散ドラ諸君が駅伝大会に向けて行う試走に、私自身が初めて挑戦したのは、倅が5年生の時の平成19年の12月でした。一学年下には、駅伝大会学年別で三本の指に入るコウスケもいました。この時は、途中まで倅とコウスケについていったものの、折り返し地点のあたりだったか、途中で完全にガス欠になって失速しました。タイムは7分46秒でした。
翌年の平成20年は、9月に禁煙し(というか、ひょんなことから運よく禁煙できてしまい)、12月7日の試走では、7分31秒でしたが、12月10日から6年生の倅にハッパをかけるためジョギングを始め、12月20日の試走では6分31秒と何と1分もタイムを縮めました。個人的には、非常に嬉しかったですが、何と倅にあっさり勝ってしまったのには、がっかりでした…。それと、当時5年生のコウスケには15秒ほど届きませんでした。
そして、その翌年の平成21年の試走では、1回目の試走で皆タイムが出ていなかったので、コウスケに勝つつもりでというか、皆を引っ張るつもりで走りました。ずっと、コウスケと併走し、最後のコーナーで突き放され、追いかける力は残っていませんでした。その時のタイムは、6分02秒でした。コウスケも5分54秒と初めて5分台に突入しました。
去年平成22年は、6年生もおらず、自分自身との戦い(?)でした。前年、5分台にわずか3秒届かず、自分自身の目標を5分59秒に掲げ、最初から全力で飛ばしました。ゴールした後は、思わずえづいてしまいそうになるほど、死ぬ気で走りました。結果、5分47秒と5分台に突入しました。そして、部員たちも結構自己ベストを更新し、結果的にラビット役も果たせたようです。
そして、今日です。今年はイマイチ調子があがらず、今日は死ぬ気で走る気力はありませんでした。なので、ラビットというより、散ドラ1のランナーであるカズキと競って、途中で離されたらそれでいいやくらいのつもりでスタートしました。ですから去年よりはやや抑え気味のスタートでした。にもかからわず、後ろに誰の気配も感じません。競らなければ、途中で力を抜くわけにいかなくなるじゃないかと、やや弱気になりながら、階段の坂道を上ります。そして、コケと枯れ葉の下り坂をブレーキをかけながら進み、折り返し地点の東屋付近を目指しますが、誰も追ってきません(心の中では早く追いついて、抜かしてもらって、楽になりたいと思っています)。やむなく(?)、トップを走り、広場に出て、最後のコーナーを目指します。最終コーナー前で時計を見ると、5分台後半と目論見通りのタイムで、最終的には6分03秒でゴールでした。ペースも一定していましたし、ラビットとしては、中々いいタイムでしたが、部員たちは6分30秒以降で、部員の調子がイマイチすぎました。
今年の部員たちの成績については、今後の奮起を期待したいですが、私自身はいつまでこの試走を続けるんでしょうか。今年はほどほどにしておこうと思っていたのですが、いざ走り出すと、やっぱり全力で走ってしまいます。昔からそうです。しかし、こっちは年々歳をとり、部員たちはいつも小学生です。コウスケや、カズキみたいな学年上位に入る部員がいると、小学生相手とはいえ、かなり厳しいです。
が、しかし、率先垂範をモットーとする以上、いつまで続くか分かりませんが、出来る限り一緒に走っていきたいと思います。もちろん、野球もです。
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