🌷さ い わ い🌷 🌱わい🌱わい🌱

福祉施設やイベントで活動する ” ボランティア グループ ”
  🍀優しさに響き合おう🍀優しさを広げよう🍀

びわこ学園 -2019/2/21

2019-02-26 |  ├びわこ学園

二月の2回目の活動を行いました。
もうすぐ、ひな祭りということで、2病棟と3病棟では、それにちなんだ内容の活動を考えました。

また、全病棟で季節の香りを試して頂きたいと思って、菜の花・桃の花・花紙のお花を準備しました
花紙のお花は、精油(ブレンド)で香りを付けたものと、香りを付けないものも持参しました。

生花などを持ち込ませて頂くことは、事前に許可を取って行いました。



第1病棟

担当:まさよ、エイミー

今回は、全体としての活動はなく、担当二人はそれぞれ、最初からお一人に関わらせて頂きました。

【活動の内容と様子】Kさん
Kさんは、以前にも関わらせて頂いた方です。
呼吸器を付けられていて、大きく動かれることもない方で、この日も、寝ておられました。
始めに、桃の花や菜の花、また花紙のお花を、お鼻に近づけてみましたが、同じように寝ておられました。
それから、持参した絵本を一冊、読ませて頂きました。
途中で来られた職員さんが、起こそうとされても寝ておられました。

それで、Kさんのお部屋にあった、聖書を読ませて頂くことにしました
クリスチャンで洗礼を受けておられることは、以前に、職員の方からお聞きしていました。
賛美歌の本もありましたが、唄える歌がなく、聖書は、簡単に書いてあるもので、読みやすいものでした。
暫く読んでいると、Kさんが、目を開けておられました

最初は、普通に起きられたのか、聖書を読んだことで起きられたのか分かりませんでしたが、
終わりには、読むのを止めるのを申し訳ないと感じるくらい、聞いておられるようでした


【活動の内容と様子】Aさん
Aさんは、以前に一度、関わらせて頂いた方でした。
先ずは、持参したお花に触れて頂こうと思って、ご挨拶をして、手を触らせて頂きながら、
「もうすぐお雛祭りですね。春を感じる、お花を持ってきました。」と、伝えさせてもらいました。
そして、お花を鼻に近づけたり、手に”ちょんちょん”と触れて頂いたりしました。
そんな中、眉間にシワを寄せられたりしたので、香りは好まれないのかもと思い、絵本を、読むことにしました。

前回お会いした時に、”楽しい絵本”を喜ばれた印象だったので、先ずは、雛祭りの絵本を読みました。
次の絵本では、表紙から、喜んでおられるような声(笑い声?)を出され、目の輝きも違ったので、
”この絵本はお好きかもしれない”と思って、1ページ毎に、隅々まで説明しながら読み進めました。
この絵本には「そろそろじゅんびはいいかい〜」という言葉が、繰り返し出てくるのですが、
この言葉が出てくる度に、大きな声で笑われていました

途中で「うれしいひなまつり」「小鳥の歌」を、唄いました。
”ピピピピピッピチクリピッ”のところで、またとても笑われていました

最後は、静かに「ありがとうございました。また来ます。」と、手を握らせてもらって挨拶しました。
Aさんも、静かにそれを聞いてくださってるように感じました



【活動の感想】
・今回、「現場に行って、一つ一つ、考えていこう」という、スッキリした気負いのない気持ちで行けたように感じる。
そのお陰で、今までよりも余裕のある落ち着いた気持ちで、利用者さんの様子を見ながら対応できたと感じる。
・今日、私が感じたことは、本当にそうなのかどうかは、分からないが、、、、
とてもたくさん笑って頂いたことで、私も、良かったと感じることができ、元気を頂くことができたと思う。
・利用者さん、お一人お一人で、好まれるものも、表現も、大きく違っておられると改めて実感した。
お一人お一人と、お知り合いになることを楽しみながら、丁寧に対応できるようになりたいと思う。



第2病棟

担当:ちはる、アン

今回の第2病棟は、ぼのぼのグループさんの、9名の利用者さん(初めての方1名)と関わらせて頂きました。
職員さん3名とスタッフさん1名で、7名の実習生さんが見学されていました。

