3月中旬に、エクセレント東山での16回目の活動を行いました。
いよいよ春本番を迎える頃となり、エクセレント東山の中庭も、お花が次々に開き始めています

今回の活動では、もちろん、春咲きのお花を楽しんで頂こうという計画を立てました。
具体的には、次の二つのことを行いました。


今回は、さいはとエイミーが担当しました。

中庭の花台の上でグングン成長しているお花を、プランターごとお部屋の中に持ち込みました

パンジーやビオラ、そして水仙や、硬い蕾を付けているチューリップも、







お花に手を伸ばされると、皆さんのお顔が和らぎ、優しい表情になられました






指先に力を入れて、上手に摘み取っておられました



立ち上がって、慣れた手付きで作業してくださる方もおられました



そして今回は、ちぎった折紙を貼って、パンジーの絵を完成させて頂くことにしました。
そのパンジーの周りには、去年利用者さんに作って頂いた



*パンジーの絵 (折紙を貼って頂く部分を残して色を塗ってある)
*折紙 (ちぎりやすいように8等分の棒状)
*押し花 (去年の春に利用者さんに作って頂いたもの)

【それぞれ違う利用者さんに対応した準備内容】〜


・作業が難しいと思われる利用者さんのために、折紙を貼る部分(パンジーの中心)に、予め少しだけ貼り紙をしておく。
・目が不自由な方に、パンジーの絵を”触れて”感じて頂けるよう、パンジーの花びらを”厚紙”で作っておく。
・パンジーの絵は〔オレンジ+紫〕〔黄色+紫〕の二通りで準備しておく。

もちろん、ほとんどの利用者さんに、パンジーの色を選んで頂きました。

細長く切った折紙をちぎって・・・・貼り紙の開始です




小さい折紙を、両手の指を使って、一生懸命に貼っておられました





薄くて柔らかい”押し花”も、指先で優しくつかんで、貼ってくださいました


裏にお名前を書かせて頂いたのですが、ご自分で書いてくださった方もおられました



小さな折紙を、一枚貼って、一枚貼って、また貼って、、、







みなさんが集中して取り組まれて仕上げられ、やり切ったような穏やかな笑顔をされていました


花びら一枚一枚を”厚紙”で作り、指で確認しながらパンジーを完成させて頂きました。


花びらの厚みや形




~ 今日の中庭 ~
先月とは見違えるくらい、お花が開きました




黄色い水仙




今回の活動の掲示です


今月の季節の掲示です

これから自然界に広がっていく





チューリップ







今回、それぞれ出来ることが違う利用者さんに対応したいと、作業内容に段階を付けて準備しました。


また、作業して頂くものを、分かりやすいように、一人分ずつセットしておきました。
そして活動終了後に、全員が、次の点に関して、良かったという感想を持ちました。
*余裕を持って利用者さんに関わることができて、時間通りに終了することができた

*それぞれの利用者さんが無理なく出来るよう、いくつかの段階に分けて考えた作業内容が、丁度よかった


また次の活動の時にも、”利用者さん”の満足の笑顔と一緒に、”私たち”の満足も得られるよう取り組んでいきたいと思います


次の活動の時には、エクセレント東山の中庭は、
さらにお花でいっぱいになっていると思います




