1ヶ月もの間、ブログの更新を遠ざかってしまいました。
PC環境が変わり快適になったのはよかったのですが、環境の変化についていけず、(ビスタになったのでもないのに…)手をこまねいてしまったのです。
このままでは…と思い切って、新しいPCでのブログ更新に挑戦してみます。
秋も深まった11月の中旬に15人の仲間とバスツアーに参加しました。乗車時間の長い遠距離を避けて、近場でゆっくりの行程を選びました。
最初は文京区音羽の高台に建つ鳩山会館こと、旧鳩山邸です。
政治に教育にと功績のあった鳩山家の邸宅は、外観も邸内も華やかな一族の歴史が刻まれているようでした。
庭にはバラが咲き、柑橘類の実が成っていました。池の鯉はゆったりと泳ぎ、一郎・春子夫妻の像は穏やかに来館者たちを迎えているかのようでした。
続いて早稲田大学の創設者、大隈重信の邸宅跡の大隈庭園の紅葉を楽しみ、隣接するリーガロイヤルホテルで優雅な昼食をいただきました。
次に向かったのは将軍のお狩り場から皇室のものになり、戦後は都民の憩いの場になった浜離宮恩賜庭園です。庭内の池に海の水が出入りしているのはここだけだそうで、船の出入りも見えました。
300年もの生命力を保っている松に敬意を表しました。多くの人間たちが何代にもわたって、この老木を支えてきたのでしょう
最後は鶴川の白州次郎・正子夫妻の旧邸に足を運びました。と言ってもバスが運んでくれるのですが。
戦前より英国に留学し、マッカーサーと対等に向き合えた人物は、国際的な視野も広く、日本の敗戦を予見したそうです。戦禍を逃れ、自給自足としてこの地を求め、生涯を終えたそうです。
武蔵と相模の国境にちなみ、「武相荘」と名付け、ご自分の性格から、「ぶあいそう」と読んでいたそうです。
丁度1年前に屋根のかやを葺き替えたそうでした。