前回から始めた、〔紙芝居〕〔絵本読み〕〔触れる感じる〕の、カードを使いながら進めていきました。
カードをお見せする時には、も鳴らして、お知らせしました


【活動の内容】

*ご挨拶 自己紹介しながらご挨拶した後に『切手のないおくりもの』を唄う
*雛祭りの説明 お内裏様・お雛様・三人官女・五人囃子、五人囃子の持ち物(写真)をお見せしながら
*歌を唄う 『うれしいひなまつり』の歌
*〔紙芝居〕 『おひなさまのないしょばなし』
*〔触れる感じる〕 桃の花・菜の花・花紙で作ったお花(香り付き)
*〔絵本を読む〕 大型絵本『もこもこもこ』
最後にもう一度、職員の方も一緒に『うれしいひなまつり』を唄って、終了しました。

お内裏様・お雛様・三人官女・五人囃子は、すべて担当が、折紙で作って持参しました
カードにも、今回の活動の内容にちなんだ”飾り”を、折紙で作り取り付けました


【活動の様子】
〔紙芝居〕
・紙芝居の一枚が不明となるハプニングがあったが、落ち着いた後は、耳を傾けてくださっているように感じた。
〔触れる感じる〕
・担当二人分かれて、桃の花と菜の花を一種類ずつ持って、両端から利用者さんの所を回りました。
・菜の花の香りは、きつい感じだったので、お顔から随分離した所で、左右にゆっくり動かすと目で追っておられました。
・菜の花の鮮やかな黄色を、じ〜っと見つめておられる方もおられました。
・シャイとお聞きしている利用者さんが、菜の花を見つめた後に、ぱ〜っと笑顔なられました。初めて見させて頂いた笑顔でした。
・桃の花の蕾を近づけて、香って頂いたり、また、花びらが5枚あることや、枝から花が咲くこと等を説明しました。
目線を上げて、聞いてくださっている利用者さんが何人かおられました。
・花紙で作ったお花を、耳に近づけて、シャカシャカの音を聞いて頂き、こんな八重の桃の花があることを説明したりもしました。
〔絵本を読む〕
・耳を傾けてくださっているなと感じた。
〈その他〉
・皆さんが、歌がお好きのように感じる。職員の方々が手拍子を取ってくださり、さらに、全体で唄っているような感があった。
・折紙のお雛様関係のものや写真等を、お一人お一人にお見せしながら説明したが、興味を持たれていると感じる方もおられた。


【活動の感想】
・今回は実習生さんが見学しておられて、部屋に入ると、いつもより多い人数で少し緊張してしまいました。
これから、このような状況を、楽しめるくらい大らかな気持ちで臨みたいと思う。
・今回の紙芝居で1枚のページが抜けていて、中断したことは、利用者さんはどう感じられただろうか?!
すぐに対応できたし、その後は集中して聞いて頂けたと感じているが、中断がなかったらもっと楽しんで頂けたと思う。
紙芝居の読み方などは、さらにメンバー全員と意見交換をしながら、さらに良いものにしていきたい。



第3病棟

担当:たえ、しげよ

今日は、クレヨングループさんに入らせて頂きました。
8名の利用者さんが待っておられて、職員さん達のほか、今回は、数名の実習生の方が見学されていました。

今回は、もうすぐやってくるお雛様のお節句を、いっぱい楽しんで頂きたいと思いながら、準備しました
先ず、皆さんに自己紹介をかねてご挨拶をさせて頂いて始めました。


【活動の内容】
*紙芝居 『ポンコちゃんのおひなさま』『なぜ、おひなさまをかざるの?』
*触れて&香って 桃の花・菜の花・花紙で作ったお花(香り付き)
*台紙に貼る お内裏様とお雛様を、台紙に貼って頂く
*歌を唄う 『うれしいひなまつり』『はるがきた』の歌
*絵本を読む 『ぼんぼらみん』〜絵がはっきりしていて楽しい絵本

