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福祉施設やイベントで活動する ” ボランティア グループ ”
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エクセレント東山-2018/5/29

2018-06-26 |  ├エクセレント東山

5月の末に、八回目となるエクセレント東山での活動を行いました。


今回の活動は、ちょうど梅雨の時期にあたりました。
梅雨といえば、誰でも思い浮かべるのが紫陽花だと思います。

今回は、この季節を代表する紫陽花を、生花でもクラフトでもたっぷりと味わって頂くことをメインに、
夏に満開を迎える植物とも触れ合って頂きたいと、次の三つのことを計画しました。


季節のお花 (紫陽花) と触れ合う
紫陽花と虹のクラフト作り
朝顔のタネまき・の植え替え


今回の活動は、エイミーとまさよが担当しました。
活動を重ねるごとに、それぞれの利用者さんで違っている、感性個性状態も少しは感じるようになりました。
五感に心地良い刺激を受けることで、人間は喜びを感じ、それが心身の元気幸福感につながっていきます

利用者さんが、季節の植物との様々な触れ合いの中で、見る・触れる・香る・聞くの感覚(味わう以外)の一つにでも、
生き生きと動き出すような喜びを感じて頂けたらと思い、今回も、試行錯誤を繰り返しました。




季節のお花 (紫陽花) と触れ合う

紫陽花の花や葉っぱを見ながら触って頂いたり、香って頂いたりしました
生き生きと瑞々しい紫陽花に、「おぉ~」と驚かれたり、「きれいやねぇ~」と喜んでくださいました




紫陽花と虹のクラフト作り

紫陽花と聞けば、すぐに雨の中で輝く姿を思い浮かべられる方も多いのではないでしょうか

多くの人の記憶の中に何度も刻まれている、紫陽花と、クラフトで触れ合って頂きながら、
雨の季節の喜びを、思い出したり感じて頂けたらと思いました。

また、雨上がりに空にかかるにも、梅雨の季節の喜びの一つだと思い、クラフトに加えました。

私たちは、次のものを準備して活動日を迎えました。

紫陽花のお花作り〜花紙 (紫・白・青・ピンク)
紫陽花の葉っぱ作り〜色用紙 (緑・黄緑)
を作り模造紙に貼る  

土壌の成分等で様々な色合いを見せる紫陽花を感じて頂けたらと思い、
紫陽花のお花には、重なりによって色合いが微妙に変化するよう透け感のある四色の花紙を選びました


好きな色の紫陽花を何枚か選んで、白い紙の上に貼って頂きました。

色々な色の花を手に取られながら「この色はどうやろうか?」と、組み合わせも楽しんで頂けました



しっとりとした雨の季節を感じる紫陽花を完成されポーズを取ってくださる利用者さんの笑顔
いつもよりもしっとりと優しく落ち着いておられるように見えました





朝顔のタネまき・の植え替え

朝顔のタネを、プランターにまいて頂きました。


3月にタネをまいたキンセンカホウセンカナスタチュームが大きくなり、株ごとにプランターに植え替えて頂きました。


「もっとタネをまきたい」「他に植え替えるものはないの?」と、どんどん積極的に関わってくださいました
どの利用者さんも、タネや苗を手にされると、自然に笑顔になられていました


植物が成長していく姿は、人に元気を与えてくれます
これからグングン育っていく姿を、利用者さんと一緒に楽しんでいきたいと思います



中庭では、色々なお花が、元気いっぱい咲いています


庭に咲いていたお花を活けて、楽しまれた利用者さんもおられました




今回の、活動の掲示です。



今回から、今まで施設の方が季節の掲示をされていたスペースを、お任せ頂くことになりました





活 動 後 記

私たちは、昨年の9月に活動を開始して、今回で八回目を迎えました。
まだ一年間を通しての活動になっていない分、毎回が新しいチャレンジと、そして新しい気づき(反省)の連続です。
そんな中で今回、活動内容を次のように見直すことにしました。

クラフト製作と庭での作業の二本立てではなく活動内容を一つに絞る。

*屋外に出ることができて、生花や植物と触れ合える季節は、クラフトはせず、庭での作業を中心にする。
*屋外に出るのが難しい季節は、クラフト製作を中心に行う。

次の気づきから、見直しに至りました。

今回、紫陽花のクラフトと、中庭での作業の両方が、盛りだくさんとなり一つ一つにかける時間が短くなりました。
時間が気になり急いでしまう場面もあり、これでは利用者さんの喜びや元気のために動いていると言えないと感じました。

一つのことにゆっくり時間をかける方が、利用者さん自身も、見る・触れる・香る・聞くの感覚でゆっくり味わうことができ、
そして私たちも、一人一人違う利用者さんに繊細な心を向けて適切で必要な対応ができると思い、見直しを決めました。




この見直しで、私たち自身、さらに心の余裕を持てるようになって、
前回の活動後にクリアーにまとめた次の目標にも、少しずつ近づいていきたいと思っています

予定通りの進行を理想とするのではなく、今日の最良の理想は現場で作るものとして、臨機応変な対応をしていこう。



今回の活動の気づきから見直しに至りましたが、そのどれも、担当を中心にして全員で利用者さんのためにと考えたものでした。
‥‥多くの人の心に鮮明にある紫陽花のクラフト作りは、心から喜んで頂けるのではないか‥‥
‥‥夏の暑さで屋外に出られなくなる前に、お庭の生花や植物とじかに触れ合ってもらいたい‥‥

どうも私たち自身の活動への意欲が強すぎたようです
利用者さん目線で、利用者さんのためにを、改めて大切にしていこうと全員で確認しました