我家のワン達~サクムク日記

さくらとムックンの日記です

ムックンとさくら

2005-05-11 06:45:35 | Weblog
ムックンです。
なかなかハンサムで男前でしょ?
ムクは二年前の五月最終日に我が家に迎えました。
ムクは千葉県の現地に幼犬で捨てられ、厳しい環境からマイパンままさんの
ご家庭で約四ヶ月間、かなりひどい皮膚病のケアを受け、引き籠もり!!
だった生活も克服し、本来の優しさはそのままに、逞しいワンコとなりました。
我が家は龍之介と名付けた雄のコーギーが肺水腫で亡くなり、さくらと名付けた
雌のコーギーは健在でしたが寂しくて、偶然に知った千葉わんに、さくらと相性
の合う預りワンコはいないものかと幾度か問い合わせを行い、お見合いも行い、
二度目のお見合いの相手がムックンでした。

最初は馴染めない様子でしたが、しばらくするとさくらとプロレスをはじめ、
預かり母のマイパンままさんよりご承諾を得て里子として迎えました。
でも、我が家に迎えた当日の夕刻から約2週間程は余程寂しかったのでしょう。
遠い空を見上げて、或いは玄関で「クゥーン」「キューン」と鳴き、軟便も
続きました。
「ムクは寂しいんだね」と夫婦で話していたものです。

この時、寂しく鳴き始めるとさくらが寄り添い、或いはプロレスごっこを始め
るのでした。
我が家では今、さくらを「女帝」と呼んでいますが、これはジョークで、
本当はとても気配りのできる、優しい、繊細な女の子なのです。
さくらが女帝になったのは、龍之介と名付けた雄のコーギーが亡くなってからです。
龍之介は私が不在時に家を守っていたのですが、龍之介が亡くなると、さくらが
守ってくれるようになりました。
さくらにとってはストレスを覚える生活かと思いますが「私がいなければ!!」と
思っているようで、ムックンには「優しくしてあげなければ」と思っているの
かもしれません。
さくらはムクが寂しがっていると遊び、でもムクのジャマは絶対にしません。
人間が大好きで、ワンコとは雄雌関係なく遊びたがり、さくらがケンカを
仕掛けることは先ずありません。
ムックンを我が家に迎えた頃のさくらは優しくて、よくムクの面倒をみていた
ものです。
それが今や「女帝」として我が家に君臨し、さくらが従う者は私(幸多・仮父)
のみとなってしまいました(^_^;)。
ムクはさくらをひたすら恐れ?!「触らぬ神に祟りなし」の今日この頃。
散歩と、私とだけで出かける休日のドライブが楽しみな、頭の良いワンコと
なりました。
幸多へも、ムクと同じような付き合い方で、最初の一吠えで幸多は、この家の
ワンコ界のボスはさくらだと知ったようです。
以後、さくらには従っているかに見えますが「我が道を行く」と云うところ。

さくらは時々、理由が不明な軟便をみせることがあります。
1日で収まることも数日間、続くこともありますが、至って元気そうに見える
ものの、一緒に寝ている私はよく知っています。
こんな時、ムクと共に私のベッドで眠るさくらは灯りを落とした後で私の肩口
に顎を乗せ、吐息を聴かせながら腕枕をせがみます。
右腕を預けると横になり、私を見つめながら腕を枕にして眠りにつきます。
こんな時は疲れている証拠なのです。
元気なときは、私の腰あたりに陣取り、伏せた姿勢で眠りにつきます。
そして翌朝には私に抱かれて一階に降り、いつもの元気なさくらに戻ります。
ムクも幸多も、何かあったときにはさくらが優しく面倒をみてくれるでしょう。
今までも、これからも。