家に帰ると、母校の同窓会誌が届いていました。毎度のように、年輩のOBのエッセイや学校行事の報告なんだろうと思いながら、封を開けると、表紙にはスタンドで声をはりあげる野球部員の姿と、「応援、団結…仲間に支えられて関東4強進出」との文字があります。
何だ、何だと思って、中を見てみると、何と秋の関東大会でベスト4に進出して、1981年(昭和56年)以来のセンバツ大会出場を期待との内容でした。高校野球予選などチェックしていなかったものですから、思わず目が点です!
私は、前回センバツに出場した直後の昭和56年春に入学し、野球部に入りました。別に甲子園出場チームで野球をやるつもりではなく、あの頃の野球少年は、中学だろうと、高校だろうと、野球をやるものだっただけです
。
しかし、現実は厳しく、フロック気味だったとはいえ、甲子園に出場した先輩たちはそれなりに身体能力に優れており、一方私はというと、体重50kgそこそこで中学時代もパワー不足だったのが、硬式になると一層それが明らかになり、いろいろ悩んだ挙句、遂に夏休みに入る時に退部することを決意しました。親にも事後報告でしたが、自分のことは自分で決めろという主義だったので、何も言われませんでした。初めて感じる挫折だったかもしれません。
ですから、運動音痴だった娘が高校で運動部を3年生までやり通したことについては、素直に賞賛です(全国大会に出ているわけではないとしても
)。
閑話休題。で、母校のセンバツ出場の行方ですが、21世紀枠の9校の候補に選出されたという報道がまさに今日あったようです。21世紀枠での出場は3校だそうで、ここから漏れたらどうなのかと思いますが、基本的に関東枠は4なので、21世紀枠でなくても出場濃厚なのではないかと思います。
野球部の後輩というと気がひけますが、高校の後輩であることは間違いありません
。何とか二度目の甲子園出場を期待です!がんばれ!

