我家のワン達~サクムク日記

さくらとムックンの日記です

ムックンと もう一つの眼差し

2007-08-31 06:44:06 | ワンコさん達
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ムックンと もう一つの眼差し

繰り返しですが、ワンコやニャンコの瞳はなぜ、こんなにきれいなのでしょうか。
感傷的に過ぎると分かっていても我が家では、特にムックンの瞳を見ていると感じます。
この瞳にみつめられ、みつめていると穏やかになると共に元気になります。
どのようなことがあっても頑張ろうと思います。
もちろん、さくらや昴の瞳を見ても同じなのですが、ムックンは特別なのです。
更に、ムク父の中では、ムックンの瞳の中にいつでも叶夢がいます。
そんなで、ムックンに甘えられ、せがまれると断り切れない人間が誕生しました。



前週に続き、土曜日は仕事に出て、里親会翌日の27日(月曜日)に休日を取り、時を確保したのですが、済ませる用事や画像処理は残っていたのにどうしてもその気になれず、ムックンの瞳を見ながら首筋や体を撫でていたらゆきえが言います。
「今週もムクと出掛けてきたら?ムクはあなたと出掛けたがってる。いつものようにさくらと昴の散歩は私が済ませるから、明日の朝に疲れが残らなければ、遅くなってもいいよ。食事も用意しておくから、気にしないで」。

行き先は群馬県水上町山中の小さな小さな公園(「○○ポケットパーク」と表示あり)。
或る山の登山口との標識もあるのですが、人と出会ったことがありません。
わざと夕方に到着し、20分程ムックンと山を歩き、ベンチに座って夕間暮れを愉しみ、さらに10分程も散歩して帰宅しました。
この間、ムックンはノーリードで、背の高い草の中に入り込むと見えなくなってしまいますが呼べば戻りますし、ベンチに座っているといつの間にか横に来てお座りしているといったぐあい。
小さなおやつを一つ二つあげてから帰宅しました。

この日記をのぞかれる方は「またか」と思われるでしょうが、叶夢との別れが今までにない大きな悲しみとなっていて、自身でも戸惑っています。
叶夢の死を理屈では理解しているのですが、感情が納得しないのです。
こんな時、明るいゆきえの笑い声とワンコ達の瞳が、特にムックンの瞳が慰めてくれます。

一番元気のあった叶夢です


私に事故や重病がなければ、ムックンとの別れは10年からもう少し過ぎた頃に訪れます。
その時にはどうしましょうか。
多分、数日はどこにも出掛けず、ムックンと出会った2003年5月19日・日曜日からの想い出に耽るのでしょう。

その時にさくらは元気でいてくれるのだろうか。
昴もおじいちゃんの仲間入りをしているだろうけれど、元気に暮らしているだろうか。
幸多くんもカイくんも、元気で暮らしていてくれるだろうか・・・。
とても気弱なムク父です。
だめですねぇ。
判ってはいるのですが、ふとしたことで叶夢の顔を思い浮かべるとこうなってしまいます。


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4 コメント

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Unknown (ちび太のとうちゃん)
2007-08-31 14:14:01
以前コメントさせていただいた者です。
 私自身、職業柄数多くの亡くなって逝く人々を見てきました。
(気分を害されたら、大変申し訳ありません)
 そんな環境の中で、思ってきたことは「生と死の共有」という事でした。生あるもの何時かは「死」を迎えるものであり、生きていくことは死んでいこうとすることなのだ、ということでした。
 これは決して生を否定する言葉ではありません。故中野考次氏の言葉を借りるのであれば「今ココに」ということでしょうか。
 生あるもの同士、今を懸命に生きることが全てだと・・・。
 叶夢くんの精一杯生きた姿が、ムク父様の瞳の中に写っていた叶夢くんの証なのではないでしょうか。
 晴れの日も雨の日も、嬉しい時も悲しい時も、懸命に生きた証なのだと思います。
 思い出してしまうことが、いつか思い出となって心に浮かぶ日々が来るよう、願ってやみません。
ちび太のとうちゃんさまに (ムク父です)
2007-08-31 16:40:16
ちび太のとうちゃんさま、わざわざありがとうございます。
最近になって、叶夢は我が家に暇乞いに来てくれたのかもしれないと思うようになりました。
犬生の最期の地に我が家を選んでくれたのかもしれないと思い始めて、そうなら、せめてもう数日は過ごしてほしかった。
それは、さくらの先住犬だった、叶夢と同じWコーギーの龍之介の死に繋がります。
4年前の4月20日・日曜日の夕刻、体調を崩して入院中だった龍之介に会いに出掛け、獣医師に「火曜日か水曜日には退院できます」と言われ、別れる時にとても寂しそうに鳴いていた龍之介が亡くなったのが水曜日の午後7時21分。
お別れが叶わなかったことがとても悲しかったのです。
でも、叶夢とはお別れが叶いました。

叶夢を預かる時に千葉わんにお願いした条件がありました。
1:雄であること。
2:中型犬までの体格であること。
3:隔離が必要な感染症ではないこと・・・。
千葉わんのどなたが決められたのかは知りませんが、そこで我が家がお預かりしたのが叶夢でした。
とても厳しい環境の中で生きてきた叶夢が最後に、我が家で一休みできたことは叶夢にとって本当に短いけれど、この世での休息時間だったのかもしれません。

たった8日間の我が家での生活でしたが、私にとって叶夢の物語は続き、過ぎ去った風景の一コマとなるにはもう少し時間が必要です。
それまでは私の心の中で過ごしていてもらいます。
思い出が想い出となるまでは。
癒されています (ごまママ)
2007-08-31 18:00:35
ムク父様 以前2回ほどここにお邪魔したものです。私も母が逝ってしまって2ヶ月たちました。いまだに立ち直れません。結婚もしていない私は(父はまだ健在ですが)一人さびしく死んでくのかな~とか毎日泣いています。でも息子の6歳のコーギークンが 慰めてくれます。母が小さいときずっと育てたのできっと彼も精神的にまいっているはずなのに がんばれ!がんばれ!僕がいるよ!といってくれます。ムク父様のトム君へのお気持ちお察しいたします。いつもホームページにお邪魔させていただいて 楽しく心癒されております。これからも 楽しみにしていますので お邪魔させていただきます。

ごまママより
ごまママさまに (ムク父です)
2007-09-01 06:44:00
大正12年生まれの母が他界したのは72歳の時でした。
母親って特別ですね。
祖父母と父の葬儀では喪主を務めた私でしたが、母の時は辛かったです。
お察し申し上げます。
でも、コーギーくんが勇気付けてくれてよかったですね。
ワンコって不思議。
時にお寄り頂けますmeronsmamaさまは「ワンコ達は絆が深まるとニンゲンにはなかなか出来ない本当の『無償の愛』を当たり前のようにやってのけます」とお書き頂きました。
ごまママさまのコーギーくんも、日常の生活の中できっと、何気ない仕草の中にごまママさまを楽しませてくれるものを与えているのでしょうね。
お父さまはもちろんですが、大切な同志って感じ?、或いは家族ですね。
穏やかな日常でありますように。
お時間がありましたら、時にお寄り下さい。
ありがとうございました。

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