※ネタばれ感想になります。
ゲーム内のスチルが含まれていますので、未プレイの方はご注意下さい。
(ゲーム画面をスマホカメラで撮影した為、画像が荒いです)
【お願い】
基本的にゲームに関しましては思ったままの感想を書き連ねていますので、十人十色、千差万別の感想の一つだと思ってご覧下さい。
<2周目 珠玉恋愛全体感想>
2周目は3人同時攻略予定なので、無理せずゲーム難易度は「やさしい」を選びました。
今回の『AS至誠館』は帰宅中や帰宅後に発生するイベントが多いようで、同時攻略をしていると後日に回されてしまうので、ちゃんと攻略キャラのイベントが見られるかハラハラしました。
ただ、「やさしい」だと楽器店のドーピングアイテムやコンビニの食材が買いたい放題なので、大会の数日前にはアンサンブルが余裕で完成してしまい、練習の必要がなくなってしまい、次の大会に向けてBPを稼いだり技術レベルを上げたりしていました。
『AS至誠館』の真のメインキャラは長嶺ですね!
・・・と思わざるを得ない程、彼のルートだけ特別でした。
テーマソングの「木星」の楽譜も、長嶺ルートじゃないと入手出来ないというのが何より物語っています。
<キャラ別感想>
~長嶺雅紀(CV : 保科真さん)~
(離れだけど)1つ屋根の下という美味しいシチュエーションの長嶺です!\(^o^)/
彼のルートをプレイすれば、八木沢と決裂した真相も分かるかな・・・とドキドキしています。
趣味がバイクという、八木沢と同じくギャップ男子な長嶺にびっくりしました。
基本的に毒舌というか、息をするように自然に嫌みが返ってきます(笑)。
かなでが場を和ます為に「いい天気ですね」と話し掛けると、「ああ、君の脳と同じだな」とさらっと言われますw
長嶺はかなでが同じ敷地内の離れに住んでいるという事を、周囲には秘密にはしたいようです。
・・・まあ、かなでが女子だからだろうな~。
これが男子生徒だったら、特に知られたところで問題もないのでしょう。
「他人のふりをしろ」「話し掛けるな」と言われても、めげずに話し掛ける前向きなヒロインです(笑)。
何かと嫌みの多い長嶺ですが、基本的にはかなでの素直で真面目な性格は嫌いではないようです。
ある日、かなでが長嶺の言う事を何でも聞くという約束と引き替えに、吹奏楽部が廃部にならないよう助言をしても良いと言われます。
長嶺の提案により、学校新聞に吹奏楽部がコンクールに出場する事を記事として取り扱って貰える事になります。
しかし、それも長嶺の思惑通りで、ほとんど読む者のいない学校新聞に掲載された所で状況は変わらないか、新聞部の人間が吹奏楽部の記事をまともに書くとは思えないと判断しての事だったようです。
・・・うーむ。
どうやら長嶺には敵が多いのか、新聞部にも良く思われてない事が分かります。
これは後々、一悶着ありそう・・・?
更に長嶺の提案で、ブラスバンド部との交流の機会を設けて貰える事になります。
素直に感動するかなでに調子が狂いながらも、長嶺はある楽譜を渡してきます。
交流を兼ねて、かなでのヴァイオリンとブラスバンド部で合奏をしようというのです。
ブラスバンド部の時間の都合で、翌日の昼までに仕上げてきて欲しいとかなりの無茶ぶりを要求してきます。
・・・明らかに、コンクールの練習に励んでいるかなでの邪魔をする為の作戦ですよね~。
かなでは一晩で完璧に仕上げ、長嶺の予想以上の結果を残します!
・・・何だかんだ言って、このイベントで2つ目の恋の音を入手するので、この結果は長嶺にとって大いに満足のいくものだったのだと思います。
分かってたけど、長嶺はSですね!