お内裏様とお雛様は、はっきり見分けられるような、色の折紙を選んで作りました
台紙には、華やかさが出るよう金屏風を付け、飾りやすいようにも取り付けました


【活動の様子】
〈触れて&香って〉
・担当二人で一緒に、お一人ずつ順番に回って、触れて頂きました。
・桃の花を、目の不自由な利用者さんの顔の前に持っていくと、お顔が緩んだように感じました。
・菜の花の香りには、顔をしかめたり、背けられる方が多く、好まれないようだった。
・精油の香りがキツクないよう、花紙の花を顔から離してフワフワ動かした。反応は様々で、香りは嫌ではないように感じた。
( 笑顔になられたり、「ん〜?」という顔をされたり、少し興奮されたり )
・職員さんと一緒に握った手をゆっくり開かせて頂くと、菜の花を、持ってくださる方もおられた
自分の順番が待ちきれないご様子の利用者さんがおられ、足をバタバタされたり、体を前後に揺らされたりしていた。
ご自分の順番が来ると、とても美しい笑顔をされていて、職員の方も「今日は本当に笑顔が良く出ますね〜」と言われていた。
職員さんも笑っておられて、部屋中が暖かい幸せな空気に包まれたように感じた
〈台紙に貼る〉
・折紙で作ったお内裏様とお雛様を、お一人ずつ、準備してきた台紙に貼って頂き、それをプレゼントしました。
お一人お一人に手を添えさせて頂きました
・パーンと、手で、力強く貼ってくださった方もおられました。
・表情をあまり出されない方が、チラッチラッと、私たちや台紙の方を見てくださっていました
・硬く握った手や肘を緩めて、少しでも折紙に触れられると、職員さんが「すごい、すごい」と、手を叩いて喜んでおられました。
〈歌を唄う〉
・いつも指揮をしてくださる方が、今回も嬉しそうに指揮をしてくださいました
・ご機嫌が優れない様子だった方も、動きを止められて、少し柔らかい表情になられていました。
・歌の時は、皆さんが、表情が柔らかくなられるように感じた


【活動の感想】
好まれない香りの時は、皆さんが似たような反応をされたが、好まれる香りの時の表情や様子は、お一人お一人違うと感じた。
・今回、皆さん表情が豊かだな〜と思いました。
なんとなくですが、ワクワクした気持ちを持っていてくださったように感じました
・職員さんが「歌が好きなので、歌の時、落ち着きましたよ〜」と、終わってから教えてくださいました。
本当に皆さんが歌がお好きだと感じたので、歌が多い活動や楽器を使った活動を、考えていきたいと思った。






今回、季節の”生花”を使った活動をさせて頂き、いくつか気づくことがありました。
特に、利用者さん達は、”香り”を、私たちよりも、クリアーに感じられていると思った点は、心に留めたいと思います。

”香り”にも、お花だけではなく、土や木々の香り、生の食べ物や調理された料理など色々あります。
これから、利用者さんそれぞれが、”好まれる香り””元気が出る香り”を、知っていけたら嬉しいと思いました


また今回、忙しい生活の中で、多種多様な刺激を受けている私たちは、
感覚を鈍らせることで平穏(普通)を保っている部分も、あるのではないかと感じました

そう感じたのは、びわこ学園に流れる、ゆったりとした心地良い空気感のお陰だと思います。

改めて、びわこ学園へは、日頃の雑多なものを脱いでいくような気持ちで、入らせて頂こうと思いました。
そして、”香り””色”も、”利用者さんが感じておられること”も、繊細に感じられるようになっていきたいと思います





エクセレント東山 -2019/2/13

2019-02-23 |  ├エクセレント東山
二月の中旬に、エクセレント東山での、今年初めての活動を行いました。
早いもので、もう十五回目の活動となりました。

お花が咲き始める頃喜びを感じて頂きたいと思い、活動は”いくつもの色”を使ったお雛様飾り作りにしました。
また、利用者さんの”手先を幾重にも”使って頂き、仕上げていく喜びを感じて頂きたいと思いました。

そして、私たちは、折紙で作り上げていく、男雛と女雛を飾ったリースを作って頂くことにしました。


最近の活動では、達成感(満足感)を感じて頂くために『少し難しい』作業を心がけて取り入れています。
でも、利用者さんはいつも、集中して丁寧に仕上げていかれます。

なので今回は、さらにハードルを上げてみようということになりました。
今回は、担当だけではなく、”さいわい”のメンバーにも試してもらいながら、具体的な作業内容を決めていきました。

