渋谷区議会議員『子どもにツケをまわさない!』笹本由紀子です。

転んだら、何かつかんで立ち上がる元・証券会社OL+音楽家+ラジオDJで、幼児教育研究者。渋谷区議会議員です。

別の請願に。

2011-06-23 12:29:46 | 日記
請願については、放射能の請願について日記も書きましたが、
別の請願についてお問い合わせがありましたので、
書いておきます。


私は「消費税の増税に反対する請願」に署名して、
紹介議員になりました。

私が使う「子どもにツケをまわさない」とは、

今一票を持っている私達が、
まだ一票を持っていないこれからの世代に

環境破壊や
財政負担の押し付けなど

「ツケ」をまわさない政治をしようという
思いです。


さて、会派控え室に請願の44団体の代表の方が来られ
「消費税の増税に反対する請願です。よろしくお願いします」
と始まりました。

私「増税に反対すると一筆書いて当選しましたから、
もちろん増税に反対です」

みなさん「へえ~そうなんですか~。
そりゃ~頼もしい!ぜひお願いしますよ。じゃ!」
とお帰りになりましたので、

廊下に追いかけていって、
「みんなの党新人の須田さんも増税に反対する署名を
なさって当選しておられますので、
言われると良いですよ」
と申し上げました。

団体の皆さんは笑顔で向われました。

その後の経緯は知りませんでしたが、
結局、みんなの党の名前も須田さんの名前も
この請願には載りませんでした。


昨日1本のお電話がありました。
私は移動の車中でした。
「笹本さん、増税に賛成だと署名した?」

私「消費税の増税に反対する請願には署名しました」


電話の後、控え室でこの請願をもう一度読んで、
まさかこの「修飾語」のこと?と疑問が生まれ、
他の会派にも聞きに行きましたよ。


まとめです。

私は極論を言いますと、

税制は1本だけにすべし
それが消費税であれば、他の税金はすべて廃止せよ

と考えています。

ですから、この請願の「修飾語」には興味がありません。
能力の無い人に税金を渡すより、
国民が自由に使えるお金がある方が、
余程、上手く社会が動くと思っています。

ただ、正直に真面目に生きてきても、
突然の不幸に見舞われることがあり、
その時に支えるのが社会保障。

今のままで肥大化した行政では、
お金が幾らあっても足りなくなる。
だから
仕組みを変えようというのが、この時代の政治だと
選挙に出て、政治家になっています。


請願の一事一句にオレは違うといちゃもんをつけるより、
主題は、
「消費税の増税に反対する」姿勢を見せることですから。

私の動きに

ご丁寧に

クレームをつけてくださった人がいるようですが、

単純で限りなく低い税制という最終目的の為に
一歩一歩進んでいく事が私の役割だと思っていますので、
これからも
子どもにツケをまわしません。

下に請願を書き写しました。
修飾語を見つけて、
読み取られた本筋と
比較してみてください。

私はクレームの部分は
「修飾語」だと受け取っています。





消費税の増税に反対する請願

[請願趣旨]
 財務省と内閣府は5月30日、政府の「社会保障改革に関する集中検討会議」に消費税について「段階的に税率を引き上げていく必要」があるとする調査報告書を提出しました。
 今、東日本大震災の支援と復興に全力をあげることが政治の最大の課題です。しかし、消費税の増税は東日本大震災の被災者にさらに苦しみを与え、復旧・復興に水をさすことになります。また、震災の影響から、今後全国的に経済が低迷する危惧が生まれています。そのときに消費税の増税が強行されれば、日本経済は致命的打撃をうけ、国民の暮らしと営業は未曾有の危機に陥ります。大震災を克服し、日本経済を回復軌道にのせるためにも、今、消費税の増税はすべきではありません。
 消費税は、これまで、「社会保障のため」として、導入され、増税されてきましたが、医療や年金、介護などの社会保障制度は厳しくなる一方でした。
 消費税は、所得の低い人ほど負担が重い、逆進性の強い税金です。したがって、消費税の増税は「貧困と格差」をさらに広げ、景気悪化に拍車をかけることになります。
 社会保障の財源を確保し国の財政を再建するには、まず、下げ過ぎた法人税や所得税の最高税率を元に戻すなど税金の集め方を改め、同時に歳出のムダを削ることです。
 国民のくらしと家計は、今でも収入が減り続ける一方、医療・年金・介護などの負担は増え、耐え難い状況になっています。こうした中での消費税増税は、国民にさらなる激痛を与えることになります。私たちは、震災復興と景気回復を軌道にのせ、国民のくらし・家計を守る立場から、消費税の増税はやめることを求めます。
 以上の点から、下記の内容について請願致します。
[請願内容]
上記請願趣旨の内容を意見書として採択し、政府に送付していただくこと。