吹奏楽部を愛していたからこそ、廃部を誰よりも強く願っているのだと告げます。
吹奏楽部を見限り、ブラスバンド部を新設した長嶺にも何か心に引っ掛かっているものがあるのか、気紛れで電話をしても駆け付けてくれるかなでに何かを求めているのか、時折かなでの前で優しい表情を見せてくれます。
・・・長嶺は一筋縄ではいかない捻くれた性格のようなので、彼の心の内が気になります。
しかし・・・。
かなでの反応を見ながら「可愛い」と笑い、かなでに気があるような素振りを見せるのは何なのでしょう。
かなでが屋上でヴァイオリンの練習をしていると、ブラスバンド部が練習をしにやって来ます。
合奏をした事や手作りクッキーがきっかけで、彼等と和やかな雰囲気で会話が弾みます。
打ち解けているかなでとブラスバンド部を見た長嶺は、「君は・・・よほど吹奏楽部の部長に傾倒しているようだ」と言い捨てて、その場を去って行きます。
1年前、火積が起こした暴力事件の時、長嶺と八木沢が決裂する事になった会話の内容が明かされます。
八木沢は火積も吹奏楽部の仲間であり切り捨てる事は出来ないと言い、長嶺は今後の吹奏楽部や部員達を思えばこそ八木沢の決断には賛同出来ないといった、意見の相違からの決裂でした。
長嶺にしてみれば、たかが新入部員1人の為に自分を含め、今迄一緒に頑張ってきた他の部員達を切り捨てようとした八木沢が、中学からの親友だったからこそ許せなかったようです。
長嶺のスペシャルドルチェは、アクアパッツァを作ると見られます。
基本的に好物を作ってお昼を一緒に取ると好反応が返ってくるので、まさに男は胃袋から掴めですね!
バイクで夜景の見える場所迄連れて行ってくれますが、バイクの二人乗りは初めてだろうかなでに容赦ない指示が飛びます(笑)。

・・・やったー!
長嶺の趣味がバイクと知ってから、いつバイクのイベントが見られるのかと思っていたので、嬉しかったです!\(^o^)/
流石、制作者サイドは乙女ゲーを分かってらっしゃる(笑)!
ただ、やっぱり長嶺はかなでの事が好きなのかどうかが良く分からない・・・。
確かに、何とも思っていない女をバイクの後ろに乗せて夜景を見に行こうとは思わないのかもしれないけど・・・。
だとすれば、いつからかなでの事を好きだと思ったのか。
恐らく、突き放しても自分から離れないかなでの事が気に入ってるのだと思います。
一つ屋根の下お約束イベント、お風呂でばったり遭遇という美味しいサブイベントがありました(笑)!
・・・いえ、かなでが洗面所に洗濯したタオルを持って行った時に、お風呂に入ろうとしていた長嶺の半裸を一方的に見ちゃうだけなんですけどねw

選択肢、めっちゃ迷いました(笑)!

ちなみに長嶺の返答では、「スタイルいいですね」を選んだ時の「・・・こら」の言い方にキュンときました(笑)。
その後も、「一緒に風呂に・・・!?」の選択肢で、「長嶺がそのつもりなら・・・」を選ぶと、「何をモジモジしているんだ。そんなつもりはないよ。小指の先ほどもない。いや、1ミクロンほどもない」と容赦なく切り捨てられます(笑)。\(^q^)/
ある日、長嶺と生徒会役員メンバーの1人が、次回の生徒総会で吹奏楽部廃部案はほぼ確定という話をしているのを耳にします。
更に、学校新聞に吹奏楽部が東日本大会を勝ち抜いた事が掲載されていましたが、その他の部活動業績欄箇所に小さく取り扱われているだけでした。
廃部を覆すには全国大会で優勝するしかないと、長嶺は笑います。
無様な姿を晒しながら吹奏楽部が残るくらいなら、いっそ自分の手で綺麗さっぱりなくしてやりたいと告げる長嶺ですが、彼の奥底の本心はそうではない筈だとかなでは気付いていました。
「君など至誠館に来なければよかった」
・・・長嶺ルートは進めば進む程、彼の心の内に踏み込むというか、ドシリアスな展開になっていくようです。
そして、長嶺とのエンディングを迎える為に、ファイナルの1曲目に「木星」を演奏する必要があるという条件が来ましたー!
どうやら長嶺ルートをプレイしないと「木星」の楽譜は入手出来ないようなので、願ったり叶ったりです!
・・・しかし。
『AS至誠館』のテーマソングにもなっている「木星」の楽譜が長嶺ルートをプレイしないとゲット出来ないというのが、彼がもう1人の主役だと言っているようなものなのか。
「木星」は去年の吹奏楽部で全国大会を目指していた楽曲だという事で、今では長嶺のトラウマにもなっている曲のようです。
長嶺と2人練習で「木星」を選ぶと、「二度とこの曲を自分の耳に入る場所で弾くな」と不機嫌に告げられますが、懲りずにまた2人練習をすると不機嫌ながらも長嶺の「木星」についての解釈を延々と聞かせられます。
・・・こ、これは嫌がらせなのか、つい熱く語ってしまったのかどうかが判断付かない!
