🌷さ い わ い🌷 🌱わい🌱わい🌱

福祉施設やイベントで活動する ” ボランティア グループ ”
  🍀優しさに響き合おう🍀優しさを広げよう🍀

エクセレント東山 -2018/11/28

2018-12-26 |  ├エクセレント東山
11月の下旬に、エクセレント東山の第十三回目となる活動を行いました。

もうすぐ12月ということで、街のあちこちが、クリスマスに彩られ始めていました
今回の、私たちの活動を相談した時も、すぐにクリスマスにちなんだクラフトにしようと決まりました。

そして、ちょうど秋に拾い集めて保管していた、松ぼっくりがあることを思い出し
それを使って、クリスマスツリーを飾って頂くことにしました
少しでも自然の素材を使いたいと思い、手軽に手に入るスギの枝も使うことにしました

今回の活動は、はなとさいはが担当しました。



クリスマスツリー飾り~松ぼっくりスギを使って


利用者さんに、作って頂く飾りの材料として 、次のものを準備しました。
松ぼっくり
スギの枝
丸いポンポン(ふわふわの手触り)
リボン(赤・青・赤い柄)
ワイヤー(ツリーに吊り下げる部分)

土台となるクリスマスツリーは、予め、私たちが、緑色のフェルト色画用紙で作っておきました。
ツリーに付けているポンポンは、飾りのワイヤーを引っ掛けて頂くためのものです。

松ぼっくりは、虫が出てこないよう、数日間冷凍した後、天日干しで乾燥させました

  

指&指先 の 体操

今回は、ポンポンをつまんで、松ぼっくりの隙間に押し込んでいくという、細かい作業がいくつもありました。
ポンポンは、1cmほどで小さく、そしてフワフワしていて、指先ではつまみにくいものです
…また、松ぼっくりの隙間に押し込む時には、指先に力を入れて頂く必要もあります

なので予め、指全体と指先が、動きやすく&使いやすくなるよう、体操をして頂きました。

腕を上げて、親指と人差し指、親指と中指をくっつけたり、離したり〜
ニコニコ笑顔で、指の体操も、楽しんでくださった方もおられました。

ボンボンも、とても上手につまんで頂きました



ツリー飾りを作る&飾る


まず、最初に松ぼっくりポンポンを飾って頂きました。

この、ポンポンを、”つまんで&押し込む”という作業は、利用者さんには少々難しいかなと、思っていました。
でも、皆さん、とても集中して、私たちが予想できなかった数のポンポン次々に飾っていかれました

この日は体調を崩して欠席の利用者さんが多かったので、希望されるだけポンポンをお渡しすることができました。

次に、ワイヤーを使って、スギの枝松ぼっくりを巻きつけて
そして最後に、お好きなリボンを選んで、結んで頂きました

「どのリボンが合うかなぁ~」と、ポンポンの色に合わせて、選ばれる利用者さんもおられました


クリスマスツリー飾りを手ににっこり笑顔

色とりどりのポンポンが、いっぱいついて、とても可愛い飾りができました



最後に、ツリーに取り付けてあるポンポンに、ワイヤーを掛けて、飾って頂きました

少々難しい、ワイヤーを掛ける作業も、みなさんが自分の力でやろうと意欲的でした


クリスマスツリーの完成です

今日は利用者さんが少なく、ツリーに空間ができましたが、でも一つ一つの飾りが際立ち美しいです



~今日の中庭~

新しく製作・設置させて頂いた花台に
前回の活動で、皆さんに植えて頂いた苗や球根のプランターが並べられています

前回、利用者さんに、チーリップを牛乳パックに植えて頂きましたが、今回も、プランターに植えました。
少し時期をずらして植えることで、より長く&確実にお花を楽しんで頂くためです 

お花が次々に咲いてくる春が、とても楽しみです




今月も、活動の掲示を作成させて頂きました。



今月の季節の掲示です
クリスマスに合わせて、ベルポインセチアを飾りました



活 動 後 記


さいわいの活動も二年目に入り、利用者さんが、私たちの活動を楽しみにしてくださっているように感じています。
最近は、利用者さんからは、次のような、人間の幸せ・元気には欠かせない様子を、見せて頂けることが多いです。

*何かに取り組もうとする”意欲”
*それを行う”喜び”
*それをやり遂げた”達成感(充実感・幸福感)”


私たちは、少し前から『利用者さんが出来る範囲を決めないで、少しハードルが高い作業も取り入れいこう』と決めています。
でも毎回、少し難しいかなと思った細かい作業の一つ一つにも前向き意欲的に、楽しそうに取り組んで頂いています。


今回の活動でも、私たちは、少し難しいかなという作業を取り入れたのですが、、、実際には、、
利用者さんの様子からは「何か物足りないような」「もっとやりたいような」な気持ちが感じられました

その様子に驚きながら、改めて、次の二つのことを思いました。

人は、年齢に関係なく、意欲的になると、出来なかったことが出来るようになる力(可能性)が、とても大きくなる。
このような活動の場合、利用者さんの心の中にできていく、活動と活動する人に対する”信頼感” ”好意”がとても大切である。


これからは更に
利用者さんの力(可能性)を学ばせて頂くつもりで、少し‥もう少しハードルが高い作業も取り入れていこうと、みんなで確認しました



このさいわいのグループには、実際に仕事として老人の福祉施設で働いているメンバーがいます。
そのメンバーが、今回の活動で、利用者さんが、小さなポンポンを”つまむ&押し込む”作業を…
行われたことだけでなく、嬉々としてドンドン繰り返されたことに感動していました

このような得がたい経験を重ねさせて頂けること感謝です