比良探検隊閑話

琵琶湖をのぞむ比良山系の主峰 武奈ヶ岳を中心とした山行記録「比良探検隊」番外編。

何故、単独行か?

2006-02-20 | よもやま話
私の山行は何故、独りか?

その理由は簡単です。一緒に行く人がいないから。

そもそも、山登りのきっかけは、チャリで独り、ぶらぶらしていたことで、
だんだん遠くに行くようになり、自宅のある大阪・池田から六甲まで遠征する
ようになり、チャリから山歩きへ変わり、六甲から、比良・伊吹と山行範囲が
拡がっていったわけです。


でも、よくよく考えると、他に行く人がいないというより、自分の思う通りに、
自分のペースで行動したいということが真の理由ではないかと思います。


・・・

独りが多いと、偶然の出会いはとてもうれしいものです。それは一度の出会いで
あっても、ずっと何年も心に残るものです。


独りでいると、たまに「写真を撮ってもらえませんか?」と声をかけられます。
もちろん、喜んで撮ってあげます。

グループで集合写真を撮ろうとしているときには「撮りましょうか?」と声を
かけることもあります。

私の好きな山は比良山(山系)です。特に「武奈ヶ岳」がお気に入りです。
そんな大好きな「武奈ヶ岳」で、私と同じ、単独行の若くて「美しい」女性が
いたら、とても気になります。


そんな女性が、独り、自分の姿を記録するため写真を撮ろうとしていたら、
「撮りましょうか?」と声をかけずにいられません。


そのときの「撮りましょうか?」は「何故、独りなのですか?」「そんなに
山が好きですか?」「山の何が・どこが好きですか?」・・・

「その答えを撮らせてくれませんか?」という意味で言っています。

シャッターを押すことで、その答えがわかるかもしれないという思いが、私に
「撮りましょうか?」と言わせているのです。


そして、その答えは、レンズの先にある姿、それはまさに自分の姿でもある
わけですが、そこにあるのは「自分の思う通りに、自分のペースで」ではなく、
“人恋しい”が故に独り歩く自分が見えてきます。

山行そのものの充実感はもちろん、あります。が、しかし、それだけではない。

そうでなければ、山で親切にされたことをずっと、長い間想っていられないはず。


独りであるが故に山での人との交わりは、より大きく心に沁み込みます。

独りがいやだから、独りになりたくないから、誰かと出会うために、独りで
山に行くのかもしれません。


六甲全山縦走・・・実は半縦走×2 名ガイド現る

2006-02-01 | 六甲/有馬
比良探検隊」の本体のネタもそろそろ、尽きようとしています。
次に掲載予定の「初めての比良山行」の記録が最後になるかもしれません。

今日は、六甲全山を2日かけて縦走したときの記録をアップしました。
前半の部後半の部


こうして思うと、関西は山が近くにあり、いいな~とつくづく思います。
関東平野の、ド真ん中。遠くに北関東の山々や富士山は見えますが、お手軽には行けません。
ぶらっと、行ける低山が近くにあるのは財産だと、最近よく思います。



先日、打ち合わせのため、テーブルを動かしたら腰が痛くなりました。

そういえば、昨年4月までは、せっせと山登りに励んでいたのですが、関東に転勤になり、ほとんど行かなくなり、一ヶ月を過ぎたころ、足の筋肉がなんとなくおかしい。むずむずするのです。きっと、ちょっとした山には登れる筋肉が、何にもしないオヤジの筋肉に変わる瞬間だったのではないかと思います。

でも、いつかはきっと! とりあえず、筋トレだ~