日本の文化と国際交流と・・・

日本の文化を守る仕事をしながら同時に外国の留学生さん達を沢山受け入れています。すばらしい日本の文化を伝えて行きたいです。

『桃』のギネス認定!?

2015-06-12 19:34:49 | 日記

一般的な桃の糖度は10~12度です。
ところが先日ギネス記録に認定された世界一甘い桃はなんと糖度22.2度でその甘さは際立っていました。




これを生産された農家は、岸和田市包近町の「マルヤファーム」さん。

この町は近畿有数の桃の産地。
現在約60戸の桃農家があります。
この地区では桃を完熟させてから出荷するため、通常より糖度が2度ほど高く“甘い桃の産地”として知られています。
マルヤファームの代表者・松本さんは、以前の会社を辞めて31歳で家業を継がれ約70アールで桃を栽培されて来られました。



微生物で土中を活性化し、更に有機肥料を独自に配合しました。
苦節10年!ようやく満足する甘さになり、「包近の桃」をPRしようとギネス記録を狙われました。



そしてついに今年の5月末、世界一甘い桃と認定を受けられました。
これまで、果物の糖度と言うカテゴリーは無かったのですが、松本さん達の働きかけで新設されました。
今回世界一と認定された桃は昨年の夏に審査された「まさひめ」と言う桃だそうです。

この22.2度とは、ぶどうの巨峰並の甘さです。
1個1,000円程度で、ネット予約で受付たら2週間で完売!
築地市場や海外からもオファーがあり、記録の更新だけでなく、海外販売にも意欲を示されています。

私も食べてみたいけど、帰るのかなぁ・・・



ちなみに桃はバラ科の落葉小高木で、中国原産。葉は被針形。4月頃淡紅または白色の5弁の花が咲きます。




古くから日本でも栽培され、邪気を払う力があるとされていました。
桃から産まれた桃太郎・・・いや、ギネス認定!



Congratulation!!!