今回は、はなとたえが担当しました。



🎎お雛様のリース 作り


準備したもの

男雛・女雛の材料 ( 着物<半襟付き>・顔・扇・笏・冠 )

リースの土台 ( 折紙・紙皿・紐)
薩摩杉(生葉)と(折紙)
菱餅・折り鶴・桃の花・扇




薩摩杉(生葉)を楽しむ

かざりとして準備した薩摩杉を、触れて香って頂きました。

目がご不自由な利用者さんが、表情をパッと明るくされて、一心に香っておられました



土台となる”リース”を作る

リースは、折紙で作った8枚のパーツを、組合せながら貼って作るものにしました。
利用者さんに作って頂く部分を多くしようと、このリースに決めました。

リースが出来上がったら、紙皿(折紙付き)を貼って、引っ掛けるを取付けるという作業です。
少々、難しい作業でしたが、集中して丁寧に仕上げてくださる利用者さんも多かったです



男雛・女雛を作る&飾る

まず、男雛と女雛の、着物”柄”を選んで頂き、それを折って、そして”顔”を取り付けます。
さらに、男雛には、を、女雛には、を飾ります。

お会いした頃には、座っておられるだけだった利用者さんが、小さな”扇”を、指先でつまんで飾ってくださいました
メンバーみんなの胸が熱くなる、感動の光景でした



かざりを取付ける  鶴・扇・菱餅・薩摩杉・桃の花

一階フロアーの利用者さんには、を折って頂きました。
集中して丁寧に、折り進められていく方が多かったです

を織り上げられて、とても満足されている様子の利用者さんもおられました

”三色の菱餅””台”は、折り目を付けている折紙と、折り目無し折紙を準備しました。
折り目有りで作られた方も、また、折り目無しから折って作られた方も、出来上がると嬉しそうでした

薩摩杉は、先ず、折紙のを貼り付けて、そこに挿して頂きました



今回、私たちは、一つのパーツでも、折り目”有り”や”無し”などを準備して、利用者さんそれぞれに対応しようと思いました。
それでも、やはり細かい作業を、いくつも行って頂く計画を立てたので、時間が不足してしまいました

でも、利用者さんの中には、飾りが一つ一つ増えていくのをとても喜ばれているもおられました。
また、私たちの予想を超えて、作業を進めていかれる利用者さんもおられました




お雛様のリース 完 成

色とりどりお雛様のリースが完成しました

出来上がったリースを「ずっと見ていたい」と喜んで見つめられて、最後まで袋(持帰り用)に入れようとされない利用者さんもおられました




~今日の中庭~
パンジービオラが、プランターから溢れるくらいに成長してきましたいよいよ花盛りのが始まっていきます

チューリップのも、すぐに目に留まるくらい大きくなってきました



今回の活動の掲示です




今月の季節の掲示です
男雛女雛三人官女五人囃子ぼんぼり菱餅も折紙で作りました

桃の節句の喜びが、お部屋の中に、少しでも広がったらいいな〜と思います





活 動 後 記


今回、担当がポイントにしたのは、次の二点です。

『達成感(満足感)』を感じて頂けるよう、なるだけ利用者さん自身に作って頂き、完成させていく。
お雛祭りならではの『喜びと美しい色彩』を感じて頂く。

そのために、利用者さんに行ってもらう、具体的な作業の内容は、メンバー全員で意見を出しながら検討しました。
また、使う、千代紙も色々な”柄”と違う”色彩”のものを選びました。

今回、利用者さんに行って頂く、作業内容のハードルを上げようとして取り組みました。
その中で、上手くいかなかった点もありますが、多くの気づきを得る、得難い機会となりました。


【良かったと感じた点】
・美しい色合いのかざりを、飾っていくことを喜んで頂けた。
・一つ仕上げるたびに笑顔になられ、達成感(満足感)を感じて、作業を進めて頂けた方もおられた。
・細かい作業に、とても意欲的に取り組んで頂けた方もおられた。

