仕事が休みの主人に用事を頼んで出かける。
弟が土・日帰宅するのに伴って、仕事の道具を取りに行く。
今後ドウナルカ解らない事だし～誰も居ない所に入るのも嫌だし
１０時ごろ病院の前で、拾って
家路に急ぐ。着くなり、ヤレヤレとくつろぐ
早速、片付けに取り掛かり昼前に終わって車に積み込む。
「腹は空かんの？」
「食べたい物が無いゎ」と言うけれど、２人で買い物へ
魚コーナーで美味そうな生ダコのサシミ＋ブリ＋万作と決めて・・・
「あんた、酒を買ってあげるから」
何処にも行きたくない、家が落ち着くと言いながら焼酎のお湯割り。
食べながら、飲みながら～色んな昔話・・・お互いの知らない事があるもんだ。
なつかしい話や考えるような現実的なこと。
その中で、嫁が「今後どんな事になっても、ユックリ２人でやっていこうや」と
言ってくれた事が嬉しかった
と涙で声にならない。私も「もうこの人と仏壇はお返しします」と言われたら引き取る覚悟だった。
でも、義妹は気丈にも踏ん張っている。
私の出来ることは何か？といつも考えている、と弟に言った。
一人じゃないのだから、自分に嫌気を差さずに出来る事をしようねと。
人は其々「ぶに」があると思う。
余り、苦労をして無い者にとっては「晴天の霹靂」パニック状態。
もうこれ以上の悪夢は無い。
でも、先生も言われるように「運がいい」。
失明した訳でなく、言語の障害が出た訳でもない。
ラッキーな人生なんだ、と言えなくも無い。
今より良くは為らないとしても、見捨てられた訳ではない。
出来る事はするから、余り妻に負担をかけないようにと言って聞かせる。
子供のように素直な処だけが取り得の弟だから・・・
月曜日に肺の方の担当医からドンナ話が出るか？心配なのは分かる
「為るようにしか成らない、人として出来ることをしようや」って。
義妹が「生きていてくれたらそれだけでいい」と言ってくれている。
ありがたいじゃあないの！その気持ちに報いなければ、ね？
一泣きした後は、スッキリ「サシミが美味い」と言いながら食べてくれた。
病院では滅多に出ないからねぇ
何だかホッとして、帰って来た。
下の公園側から見た、住めば都の我が家です。
