市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

ピーマンを眺めて

2012年08月24日 | 日記
まあまあ、めまぐるしく変わる気まぐれな空模様…
岡山の倉敷市から、はるばる西都市に来られて、
「ピーマンオブジェ展」のために滞在されている加藤直樹氏。
「西都に来て、今日初めて晴れました」と。
あぁ、でもでも少しずつ雲が…シッシッ
皆様の町ではいかがでしょうか。

さて、非常に個性的なピーマンたちを見てみたいと、
連日多くのお客様が来館されている夢たまごです。
今日(24日)の宮崎日日新聞でも紹介されました。


また、初日の「ギャラリートーク」の時間には
25名の方々が参加されて、
加藤氏の陶芸・ピーマンによせる熱い思いを聴いていらっしゃいました。




ピーマンだらけの中に、写真のような作品が目を引いています。
「コノハナサクヤヒメ」。
3月に下見に来られた加藤氏は、
歴史資料館や、西都原などを訪ね回り、
「コノハナサクヤヒメ」に「無垢」「花嫁」のイメージを持ち、
このような作品に仕上げたと聞きました。
和服とドレスが合体したような真っ白な衣裳。
小さな小さな花がたくさんあしらわれ、とても美しい姫ですよ。
細かな作業にため息が出ます。



下見に来られた時、ピーマンのメッカということで
生産者や農協の方、市長さんとも会い、
ビニールハウス、選果場を見学したそうです。
「とても刺激的で、あふれ出るピ-マンの生命感を肌で感じました」と加藤氏。

また、「ピーマンの形や色はすべて違います。
自然界に同じものは一つとしてないからです。
自然を尊敬し、ピーマンにただならぬ愛を感じています」
「2年前に娘も生まれ、最近では特に命について考えることが増えました。
僕のピーマンの中にも命を宿したいと、
強く思いながら制作しています」ともおっしゃっています。


  コンペイトウなど入れるとよさそうね。
     

私アムもピーマンが好きです。食べるのがです。
でも、ひたすら「どう料理しようか」とか、
「このデコボコをどう切ろうかなぁ」と思うくらいでした。
この展示が始まってからというもの、
調理する前にマジマジとクルクルと
ピーマン君に見入ってしまいます。
西都のピーマン(ご近所さんによく戴きます)、
ほんとにツヤツヤでプリッとしてておいしいのです。
おかげで私も元気に生きています


種がいっぱい付いてるかわいい作品。


「加藤直樹 陶展」は、明後日26日(日)までです。
どうぞ実物をご鑑賞下さいませ。
お待ちしております。




次回の展覧会のお知らせ

展覧会名:「彩美会」絵てがみ作品展

展示期間:8月28日(火)~9月2日(日) 

なお、9月9日(日)は「ぞろ目ライブ」もあります!



コメント (4)
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