長嶺に対しては不屈の精神で接するのが良いのか、「木星」の2人練習3度目にして(かなでの習熟度70以上が条件)長嶺もかなでと合奏するのが楽しいと思ってくれます。
・・・やっぱりこの人、捻くれているのか素直なのか判断付きにくいから面倒な人だと思います。
長嶺に恨みを抱いている新聞部が、かなでが長嶺と同居している事を学校新聞に面白おかしく書き立てます。
・・・おおっ!
お約束なだけに、いつかこの事実も校内で噂になる日も来るであろうと予測していましたが、遂にその時がやって来ました!
ブラスバンド部もコンクールを前に、長嶺のゴシップに過敏に反応します。
かなでは長嶺を守ろうと掲示板の前に集まっている生徒達に向かって、彼の家の離れに親と一緒に住んでいる事、他に好きな人がいると嘘を言い、事実無根だと告げると皆、新聞部のデマだと納得してくれます。
・・・長嶺も、かなでが必死に自分を庇おうとしている事に気付き、彼女に合わせて辛辣な言葉を吐く・・・というシチュエーションの中で最後の恋の音を入手するのが何だか切なくなりました。(T_T)
そして、今回の件で長嶺が落ち込み中になるのですが・・・。
・・・だから!
君は素直なのか捻くれているのか、どっち(笑)!?
長嶺ルートが段々と切なくなるので、やっぱり彼は『AS至誠館』で八木沢の対となる裏王道キャラなのだと思います。
すれ違いが続くある晩、長嶺の両親も、かなでの母親も不在の家で、突然停電に見舞われます。
月明かりの下で、長嶺に「君のことが好きだよ」と静かに告白されます。
しかし、月のせいだと言われ、「忘れてくれ」とも言われます。
・・・言い逃げかっ!
長嶺とのやり取りは、たまに「ボケツッコミの漫才かっ!」と思う程楽しいのは、かなでがめげない子だからなのか、それとも長嶺との温度差なのか・・・。
ファイナル当日の朝、家庭の事情で前日に横浜に来る事の出来なかった伊織が新幹線の車両故障の影響で、まだ横浜に到着していない事を知ります。
会場時間を過ぎても伊織を待ちますが、開演に間に合いそうにないと判断したかなでは、楽器を持参して会場にやってきた長嶺に一緒に「木星」を合奏して欲しいと頼みます。
・・・ああ!
長嶺の楽器が伊織と同じホルンだから、伊織が会場入り出来なくなったという流れなのね!
ただ一緒に長嶺と演奏したいというかなでの素直な気持ちに動かされ、長嶺はステージの上に立つ事を頷いてくれます。
長嶺の吹奏楽部の退部届も、八木沢が顧問の教師に未提出のままだったという事で、長嶺は吹奏楽部に所属している事になり、大会の規定に準じていると判断されます。
かつての吹奏楽部だったブラスバンド部のメンバーも後押ししてくれ、長嶺と一緒に「木星」を演奏します。
急遽、代理で演奏したとは思えない完璧に調和の取れたハーモニーに、観客も惜しみない拍手をくれます。
・・・何だ、この胸熱の展開はっ!
珠玉恋愛の最後に長嶺を持ってきて正解でした!
長嶺がいるんだからこちらも気が抜けないと、ボタン操作を頑張りましたよ・・・(笑)!
そして、対する天音学園の2曲目は「スケルツォ・タランテラ」。
・・・いや~、冥加玲士といえばこの曲か、「ドゥムキー」ですよね。( ̄∇ ̄)
何とか2曲目の演奏直前に到着した伊織を入れて、いよいよラストの2曲目を演奏します。
結果、至誠館吹奏楽部が見事、全国優勝を果たします。
祝賀会を抜け出して、かなでは一足先に仙台に帰った長峰に会いに行きます。
・・・え!
かなで、ドレス姿で新幹線に乗ったの(笑)!?
ちなみに、長嶺に「こんなところまで追いかけてくるなんて、君は本当に、俺のことが好きなんだな」と聞かれるのですが、この時「好きじゃない」を選んだ時の長嶺の反応がずるくて萌えます。
・・・あれ?
そういえば、長嶺はいつのまに自分の事を「私」じゃなくて「俺」呼びしてた?
