サロンでえいご

サロン・ド・イングリッシュ 
英会話を本当に初めて習う方のために、やさしく、ゆっくり進む、新浦安にある英会話教室です。

液状化の恐怖を克服しよう

2011年04月28日 | Weblog

液状化は liquefaction

下水は sewer system

余震は aftershocks

ほかにも、地震に関係する英語はいろいろありますが、あまり書き並べても気分がめいると思いますので、このぐらいにしておきます。

先週、中学校の授業参観で、自分の娘のクラスを参観しないで、理科の実験をしている他のクラスを参観しました。

だって、テーマが「液状化の恐怖を克服しよう」なんですもん。気になります。

実験は2つあって、それぞれ最初に先生が手順を説明し、生徒はどんな結果になるか予想してから、始めます。

実験1

手順

ペットボトルに粒の大きい黒い砂、粒の小さい白い砂、水が入ってます。

ペットボトルを振って混ぜ合わせ、机の上に置きます。

しばらくすると底から、黒い砂、白い砂、水の層に分かれます。

ペットボトルを指か鉛筆で、4回ほどはじきます。←地震です。

すると・・・

結果

白い砂の間から黒い砂が上に湧き上がってきます。

 

実験2

手順

洗面器より大きい透明のプラスチックの水槽に、水を含んだ土が入っています。

発泡スチロールの白い丸い球を土の中に埋め、500円玉大の平べったいおもりを土の上に置き、柄の長いスプーンの1本は土の奥深くまで指して立て、もう1本は浅く指して立てます。

キャスターのついた板の上に水槽を置き、生徒4人が板を太鼓をたたくようにバンバンたたきます。↑地震

すると・・・

結果

土に含まれていた水が土の上に出てきて、浅く指したスプーンがまず倒れ、おもりは沈んでいき、球は土の上に顔を出し、深く指してあったスプーンも倒れました。

先生がおもり、球、スプーンは何をあらわしているか質問します。

この実験をすると、こうやって液状化が起こり、マンホールは浮き上がったのか!と体感できます。原理はたぶん今後の授業で習うんだと思います。

「幽霊の招待見たり枯れ尾花」と同様、実体を見つめることで、恐怖を克服しようというテーマなんですね。

最後に先生が、「水槽の上にたまった水を捨てて、もう一度実験をしたら、液状化は起こらなかった。実験では水がある程度抜ければ再液状化しないということです。浦安は海が近いので、実際に絶対起こらないとはいいきれませんが。」とおっしゃっていました。

先生方の間では、「怖かった記憶を呼び覚ます危険がある」とこの実験に反対の声もあったそうです。でも押し切って実験をされたとのこと。

私はやってくださってよかったと思いました。