我家のワン達~サクムク日記

さくらとムックンの日記です

蝉の脱け殻

2009-08-10 23:22:17 | Weblog
蝉の声 きけば悲しな 夏衣 うすくや人の ならむと思えば

古今和歌集 紀友則

先週、さくらと近くの小学校の校庭でサッカーボールを追いかけていて、樹に脱ぎ捨てられていた蝉の脱け殻を見付け、探していたら7つを発見。

日記に使おうと思って階段に置いたのですが、ゆきえが見付けて「ギャ~!」

抜け殻くん達です


確か、何かの和歌集に詠まれていたと思い、ググってみたら冒頭の和歌を見付けました。

古今和歌集はよいですね。

私は新古今和歌集の方が好きですが、古今和歌集は言葉がしっかりしていて、これも好きです。

もしかしたらお坊さんの歌に好いものがあった気がしたのですが今日は眠くなりました。
多分、俊恵法師(しゅんえ ほうし)なら素敵な歌を詠んでいると思うのですがどなたか、ご存じなら教えて下さい。

抜け殻を見ていたら幼い頃を思い出しました。

8月になると意味もなく、たくさんの抜け殻を見付け、集めていた記憶があります。
それに、脱皮して、残された抜け殻は30分程は柔らかい事をご存じの方はどれだけいらっしゃいますか?

とても暑い夏。

今年はおかしいですね。

この抜け殻を残した蝉たちはもう、命を全うして、草地に沈んでいるかもしれませんね。


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