朔のつれづれ

つれづれに書き散らしております。

力仕事

2007-11-07 17:23:25 | Weblog
介護は体力勝負、そして力仕事!これ本当です。

昨日もお義母さんの様子見に病院にいきました。
病室のベッドで寝ていたお義母さんは、私が着いてすぐ、「起き上がって車椅子に座りたい」と言いました。(言葉が話せないので、様子や指差しなどで判断するしかないのですが)
いつもは、車椅子⇔ベッドに移動する時は病院内のヘルパーさんを呼んでやってもらいます。
ちなみに、今いる病院はリハビリテーション病院なのですが、看護士さんの他にパートみたいなヘルパーさんがとても充実していて沢山みえるので安心です。
今日は、ちょっと私一人でやってみようかなと思い、挑戦してみることに。

まず、ベッドの転落防止パイプ柵を外して、上体を起こしてあげます。
ベッドの高さが、こっちからは一番力の入りづらい高さなのでこれだけでもかなり大変。でも、大変なのはここからです。

次に、右端に腰掛けさせるために体を90度右に回転。足を下ろします。
しかし、右足が麻痺しているので、自分で曲げることも出来ないため、引っかかっちゃったりして、たった4分の一回転だけでも一苦労。
四苦八苦してようやく腰掛け完了。

車椅子を近くに寄せてスタンバイ。
この間も、体が後ろや麻痺している右側に倒れていってしまうので支えてないといけません。

リハビリの頑張りの成果で、動く左足で多少踏ん張っていることが出来るので、
左の腋の下から腕を入れて体を持ち上げて立たせて、左足を軸にそのまま車椅子に移ってもらう・・・・のですが。

20キロも体重が減ってほっそりした体でも、とてつもなく重い。
力のかけ方が分からないというのと、力が全く入ってない肉体の意外なほどの重さで、なかなか持ち上がりません。

やっとお尻が浮いたのはいいんですが、ふらっふらで(汗)
持ち上げたからにはなんとしてでも座らせないと、そのまま床にでも倒れたらエライ事ですから。
根性でなんとか成功。

逆にベッドに寝かせる時は、右端に座らせた後、力尽きて一緒にベッドにそのままつんのめって倒れました(涙)
お義母さん、辛かったろうな。ごめんね~

ヘルパーさんがやってるのみると、ヒョイっといとも簡単にやっちゃうのよね。
コツがあるんだろうなぁ。そりゃ有資格の人だもんな。当たり前か。

危うくぎっくり腰になりかけました。