9月の第1週から、教育実習生(養護教諭)が実習に来ています。
あっという間に予定していた3週間が過ぎ、今週で期間が終わります。
生徒たちとよく交わり、充実した時間を過ごせていたようです。
本校での実習の最後の仕上げに、朝の会の時間を利用して、「睡眠の大切さ」について指導して下さいました。
3年生での授業の様子を紹介します。
今は定期テストに向けて勉強中、また、受験勉強もこれから本格化する3年生にとって、睡眠をどう取り、時間をどう有効に使うかはとても大切なことです。
まず、自分の一日の時間の過ごし方を振り返りました。
円グラフを区切って、書き込みながら、自分の時間の使い方を振り返ります。
以前、全校生にアンケートした結果を見ても、学年が増えるほど、就寝時間が遅くなっている→睡眠時間が少ない事が分かります。
実態が分かったところで、今度は自分の睡眠について分析してみます。
アンケートに記入しながら、合計点を集計してみます。
合計点を確認しながら、①今の状態でOK ②睡眠障害があるかも… ③病院で診てもらった方がいいかも… と、個に応じたアドバイス。
睡眠の効果について、詳しく教えて下さいました。
睡眠時間が6時間を下回ると、肥満(生活習慣病)になる可能性が3.3倍にもなる!という説明は、衝撃的。
一夜漬けなど、睡眠時間を極端に削ると、記憶の定着や集中力(学習効果)にもマイナスの影響 大。
いかに「適切な睡眠」が大切かがよく分かりました。
今日学んだことのまとめ。
たくさんの感想が集まりました。
実習生は、緊張の中、落ち着いていい授業だったと思います。
「お昼寝は、長い時間取り過ぎると、夜の睡眠が浅くなったり、短くなったりして良くない。長くても30分程度がいい」そうです。
今日、家に帰って「まず、寝る」という人。参考に。