サファイア

日記です。

弟、術後2日目

2007-01-05 21:57:33 | 思ったこと

バイクで行こうと厚着をして走り出すとパラッと
仕方が無いので電車で行く。
まず、市役所で府中町営の住宅の空き状況を聞きたいと言うと~?
町営と市営は違うので管轄外です、って。
「じゃあ、それは何処にあるの?」
「わかりません」って!、府中町は市では無いから分からないと言う。
「では、府中町から市に変わるのは如何するの?」
「市内に職場が有る人は良いみたいですが、府中町でダメの場合もあります」
「え?、市で良くって町でダメな事があってはいけんじゃろう!?」
何だか、分からないままに資料は貰って帰る。
義妹に見せて、今のアパートから早く引越しをした方が良いと言った。
もう弟は働けない、一人での収入では苦しい。
「よく考えてみます」と言うのでマジで置いて帰った。
そんな事を話していると目を覚ました。
よく見ると、後頭部を剃られて~頭上部は毛が残ってて笑えるよぅ
「私は誰でしょう?」と言ったら、「****さん」って。
うつ伏せで寝たまま答える。
「分からんようには、なっていないじゃね」と言うと~
「記憶は良いようですよ」と義妹。
「運よく?、右視力はダメでしたがマヒや言語の神経は異常なしでした」と医者。
2週間もすれば大丈夫です、と。
でも、肺の方がそんなに待っていられないので治療開始はまた相談です。
悪性のリンパ腫という事を、本人に言わないと治療が進められない。
酷なようでも、コレが最近の医療方法。
もし、高額の抗がん剤を使っても変わらなければムリをしないでいいよ。
恨んだりしないし~本人も苦しいだけの治療は望まないだろうから、と言った。
弟は、ウトウトと夢と現実の狭間
色々と話はあるもので、コーヒーでも飲む?と喫茶へ。
私がしてやれるのはこれくらいの事だからねぇ。
妹に知らせたものか?と聞くので、弟の意見は聞いてくれと言っておいた。
何の助けにもならないのなら、気苦労が増えるだけ・・・
弟の看病だけでイッパイなのに~もしもの時には、何とでも言ってあげると。
姑の時を思い出し、気の毒になってくる。
何処にでも口だけうるさいのが居るもんよ、ねぇ?
後ろ頭が簡単に剥がれて、絆創膏で蓋されて痛くないんだって。
トイレにも歩いて行ったので、安心したわ~
こんな気分で電車に揺られて・・・きっと忘れられないだろうなァ~
コメント (6)
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