先日の土曜日、中散田の夏祭りの初日は散ドラの暑気払いを行いました。以前は、夏祭りの会場で子どもたちを見守るとの名目で飲んで、祭が終わると場所を移して飲んでということを土日連日で繰り返していましたが、今では、中散田公園の宴会は禁止され、また、良識的な人が増えたので、土日連日ではなく、土曜日だけとなりました。
それでも、母の皆さんは、どうせ親父たちが飲んだくれているのだろうと思っていると思います。確かに飲んだくれてはいるのですが、話している内容は、散ドラのことばかりです。
もちろん、勝った負けたも大事なのですが、散ドラの場合、そんな目先のこと(?)だけ話し合ったりはしません(負けたり負けたりばかりだからではありません)。
大事なのは、やはり子どもたちがいかに野球を好きになるか、ということですね。結局、いつも結論はここに行き着くように思います(決して酔っ払いが同じことを繰り返すということではありません)。野球に限らず、本当に好きなことは、周りがうるさく言わなくても、勝手に伸びていくのは、誰しも経験していることですよね。
それは、今も昔も同じですが、チームづくりとして難しいのは、各チームとも人数が少なくなっていることです。企業なども同じ状況ですが、人が多い時は、やる気のある人、ない人が、それなりにいても、全体の人数が多かったので何とかなっていたものが、現在のように人口が減ってくると、数少ない人の中で、やる気のある人の割合を以前より上げていかなければならないのは自明のことです。同じことが学童野球でも起きているということです。
やる気スイッチが付いていればいいのですが、全員のスイッチを入れるのは、実際はなかなか難しいですね。野球の技術を教える以前に、心理学とか、もっと別な知識・スキルが必要になりますね。