの人もおられたでしょうが、今回は、明らかにビジネスとして行動で、メールやファックスを送られた方がいるのです。その点に、とても違和感を持っています。
続6)心の問題に行政をからめたり、そもそも、同性で結婚したいということを、お金を払って公正証書作って、行政窓口に見せて、桑原区長にお墨付きをもらいたい?私の周りの、大人のLGBTの人々からは、「そんなこと、結構です」と言われました。
続7)子どもの場合はもっと大変です。これがきっかけで、言えるようになるか、かえって言えなくなるか、環境で大きく違うからです。今回、ここ何年かの内で、ある首長の思惑で、ある図書館で、LGBTに関する書籍が撤去されたという情報が届きました。そっちが、大問題です!(了)#渋谷区議会