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1 コメント

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ツイッターより転載 (Unknown)
2011-06-27 09:20:47
笹本さん、まずはじめに、私はあなたと同じJTRの考えに賛同し署名している。「私達の自由を奪う政府の力は最小限のものとするべきである。故に税は簡単で判りやすく安くなければならない。」
すなわち、税金を下げること、シンプルにすることは手段であって、目的は小さな政府を目指すところにある。そこはあなたでも理解できるだろう。
では、なぜ今回の請願に賛同しなかったか。おそらくそのクレームを入れた人も同じ考えだと推測してるが、あなたが修飾語と簡単に片付けてしまった文言に大きな問題があると思っている。「下げ過ぎた法人税や所得税の最高税率を元に戻すなど集め方を改め」
消費税は逆進性が大きいところに問題があるが、法人税や所得税と比較してシンプルな税制だ。そして直接税は租税特別措置や複雑な控除制度があり、それは政府の裁量の部分が大きい。
かつて55年体制の元、なぜ自民党が権力を持ちえたかという理由のひとつに税制をコントロールしていたことになる。自民党の中でかつて山中貞則氏が強大な力をもったのはインナーの中で主導権を握っていたからだ。税制は国家なり。
繰り返しになるが、最終目的は官の裁量部分を排して、民主導にすることが私の信念であり目的であって、税金を下げること、シンプルにすることは手段でしか過ぎない。
すなわち、国家の裁量が少ない消費税を上げないために、国家の裁量の余地が大きい、法人税や所得税をあげるべきだとする考え方は、私には受け入れられないし、署名をしないことになんら矛盾は感じていない。
逆にあなたが署名したことに私は驚いている。JTRの考え方、小さな政府という考え方を理解していない無知なのか、あるいは請願に議員として署名する、ということの重みを理解していないのいずれかだからだ。 
もし、重みを理解していないのであれば、放射能の請願に署名した会派が継続を主張したことをあなたは批判する資格はないし、単純に無知で理解していないのであれば、あなたよりは少なくとも理解している私に対してどうこう言う資格もない。大きなお世話だ。
今回の放射能の請願でもそうだ。少なくとも自民党の前田議員や古川議員は議会のあり方に対する考え方は私とは間逆だが、請願の重みは理解してその2つの相反する状況の中で、苦しんで政治家として継続を決断したし、私もその政治家としての意志には共感している。
翻って、あなたはどうなのだ。ボールペンを折りそうになろうが、動議ペーパーを丸めようが、そのことはあなたの自己満足で、区民の知ったことではない。
今回、私の貴重な時間を割いてここまでレベルの低い話を貴方にしてあげたのは、あなたの本当にくだらない言いがかりを真に受けて訊ねてきた人もいたからだ。感謝してほしい。
本来であれば、こういったことはクローズドなところで行うべきだと思っているが、あなたは全て何事もオープンにするのが正しいことだと信じているから、あなたの信念に敬意を払ってツイッターというオープンな場所で話をした。
反論するならいくらでもどうぞ。ただ、相手を言葉で切りつける以上、自分も言葉を持って切り返される覚悟をしてもらいたい。以上。

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