【改善することが必要と感じた点】
・難しい作業を、いくつものパーツに取り入れたことで、時間が足りなかった。
・私たちが手を添えることが必要な場面が多く、対応できなくて寂しそうにされる利用者さんがおられた。
目がご不自由な方には、難しすぎる内容となってしまった。



これからに活かしていきたいこと
特に、次のことは、これからの活動に活かしていきたいと思っています。

作業の内容は、それぞれの利用者さんに対応できるよう、”三段階くらい”考えよう。

作業工程の中で、できない利用者さんも、”できたと思えるポイント”を作ろう。

折紙の場合には、”予め折り目を付けておく”のは有効である。(利用者さんが作業しやすく、また達成感(満足)も得やすい)






今回は、作業が難しかったことと、予定の時間で終えられなかったことで、
職員の皆さまにはご迷惑をおかけしてしまいました

本当にいつも、たくさんのお力添えとご理解をありがとうございます
これからも、よろしくお願い致します。





レスパイトハウス〜これまでの活動〜

2019-02-15 |  ├レスパイトハウス

”さいわい”が、レスパイトハウスで活動を始めたのは、2018年6月です。
それから1月〜3月のお休みの期間を除き、ほぼ毎月催される「親子レスパイト」の行事で活動させて頂いています。

5人のメンバーは、前日準備当日に関わらせて頂いていますが、末長く関わらせて頂くために、
無理をしないとメンバーで決めていて、二日間全日参加するメンバーも、また途中抜けるメンバーもあります。

レスパイトハウスにおいて、私たちがボランティアとして、関わらせて頂いた行事を紹介させて頂きます。



宿泊レスパイト
  2018年6月

レスパイトハウスの行事を、初めて見学し経験させて頂きました。
先輩ボランティアの方々に声をかけて頂いて、少しですが、調理のお手伝いをすることができました。

親子レスパイト参加ご家族ために準備された、お料理の数々に感動した、最初の日でもあります
メニューは、朴葉寿司・鶏肉のトウチ味噌添え/大和当帰味噌添え・赤タマネギのサラダ・野菜胡麻和え・大和丸茄子の揚げ出し‥等です。



流しそうめんの会
  2018年7月

レスパイトハウスの年間行事の一つである、流しそうめんのボランティアをさせて頂きました。

前日の午前中は、廊下などの拭き掃除と庭(玄関や和室側)の掃除、午後からは、ランチ作りをお手伝いしました。
流しそうめんの会当日は、奈良女子大等から参加されている沢山のボランティアの方と活動させて頂きました。

ありがとうございます、と言って頂くのが申し訳ないくらい、充実した楽しい時間でした



『星つむぎの村』プラネタリウムの会
  2018年9月

『星つむぎの村』は、山梨県で「星を介して、人と人をつなぎ、ともに幸せをつくろう」をキャッチコピーに活躍されている方々です。
25人が座れる大きさの、4メートルの”ドームテント”が、キッチンの部屋に設置されました
また、あかりバンク等の活動をされている『照明塾』の方が、プラネタリウムを盛り上げる飾り付けをされていました

準備の内容は、主に、掃除・庭の草刈り・布団の準備等でした。当日には、軽食の準備を主に行わせて頂きました。

食事プロジェクトのリーダーとお話させて頂いて、改めて、細やかな心遣いでお料理を仕上げておられることを知りました。
お料理を出されるタイミング、それぞれの食材を鍋に入れるタイミング、、、本当に学ぶことばかりでした



奈良の秋を楽しむ会
  2018年10月

前日準備として、窓拭き・庭と部屋の掃除・布団敷き・オムツ替えのセッティング、料理の下準備やお箸作りを行いました。
また、行事の当日に来られるボランティアさんがスムーズに動けるように、包丁等の器具をセッティングしました。

当日は、参加ご家族のために、ボランティアさんによるパネルシアターが上映されました。
その後、ご家族は、外の池でも遊んだりされていました。

事務局の方に、前日準備に行かせてもらっていることを「とても助かります」と言って頂けました。
全く疲れを感じないくらい、充実した時間を過ごさせて頂いていますが、やはりそのお言葉は嬉しかったです



