さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

初夏の津軽鉄道へ(その1)

2011-05-26 17:57:17 | 鉄道写真 東北
続き。


さて、五所川原駅に着きました。

今回津軽鉄道を選んだ理由。

それは


国内で唯一、現役の腕木式信号機があるからです。

実は課題の写真、お仲間同士で、ネタがかぶり始めていたという事情があって、被写体としてインパクトのあるものはないか・・・と思いついたのがこれだったわけです。


で、もう日が傾いていたので、早速撮影開始です。

課題は「車輌メインでないもの」から「車輌のない鉄道写真」へ条件が厳しくなっていたので、今回もスナップ中心です。あしからず。



津軽五所川原駅。

JRの横にちょこんとある駅舎です。

ひとまず列車が来るまで時間があったので、腕木式信号機の所へ行ってみました。





おぉーあったあった。
空も青空、向こうには岩木山も見えました。

時刻表を見るともうすぐ列車が来る・・・。

「カタン」

いいですねぇ。素朴な動きがなんとも癒される。(^0^)
信号が変わって振り向くと列車が来ました。


何とも長閑な空気が良いです。
といってもそれなりの街の規模だし大きな駅の近くなんですけどね。
それだけオイラがすさんでたということか・・・。



他にも被写体を探します。
これは踏切のすぐ側にあったポイントの信号機?です。
つぶらな瞳に映り込む夕日を・・・って感じで撮ったのだけど、もっと寄らなきゃだめだったか・・・。
あまり寄りすぎてもなんだか分からなくなっちゃうけど・・・。


引いて1枚。


さて駅に戻って切符を買います。
どこまで行こうか迷いましたが、とりあえずもう一つの腕木式信号機がある金木までにしました。
で、どうせ戻ってくるんだから、と往復券を買ったら・・・



!!!
なんと硬券の往復切符!!!!!

初めて見た!

なんて素晴らしい所なんだ!
失われた風景がこれでもかってくらい残ってる!!!(T∀T)



さぁ、ここから出発です。
向こうに見えてるのはJRのホーム。跨線橋は共通なんです。
運賃表示も漢字です。


ちょうど学生さん達も下校時間。
で、ちょっと1枚。


跨線橋を上り始めてふと目がとまって1枚。
長く伸びた影にひかれて。



列車は津軽五所川原駅を出発し、夕暮れ時の平野を走ります。
北国にも田植えの季節がやってきました。


                                つづく

最新の画像もっと見る

コメントを投稿