かなでと出会った事で自分が変わった事を認め、「俺の負けだよ」と告げてくれます。
エピローグでは、「おまっ、誰だ!?」というくらいのラブラブっぷりを披露してくれます(笑)。
吹奏楽部も全国優勝した事で廃部は取り消され、ブラスバンド部と一緒に存続が決まったそうです。
・・・この結果が八木沢ルートで知りたかったの!(T_T)
良かった!
「俺のものになりなさい。俺だけものに」
吹奏楽部メンバーも言ってましたが、長嶺は熱い男のようです。
・・・交際している男女が一つ屋根の下ですか!
うわあっ、これは色々と美味しい展開が待っていそうです。
長嶺の珠玉恋愛エンドを見たので、彼のスペシャルが解放されたのですが、他キャラと一緒に後のお楽しみとしてまとめて見ようと思います!
~水嶋新(CV : 岸尾だいすけさん)~
・・・すみません。
個人的には、新の軽い性格というか無邪気さがあまり得意ではありません・・・。
ですが、攻略キャラコンプの為にクリアを目指します!
「ピニャータ」というサブイベントで、新がブラジルからの帰国子女だという事が分かります!
・・・ちなみに、このサブイベントの響也が楽しかったですwww
・・・え!
そうだったんだ!
だから、エセ・・・じゃないけど、言葉の端々にポルトガル語を使っていたのね!
ちょっと、新を見る目が変わったかも・・・。
新のスペシャルドルチェは、牛タンシチューを作ると見られます。
お洒落な新らしい、ショップでの試着デートです。

新と一緒にカイトを楽しむイベントがあるのですが、至誠館って「これぞ、付き合い始めの高校生デート!」って感じで爽やかです(笑)。
・・・神南は高校生っぽくなかったもんな~。
新の珠玉恋愛ルートは、「お願い」でおねだりしても好きな人の本当の気持ちは手に入らないと分かる・・・といった所でしょうか。
ハショりすぎ(笑)?
祝勝会を抜け出すと、庭園で新が気持ちよさそうにトロンボーンを吹いていました。
「小日向先輩のことが好きです。・・・大好きです」
と真面目な顔で告白してくれます。
しかし、「一世一代の大恋愛」と言い切るけど、新まだ15歳なんだよね・・・。( ̄∇ ̄)
シルエットの2人の身長差に萌えました・・・!

エピローグでは、相変わらず元気いっぱいの新にかなでは振り回されているようです。
お姉さんのかなでが「仕方ないなあー」とか言いながら、甘くなる様子が目に浮かびます(笑)。
~水嶋悠人(CV : 水橋かおりさん)~
女の子みたいな外見からは想像付かない、硬派な男の子です。
実家は神社で、剣道男子な所も好みです(笑)。
セミファイナルが近付き、かなでの周辺で何だか不審な出来事が続いているのを見て、悠人が「僕が守ります」と宣言してくれます。
・・・ハルって硬派だから、年下男子だけどこういう騎士精神を発揮してくれる所が頼もしくて格好良いです(笑)!
ハルのスペシャルドルチェは、鮭の親子丼を作ると見られます。
初々しい高校生カップルらしい、仙台のアーケード街で買い食いデートです。

結局、不審な出来事の数々を起こしていたのはハルの同級生で、かなでのファンになったという事でした。
ブラスバンド部の嫌がらせではなかった事に安堵しながら、ハルも今回の件に関しては過剰に反応して不安にさせてしまったと謝ってくれます。
・・・ハルは剣道男子だけど、実は合気道か空手でもやってるんじゃない?と思うくらい、素手でも充分強かったです!
かなでを守る理由がなくなった事で、彼女に傍にいられない事をハルは淋しく感じます。
その理由に気付き、「あなたのそばにいたい」「あなたの隣で同じ時間を過ごしたい」と告白してくれます。
・・・くう~っ!
ほんと、ハルは年下とは思えないくらいしっかりしていて、将来が楽しみな子です!
祝勝会を抜け出してハルを探しに行くと、もう少ししたら自分から声を掛けるつもりだったと言われます。
「僕は、あなたのことが好きです」
と男らしく告白してくれます!
2学期が始まると遠距離恋愛になりますが、毎日電話をくれると約束してくれます。
エピローグでは、ハルが仙台に来てくれて久し振りのデートを楽しみます。
・・・高校1年生で、新幹線を使って横浜から仙台に来てくれるって凄いですよね!