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星座紹介「くじら座」

2016-09-14 10:52:52 | 星座紹介

皆さんこんにちは!

前回のさんかく座でトレミー48星座のうち21ある「北天星座」は全て紹介し終えました。

これと黄道12星座を合わせると、33の星座を紹介したことになります。

今回からは残りの15の星座である「南天星座」を紹介していきます。

今日はその第一号「くじら座」!どうぞご覧ください!

 

くじら座の中で最も有名な恒星は、ο星の「Mila(ミラ)」

歴史上最初に発見された脈動変光星で、明るさが2等から10等まで変わります。

名前はラテン語で「不思議な」という意味で、1662年に書かれたポーランドの天文学者

「ヨハネス・ヘヴェリウス」の著書「不思議な星の小史」の表紙か名づけられたそうです。

 

また、β星「Deneb Kaitos(デネブ・カイトス)」はミラを除くと唯一の2等星で、

こちらも変光星ではあるものの、眼視観測ではほとんど変化は見られません。

アラビア語で「海の怪物の南側の尻尾」を意味する

ألضنب ألقيتوس ألجنوب - Al Dhanab al Ḳaiṭos al Janūbīyy 

が由来となっています。

 

そんなくじら座のモデルは、ギリシャ神話で王女アンドロメダーを食べようとした

巨大なクジラの怪物「ケートス」

見た目は犬のような頭にクジラのように膨れ上がった胴体、下半身は魚だと言われています。

アンドロメダーの母であるカッシオペイアの自惚れがポセイドンの怒りにふれ、命によって

現れた怪物で、生贄となったアンドロメダーを食べようとした時、メドゥーサ退治の帰りだった勇者ペルセウスによって阻まれ、

彼の持っていたメドゥーサの首の力によって石に変えられ、退治されました。

 

なんともついでに倒された感が否めない話ではありますが、もしペルセウスがメドゥーサの首を持っていなかったら

どうなっていたんでしょうか。

というか、事の発端であるカッシオペイアの自惚れが無ければ、アンドロメダーはもちろん

このケートスも退治されること無かったんじゃ・・・?

そう考えるとケートスもとんだとばっちりでしたね。

 

 

以上でくじら座の紹介は終わり!明日は「オリオン座」!ではでは!

 


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