日帰り親子レスパイト
  2018年11月

この日は雨がちな天気で、主にお料理の下準備と、当日の道具のセッティングをしました。
食事プロジェクトのリーダーが、一つ一つのことを、本当に丁寧に準備をされるのを間近で見せて頂きました。
ただただ凄いなと感動しながら、心を尽くすとは、こういうことなのだと、改めて実感させて頂きました

親子レスパイトに参加されたご家族のご両親は、とてもお若い方で、私たちの子どもの年齢に近い方々のように感じました。
その若いご両親は、明るくて、自然体で、おしゃれで、そして私達にも感謝を伝えてくださって、本当に素晴らしいなと思いました。

この日は、参加ご家族がお帰りになられる時に、お見送りをさせて頂くことができました
いつもよりも、さらに満ち足りた気持ちになりました



宿泊親子レスパイト
  2018年12月

前日準備は、いつものように掃除や、当日のお料理の下準備などでした。
また、宿泊の時には、薬草のお風呂に入られるそうで、薬草を入れる袋に大仏様を刺繍するお手伝いもさせて頂きました。
次の日には、食事プロジェクトのリーダーが、刺繍した布を”袋”に縫って持って来られていました


今回は、久し振りの宿泊ということで、1日目の昼食夕食、2日目の朝食を準備されました。
もちろん三食のメニューは趣向が凝らされたもので、その分、食材も多く、お料理の下準備や行程がとても多かったです。
当日スムーズに動けるように、食材や調理器具の配置などを、前日にしっかり準備しておくことの大切さを実感しました。

今回、出し忘れの食材があったり、ハプニングもありました。
継続して参加させて頂いている私たちとして、”出来ること””心がけること”等を、5人で相談し確認したいと思いました。





もうすぐレスパイトハウスでの、今年の活動が始まります。
自然界がお花や植物でいっぱいになる季節の活動は、初めてとなります。
今から、とても楽しみです


親子レスパイトの時に、レスパイトハウスの色々な場所にさりげなく飾られているお花のほんの一部です。

お世話になっている事務局の方と、レスパイトハウスの”さいわい”のメンバーです







奈良親子レスパイトハウス〜活動開始〜

2019-02-15 |  ├レスパイトハウス

私たち”さいわい”が、活動させて頂いている、もう一つの場所を紹介させていただきます。
それは、社会福祉法人 東大寺福祉事業団「奈良親子レスパイトハウス」です。
(以降、レスパイトハウスと表記します)

このたび、レスパイトハウスにおける活動を、ブログで紹介させて頂けることになりました。
2018年6月から、少しずつボランティアとして関わらせて頂いています。
今回は、二回に分けて、その活動を簡単に紹介させていただきます。

レスパイトハウスの活動には、”さいわい”から次の5名のメンバーが参加しています。
(まさよ・さいは・たえ・ちはる・しげよ)



レスパイトハウスの紹介

レスパイトハウスは、難病や障害のある子供さんとそのご家族が、親子で一緒にレスパイト(休息)されるための施設です。

東大寺境内にあり、豊かな環境の中で、いつもとは違った「人との出会い」「動植物との触れ合い」等を通じて、
今、ともに生きて在ることの意味、喜びを識る時間を提供されるために、2010年9月に設立されました。

事務局は東大寺福祉療育病院内にあり、代表幹事は療育病院の院長です。

私たちは、レスパイトハウスで『親子レスパイト』を行われる時に、活動させて頂いています。
活動の内容は、前日・当日の、掃除料理等の裏方のお手伝いで、実際に参加されるご家族と関わることはありません。



活動をブログで紹介したいと思った理由

ブログへの掲載を、レスパイトハウスの方にお願いした大きな理由は、次の二つです。

*レスパイトハウスのことを、多くの人に知って頂きたい
レスパイトハウスでは、親子レスパイトに参加されるご家族へ、日常から離れて、満ち足りた楽しい時間を提供するために、
療育病院の院長、そして事務局の方を中心として、様々なボランティアの方々が活動されています。
近くに商店を構えておられる方々からは、行事のたびに、商品などの寄贈も行われています。

私たちは、関わらせて頂くまで、このような場所があることさえ知りませんでした
行事のたびに、誠心誠意な取り組みが重ねられているレスパイトハウスの活動を、より多くの人に知って頂きたいと思いました。


