比良探検隊閑話

琵琶湖をのぞむ比良山系の主峰 武奈ヶ岳を中心とした山行記録「比良探検隊」番外編。

見沼くらしっく館主催 「お米物語 2006」【田の草取り】編

2006-07-15 | お米物語
30度を上回る暑い日が続く。
今日は久しぶりの「お米物語」(田の草取り編)だ。(前回は(田植え編))
内容からして、参加者も少ない。だが、昨年と違って、最後に昔使用していた「水車」(みずぐるま)の使い方と体験ができるそうだ。
この暑い中、朝から準備していたようで、ご苦労様です。

さて、いつも通り、「見沼くらしっく館」に10時に集合。
あまりの暑さに、あたまに手ぬぐいを巻く。

田んぼに移動し、講師の河田捷一さんから、田んぼの雑草についてお話をうかがった。

イネがよく育つには養分・日光・水が大切。雑草が生えるとイネに養分がいかなかったり、日光の当たり方が悪くなる。

最近は”薬”によって、雑草もだいぶ減ったらしいが、ここでは”薬”は使っていないらしい。だから、雑草天国だ。

代表的は雑草は、ヒルムシロ、コナギ、ウキクサ、イヌビエ、ミゾソバ、セリなど。

早速、雑草取り開始。
田んぼには、カエルやトンボなどがたくさんいて、子供らはそちらの方に興味があるようだ。


イネとイネの間に足を置き、雑草のみ根元から引き抜いて、クルクルと巻いて、また、田んぼに埋め込み、足で踏みつけ土の奥に押し込める。すると、雑草の吸収した養分が、田んぼに戻る。なるほど!

あぜの近くはよかったが、だんだん、田んぼの中央に行くと雑草パラダイス。下を向いて作業していると、汗だくになってきた。今年は特に”コナギ”が多い。



(雑草パラダイス)

あぜを挟んで、2チームにわかれ、端から作業を進めていく。この暑さの中、子供らは、泥だらけ。私は長靴をはいたが、子供は裸足。大人も裸足の人が多い。
1時間もやっていると、子供らはカエル取りに夢中。大人たちもこの暑さの中、疲労がたまってきた。

ちょうどその時、指導者の方から、”そろそろあがりましょう”の一言。持ってきた水筒でのどをうるおす。

どれだけ、取れたか知らならいが、少しは役にたったのか?



水車(みずぐるま)は近くに設置してあった。

低いところにある水をそれより高いところへ汲み上げるときに使用していたらしい。

左側に水が吹き上がっているのが見えるだろうか。
ダイエットに最適だ。やせるぜ!


(体験する子供。オヤジには難しいかも・・・)

今日もおもしろい体験をさせてもらった。
この企画は毎年やっているが、そのたび、趣向を凝らしており、楽しませてくれる。
今日もお世話様でした。