さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

押角の俯瞰(新緑)

2009-05-22 03:21:37 | 鉄道写真 東北
さて、いよいよ今回の本命、「押角の俯瞰」に向かいます。

岩泉線と言えばここ!といわれるほどの有名ポイント。

岩手刈屋駅を後にして、一路向かったのですが、まぁなんと細い道だこと。
国道って言うから片側1車線あるだろうと思ったら普通の山道でした。
3ナンバーではすれ違うのも大変そう。今回は軽だから良かったけど、5ナンバーが限界なのでは・・・。

そんな中やっとたどり着きました。
いやー絶景かな絶景かな!

ただ、あまり時間がないということで早速セッティング開始。
とりあえずデジはセット完了。せっかくだからフィルムでも撮ろうと雲台をセットしようとしたら・・・

「!!!ねじ穴が違う!!!!!」

なんと以前三脚に太ねじで取り付けていたので、細ねじ用のアダプタをはずしたままだった・・・。
これじゃ固定できない・・・。orz

なんという大失態!こんな好条件滅多にないのに・・・。

で、気付けばもう列車が来てたし!!!

慌ててデジの方で撮るもタイミングを外してしまって。


で、一番ましなのがこれ。
最初に構えたときにすでに「どこが駅だ?」と探してしまいました。
200mmでこれくらいなんです。
さぁ皆さん、「列車を探せ!!!」(苦笑)


皆さん、わかりましたか?
これが列車部分をトリミングしたもの。
流石フルサイズで2460万画素もあるとこれくらい切ってもそこそこ見れるんですねぇ。
で、列車に木が被ってます。orz

しかしながら、列車が停止した位置はもっと木が被ってしまってて。
駅に入る直前を狙わないと行けません。
肉眼では無理です。望遠レンズを使ってファインダーの中で、ヘッドライトの光を頼りに撮らなくてはいけません。

予想以上だったのが新緑とキハ110の緑の車体がほとんど迷彩色でわからないこと!

以前の国鉄型であるキハ52などは白に赤のラインだったので、新緑、紅葉どちらにも埋没しない色だったんですが、この感覚でいたのが落とし穴。

うーん・・・複雑・・・せっかくきれいな新緑なのに・・・。

色塗り替えてくれないかなぁ・・・。


さて列車はすぐに発車してしまい、ヘッドライトを追うもやはり木が被ってしまう。
で、もう一つのシャッターチャンスが手前の鉄橋なんですが、三脚を調整してると間に合わないとふんでとっさに手持ちにして撮影。


でも間に合わず・・・。
微妙・・・。
手前の木が伸びてきてるので、ちょっとうるさい感じですね。
列車は抜けますが、2人くらいしか無理でしょうか。


あ~あ!一番メインがこれではなぁ・・・。(T□T)

構図とか考える暇もなかったもんなぁ・・・。

やっぱり女子高生にかまけてはいけないということなんでしょうか。

岩手刈屋を切り上げないと無理ですね。


そしてやっかいごとがもう一つ。
ふと足元を見るとなんと!小さな毛虫が!!!
そう、なんと去年に続いて盛岡、宮古などではマイマイガというドクガ科の幼虫が大発生しているのでした。
こいつは毛糸のような小さな毛虫なんですが、風に乗って飛んでいき、服や肌に着いてしまうという厄介者。
毛に毒はないみたいなんですが、やっぱりさわると毛が刺さるので、かぶれたりすることもあります。
で、気付けばくっついてるので、ティッシュとかでつまんで駆除しないと行けなくて。

今回の撮影でずっとこいつと戦ってました。

でもうじうじしてても仕方ない(なにせ列車は1日3本、しかも撮れるのは朝のみ)ので次のポイントへ移動しました。

                           つづく

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