さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

冬の釧路へ・・・(尺別~音別間)

2010-01-23 20:16:20 | 鉄道写真 北海道
さて、冬の北海道は日が暮れるのが早くて、先ほどの写真も15時台なんです。

で、もう夕暮れに近くなってきて露出的に厳しくはなってくるんですが、同時にこれだけのピーカンだと、ドラマチックな写真が撮れるチャンスも大な訳です。

もう一つのお立ち台、尺別~音別間です。

ここも何カ所かポイントがあるんですが、いずれも丘に登らなきゃいけなくて。(^^;

今回は雪が例年より深いこともあって、登りやすい方へ。
とりあえず機材を置いてロケハン。
最初は簡単なところにしておこうかなと思ったんですが、いざ、機材を背負って行く段になって、高台まで登ってきた方の「尺別側も音別側も見えてすっごいきれい!」の一言でより苦難の道を選びました。(苦笑)
だって、せっかく来ちゃったしねぇ、良い風景なら見たいじゃないですか。

例によって足を取られつつもやっとの事で頂上に。
振り返ったら言葉を失いました。
その理由は下の写真で。


なんて広大な風景!
海、大地の広さに加えて、こんなにくっきりした夕焼け、本州じゃ滅多にお目にかかれませんよ!
最高気温すら氷点下ですから、空気中に不純物が無い状態なのでしょう。
風も吹いてて手がもう痛いくらい。
でも登ってきて良かった!(T∀T)


さっきは2両でしたが今度は1両。
より列車の小ささというか、ここでは列車は「人」、あるいは「私たちの生活、営み」を表しているようでした。

さて、もう日没を過ぎてしまってどんどん暗くなってきました。
もうすぐスーパーおおぞらがやってくるのですが、普通なら露出が足りないので、シャッター速度が足りません。
しかし、私のα900は光量がちょっとでも減るとISO400ですら派手にノイズが出るので、高感度は使いたくないのです。ホント役立たず!
列車を止めて写したいけど、このきれいな夕焼けをノイズだらけにしたくない!
どっちにしようか悩んでるうちに列車が来てしまった・・・。


ご覧の通り、夕焼けを優先しました。
ISO200です。1/10秒です。なので列車はぶれてます。
まぁ、列車の形はわかりますけどね・・・。
一緒に撮ってた方は流し撮りするために先に降りていったんですが、私はどうしてもこの風景と特急が撮りたかったのです。

結果、私にはいささか不満が残るものとなりましたが、夕焼けを優先したことはあながち間違いではなかったのかな、とプリントしてみて思いました。
ニコンD3sなら列車も風景も撮れていたでしょう。
どうにかしてよソニー!!!(`ε´)

で、その後なんとか降りまして、1日目の撮影は終了。
ま、他のところでバルブ撮影しようか試みたんですが、結局ボツ。
回転寿司でお腹いっぱいになって(あ、釧路ですから、回転寿司だって美味しかったですよ)ホテルの大浴場で暖まって、寝ちゃいました。
初日からハードだったなぁ・・・。
でもこれがまだ始まりに過ぎなかったんですなぁ、これが。

                                 つづく

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