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福祉施設やイベントで活動する ” ボランティア グループ ”
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びわこ学園-2020 秋祭り

2020-11-11 |  ├びわこ学園
十月のある日、今年もびわこ学園秋祭りが行われました。
ちょうど台風が去った翌日で、前日までの天気が嘘のような、清々しい秋晴れの一日でした

私たちのびわこ学園での活動は、コロナウイルスの影響で3月から中止となっていました。
秋祭りの開催にあたっても、もしかしたらの突然の中止があるかもしれないと思っていました。

私たちが参加させて頂くようになって、3回目になる秋祭りです。
例年よりも、大幅に縮小された秋祭りとなりましたが、久しぶりに皆さんとお会いすることができて、本当に嬉しい一日となりました


今年は、いつもの活動メンバーから6名、そして去年と同じようにえつこさつきも参加させて頂きました。

久しぶりということで、メンバー全員が嬉しさ緊張が、入り混じったような気持ちで当日を迎えました。
会場に入ると、ステージには華やかな飾り付けがなされ、沢山のテントが準備されていました

その様子からは、ずっと変わらずに働き続けておられる職員さんの、いっぱいの真心が伝わってきました。
私たちも、改めて、関わらせて頂く皆さんに楽しんで頂けるよう、心を尽くしたいと思いました。


今年は、【午前】1部 2部【午後】1部 2部とに分かれて、利用者さんと一緒に演奏を楽しみました

私たちボランティアもご家族の方も、建物へは入らずに、各病棟ごとに分かれたテントで利用者さんを待ちました。


ご一緒したことのある利用者さん達の元気な様子が目に入るたびに、胸には懐かしさ嬉しさがこみ上げてきました。
『お久しぶりです〜とご挨拶させて頂くと、こちらを見てウンウンと頷いてくださる方もおられました。

担当させて頂いた利用者さんには、初めてお会いする方もおられました。
その知らない方の多さに驚きながら、改めて、びわこ学園ではたくさんの方が過ごされているのだと思いました。


【 午前 】「ひむれ太鼓」さんの演奏
小学生から高校生くらいの方々の演奏で、和太鼓の音は、大地にも空にも響き渡っているようでした。

職員の方が、マイクで始まりの掛け声をかけられると、一緒に元気な声を出される利用者さんもおられました
演奏が始まると、目がご不自由な方も目を開けてそちらに向き、しっかりと和太鼓の音を聞いておられるようでした
また、太鼓のリズムに合わせて、声をあげながらリズムを刻んでいる方もおられました


【 午後 】「みみすまバンド」さんの歌と演奏
ドラムやギターを演奏しながら歌ってくださいました。

演奏が始まると、右手がだんだん上がってきて、ずっと手を揺らし続ける方もおられました
また時折、両手を上げてリズムをとって指揮をされる方もおられました♪♪
三曲の演奏が終わって帰る時、職員さんから「名残惜しい〜?帰りたくないの〜?」と声を掛けられている方もおられました。

最後の曲では、会場にいる全員で歌ったり踊ったりして、みんなが一つになって楽しんでいるようでした



秋祭りには、ご家族の方もたくさん来られていました。
コロナ禍の影響で、今まで面会が出来ず、この日『久しぶりに会いますという方が、沢山おられました。
その中には、もう会えなくなるかもしれない...と、悲しい気持ちになったという方もおられました。

娘さんの手をぎゅっと握っておられた方〜 元気でいてくれて嬉しいと涙を流されている方〜など、
本当に心温まる光景をいくつも目にしました。

ご家族の方から『この秋祭りのおかげで一緒にいる事ができて、感謝しています。』という言葉を、何度もお聞きした一日となりました



秋祭りは、利用者さんにとっても、ご家族の方にとっても、とても貴重な素晴らしい一日だったと思います。
それは、私たちボランティアにとっても、同じでした。

コロナ禍が終息しない中での開催ということで、職員さん達は、幾重にも配慮を重ねられ準備されたと思います。
当日の職員さん達は、利用者さんお一人お一人を見て回られながら、明るい笑顔で声をかけられ、楽しんでおられるようでした。

久しぶりにご一緒させて頂いた、職員さん達の姿は、やはり素晴らしかったです

次にお会いする日を楽しみにしながら、私たちもさらにお役に立てるよう、日々精進していきたいと思っています。
びわこ学園の皆さま、楽しい一日をありがとうございました