今日も当然のことながら出勤途上で、なでしこジャパンの決勝戦は見ることができませんでしたが、その方が良かったかもしれませんね。
力の差は圧倒的と分かっていたものの、2対5の敗戦、しかも開始早々16分で4失点という敗戦をどのように受け止めればいいのでしょうね。
前向きに捉えれば、これまで1失点の米国から2点もとったと言えるかもしれませんが、今大会最多で過去2大会での失点を大きく上回る5失点を喫したとも言えます。
諦めることなく最後まで戦った姿勢は観るものの胸を打ったと記事にありましたが、本当はこれほどの大差を付けられることなく、逆に点を与えないか、最少失点差で終盤まで持っていくのが、なでしこジャパンの勝利の最低条件だったのではないでしょうか。
それを上回る米国の力だったのだとしたら、その力の差に愕然とせざるを得ませんし、なでしこジャパンにどこかに油断や不足があってこの大差がついたのだとしたら、それはそれで愕然とせざるを得ません。
マスコミの論調では、なでしこジャパンの健闘を称えるものが多いですが、チームとしては、敗因をしっかり分析して、これからのチームづくりに活かしてほしいですね。でないと、この差はちょっとやそっとじゃ埋まらないと思いますし、来年の五輪には到底間に合わないでしょう。