比良探検隊閑話

琵琶湖をのぞむ比良山系の主峰 武奈ヶ岳を中心とした山行記録「比良探検隊」番外編。

蓼科で遊ぶ!part1 御泉水自然園、そして混浴。

2006-07-31 | 関東の山

2006年7月29日(土)、梅雨は明けていない。

早朝、さいたま市の自宅より蓼科へ向かう。
この旅行は、あらゆるメンバーの満足を最大限に満たすためのミーハー(今は死語か?)企画となった。

当初、せめて日本百名山の蓼科山へ登ろうという予定であったが、一部メンバーの反対で、北八ヶ岳ロープウェイを利用した「北横岳(2,480m)」ハイキングとなった。


29日(土)6時にさいたまを出発し、上信越高速道「佐久インター」を下り、ピラタス蓼科ロープウェイ山麓駅へ向かった。

だが、山頂は”霧”。まだ、梅雨が明けていない。今年は大雨が降り、岡谷では避難された方もおり、また、中央高速も通行止めとなったところがあったりで、この旅行も”無理かな”と思ったこともあったが、何とか行くことができた。

霧では折角の絶景も見ることができない。北横岳は明日に延期した。

そんなこともあり、まずは、山麓駅近くにある”世界最高地 1,750mの高原水族館”「蓼科アミューズメント水族館」を見学した。

もちろん、淡水魚の水族館であるが、「アロワナ」を初め、貴重な魚が多く、結構楽しめた。特に、"鯉"の餌やりはスリル満点だ。

(黄金色のアロアナ)



(餌に群がる鯉)


次に”御泉水自然園”に向かったが、あいにくの「雨」。

急所、近くの「長門牧場」でソフトクリームを食す。”うまい!”

こんなところで、雨にやられては行くところがない。

こんなときは”温泉”だ。
ということで、温泉街にある「小斉の湯」に向う。そこには複数の露天風呂がある。
女性専用と”混浴!”。それに男女別の内湯もあるがとりえず、”混浴”へ。
とはいっても、真昼間。客は少なく”貸切”同然。

のんきに風呂に浸かっていると、空が晴れてきた。こんなことはしていられない。とっとと着替えを済ませ、”御泉水自然園”へ。


この自然園は木道が整備され、散策には最適だ。標高1,830m。車で来れば何てことはない。
調子に乗って”蓼仙の滝”へ。

しかし、この滝、実は曲者だ。 というのも、680段の階段を下らなければ見ることができない。最近、すっかり山歩きにご無沙汰の”メタボリックシンドローム”予備軍の私は2/3を過ぎたころには、すでに膝は”ガクガク”。
下りるのも辛いが登るのも辛い。


やっとのことで、”蓼仙の滝”に到着。


これから登り返すのも”うんだり”だが、いたし方ない。
やっとのことで駐車場に戻り、今夜の宿、”ペンション ふくろうの宿”へ。

このペンション、Webで見つけたのだが食事もうまく、夜にはオーナーが与えるパンを目当てに”きつね”が訪れる。ほぼ毎日くるらしい。私も見たが、確実に”餌付け”されている。子ぎつねの分も口にロールパンを頬張って、闇に消えていった。珍しいものを見させていただいた。

そんなこんなで蓼科の一日目は終わった。 二日目は”北横岳ハイキング”だ。


見沼くらしっく館主催 「お米物語 2006」【田の草取り】編

2006-07-15 | お米物語
30度を上回る暑い日が続く。
今日は久しぶりの「お米物語」(田の草取り編)だ。(前回は(田植え編))
内容からして、参加者も少ない。だが、昨年と違って、最後に昔使用していた「水車」(みずぐるま)の使い方と体験ができるそうだ。
この暑い中、朝から準備していたようで、ご苦労様です。

さて、いつも通り、「見沼くらしっく館」に10時に集合。
あまりの暑さに、あたまに手ぬぐいを巻く。

田んぼに移動し、講師の河田捷一さんから、田んぼの雑草についてお話をうかがった。

イネがよく育つには養分・日光・水が大切。雑草が生えるとイネに養分がいかなかったり、日光の当たり方が悪くなる。

最近は”薬”によって、雑草もだいぶ減ったらしいが、ここでは”薬”は使っていないらしい。だから、雑草天国だ。

代表的は雑草は、ヒルムシロ、コナギ、ウキクサ、イヌビエ、ミゾソバ、セリなど。

早速、雑草取り開始。
田んぼには、カエルやトンボなどがたくさんいて、子供らはそちらの方に興味があるようだ。


イネとイネの間に足を置き、雑草のみ根元から引き抜いて、クルクルと巻いて、また、田んぼに埋め込み、足で踏みつけ土の奥に押し込める。すると、雑草の吸収した養分が、田んぼに戻る。なるほど!

あぜの近くはよかったが、だんだん、田んぼの中央に行くと雑草パラダイス。下を向いて作業していると、汗だくになってきた。今年は特に”コナギ”が多い。



(雑草パラダイス)

あぜを挟んで、2チームにわかれ、端から作業を進めていく。この暑さの中、子供らは、泥だらけ。私は長靴をはいたが、子供は裸足。大人も裸足の人が多い。
1時間もやっていると、子供らはカエル取りに夢中。大人たちもこの暑さの中、疲労がたまってきた。

ちょうどその時、指導者の方から、”そろそろあがりましょう”の一言。持ってきた水筒でのどをうるおす。

どれだけ、取れたか知らならいが、少しは役にたったのか?



水車(みずぐるま)は近くに設置してあった。

低いところにある水をそれより高いところへ汲み上げるときに使用していたらしい。

左側に水が吹き上がっているのが見えるだろうか。
ダイエットに最適だ。やせるぜ!


(体験する子供。オヤジには難しいかも・・・)

今日もおもしろい体験をさせてもらった。
この企画は毎年やっているが、そのたび、趣向を凝らしており、楽しませてくれる。
今日もお世話様でした。