さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

初夏の津軽鉄道へ(その4)

2011-05-29 17:43:37 | 鉄道写真 東北
つづき。


さて絶望の一夜を過ごして、翌朝、再び金木駅へ。

まぁ、ぶっちゃけ良いところがあればどの駅でも降りる覚悟だったので、なにか1日乗り放題の切符みたいなのが欲しい・・・。


で、窓口に聞いてみると

「「コロプラ」の切符ならありますが。」

と。

いわゆるケータイの「位置ゲー」である「コロニーな生活プラス」っていうゲームとコラボした切符です。
6月くらいまでの限定だそうで。
震災からまだ時間が経ってないので、どこも観光客が減って大変なときにローカル線に乗って支援しましょうってことなのでしょう。

私にとっては1日乗り放題ならば何でも良いので(笑)即購入。



すげぇ・・・

1日券まで硬券だ!!!!!(T∀T)ノシ


おまけに使用済み硬券を使ったしおり、コロプラでの限定アイテムゲット用のカード、ステッカーなどなどおまけがいっぱい!

惜しむらくは期間限定ということ。
しかしながら割引切符なので、厳しい経営のローカル線では売れすぎると赤字になる両刃の剣でもあるのでしょう。

地方の私鉄ローカル線で1日券が無いところはきっと「正規運賃でやっと存続している」と言うことなのかもしれませんね。


とりあえずは金木駅で下車。


昨日と同じくホームで1枚。


そして昨日は「微妙・・・」と思った細い道に入っていくと、川沿いに出ました。

「よし!ビンゴ!!!」

そのまま砂利道を進んで昨日よりちゃんと信号が見える位置に着きました。

今日も雲一つ無い青空。
無い頭を振り絞って撮影開始です。

色々撮りましたがここではマシな物を少々。


もこもこの雲があれば空に表情が出て良かったのでしょうけど、この日は無理でした。


程なくして信号が作動したので、待っているとなんと3両編成で来ました。
通学輸送が終わったからでしょうか。
多分五所川原駅で1両か2両ずつに切り離されるんでしょう。

腕木式信号機が現役であるという写真ですね。


さて今度は反対側に回ってみました。


さっきよりも望遠で思い切り寄って「信号部分と青空のみ」まで削ってみました。
「写真は引き算」と言われるので無理矢理にでもやってみました。
すっきり味ですが、やっぱりぽっかりと雲があったほうが表情が増しますね・・・。


午前中が順光ぎみ(特に朝)ですが、この頃はもう昼目立ったので、トップライトに。

で、この列車、橋を渡る直前までヘッドライトが点いていたのに


渡る最中に消しやがった!!!


なんだよぉ・・・逆光気味の列車にせっかくアクセントになったのに・・・。(T□T)

これはいじめだ。ぶーぶー。

まぁ、金木駅で列車が行き違うので、対向列車がまぶしくないように停まってる間消したりすることもある(経費節減もあるのかな)ということなんですがね。

でも岩木山がちゃんと見えてるので、良しとします。
稲穂の時にまた来ればいい絵になりそうです。


だいたい絵の種類的に思いつくものがなくなったので、金木駅に戻りました。


                       つづく

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