*誰かのために『心を尽くす』素晴らしさを伝えたい
私たちは裏方の準備をお手伝いさせて頂いていますが、いつも感動させて頂いているのがお料理です。
参加されるご家族に”日頃とは違う喜びを提供したい”という思いを、献立・食材選び・調理法・盛付け等に尽くされます

また、レスパイトハウスのいたる所には、さりげなく季節のお花が飾られています
そして、行事に合わせ、心遣い飾りつけ等もなされています

私たちは、レスパイトハウスの活動に関わらせて頂くたびに、何か、心を洗われたような気持ちになります
そしてまた、仕事やボランティア‥‥また生きることにも、真っ直ぐに向かっていきたくなる力(元気)を頂いています

それら私たちがレスパイトハウスから頂いている、感動喜びを、少しでもブログでお伝えできたらと思いました。



活動を開始して

私たちは、前日準備から参加させて頂いていますが、ボランティアへ行かせて頂いているというより、
『心を尽くす』とはどんなことかを、実践の場で学ばせて頂いているような気がしています。

1月〜3月までは、親子レスパイトはお休みで、まだ一年にも満たない活動です。
それでも調理器具や食器などの場所も分かるようになり、またお掃除にも慣れてきました。

これからは、『心を尽くす』ことを学び&身に付けながら、『心を尽くせること』を増やしながら、
本当の意味でお役に立てる活動ができるよう、
みんなで成長してきたいと思っています

レスパイトハウスの皆さま、どうぞ、よろしくお願い致します。





メンバー紹介 ( 更新 2019/2 )

2019-02-13 | さいわいの紹介

さいわいのメンバーを紹介します

8人のメンバーにより構成されています。(2019年2月現在)
活動開始の2017年秋に5人でスタートしたさいわいですが、その後、活動を広げて7人になりました。
また、2019年2月には、さらに1人加わり8人となりました

経歴や経験は様々ですが、それを自分の持ち味として喜び、自由に意見交換しながら、よりよい活動にしていきたいと取り組んでいます。

利用者さんの元気幸せに貢献させて頂く機会は、私たちも元気幸せにさせて頂ける機会です

どうぞ、よろしくお願いします



さいは

大学時代から保健、福祉を学び、メンバーの中で最も長いキャリアを持つ。
現在は、認知症専門棟においてアロマセラピー、園芸療法を行なっている。
アロマや園芸療法などで、講演を頼まれる機会も多い。

(資格)介護職員初任者研修、アロマセラピスト、ハーバルセラピスト、NPO法人認定園芸療法士
社会福祉主事任用資格・養護教諭免許



たえ

現在、訪問ヘルパーとして働きながら、介護施設における傾聴ボランティア、病院内の患者図書室のボランティアを行っている。

(資格)介護福祉士



まさよ

放課後児童クラブの支援員、小1すこやか支援員を経て、現在は、知的障害児(者)の余暇支援の仕事をしている。

(資格)介護職員初任者研修



エイミー

訪問ヘルパー、デイサービス、看護付き小規模多機能施設を経て、現在は老人福祉施設で働いている。

(資格)介護福祉士



はな

福祉現場の経験はないものの、みんなで一緒に活動できる喜びを楽しんでいきたいと思っている。



ちはる

福祉現場での仕事の経験はないが、現在、こども食堂のボランティアとして活動している。

(資格)フェイシャルエステティシャン



しげよ

小中学生の不登校児童のフリースクールのボランティアを経験後、現在、障害児童の放課後ディサービスのスタッフとして働いている。

(資格)1級心理カウンセラー、メンタルケア スペシャリスト、精神対話士



アン

病院内の患者図書室のボランティアを行っている。朗読の勉強を長年続けていて、花・植物の栽培や写真撮影を趣味としている。






エクセレント東山 メンバー

さいは、まさよ、たえ、エイミー、はな





びわこ学園 医療福祉センター草津 メンバー

まさよ、たえ、さいは、エイミー、ちはる、しげよ、アン





奈良親子レスパイトハウス メンバー

まさよ、さいは、たえ、ちはる、しげよ