我家のワン達~サクムク日記

さくらとムックンの日記です

幸多の今

2005-05-14 06:33:54 | Weblog
幸多はとても変わりました。
昨年10月に、千葉県市原市の大規模公共工事現場に迷い込んだ幸多を、
現場作業員の方が面倒を見始め、私達が情報を得たことが幸多を預かる
きっかけでした。
11月中旬に初めて会い、画像に収めた姿を改めて見直すと尖って、厳
しい目付きで、目ヤニだらけで、おまけにガリガリでした。
一部をご覧になって下さい。

目ヤニだらけで飢えていました

お腹の黒い縞模様は肋骨

私達が12月18日に捕獲するまでの約二ヶ月間は工事現場の方達が幸多の
面倒をみ、食事を与えて下さったのですが、今はまるで別のワンコのようです。
生きる糧を得て、多少なりとも安心できたのかと思います。
優しい幸多になりました

今でも食事に対する執念は激しいのですが、でも“待て”ができるように
なりました。
また、甘えることも覚えて、仮父が椅子に座っていると肘を鼻先でつつき、
「撫でて」や「抱っこして」とせがむのです。
ワンコを傍らに寄せて暮らしたいとお考えの方には最良の家庭犬かもしれません。

人間にひどい仕打ちを受けた幸多ですが、でも、人間の温かさも知っています。
放浪の前には家庭犬として幸せな生活を送っていたのだろうと想像もできますし、
4月14日付けの日記に仮母も書きましたが、とても人懐こいのです。
犬嫌いを自認なさる方からもご飯を頂けていたことから、幸多の仕草に皆さんが
好感を抱いていたことが想像できます。

散歩での引きは強いものの、今は名前を呼び、或いは「待て」と言いながらリード
を引き戻す動作をすればその場に立ち止まるか、引いた人間に戻ります。
また「待て」が、ほとんどの場面で効くようになりました。
獣医さんの予想では10歳前後とのことですが、時間はかかっても、教えたことは
身に付けてきました。
本当に感心するワンコだと思います。

幸多、これからも少しづつ、ねっ(^_^)v