市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

加藤直樹 陶展

2012年08月21日 | 展覧会情報
岡山に旅行をした宮崎市の女性が、偶然入った展覧会会場。
ピーマンのオブジェに出会ったのが昨年の5月のこと。
ピーマンの産地での展覧会開催へのスタートでした。

加藤直樹 陶展
ナオキショウEX

展示期間:8月21日(火)~8月26日(日)
開館時間:10時~18時



600個以上のピ-マンオブジェを作り続けて6年。
多くの芸術家が生まれた岡山から宮崎に!!
ピーマンのメッカ西都市で個展が開催されます。

初日の21日(火)は、14:00からギャラリートークが開催されます。(無料)
加藤直樹さんとじかに触れ合って、
なぜオクラやニガウリじゃなくてピーマンなのか、
聞いてみたいではありませんか…

~プロフィールより~

倉敷市在住の陶芸家。
ピーマンへの恩返しから、
2006年よりピーマンシリーズの製作にかかる。
今までに9シリーズ600個以上、
すべて異なる形や絵付けで表す理由は
「自然界にはまったく同じものがないから」
マニアックにピーマンを愛し続けている。

1979年 岡山市に生まれる
2002年 岡山大学教育学部卒業
      岡山テレサ陶芸教室講師
2004年 岡山市に開窯
      エレキボウイ結成
2006年 ピーマンシリーズの製作をはじめる
2009年 十河隆史氏のスタジオアシスタントを務める
      越後妻有アートトリエンナーレ 妻有焼展 入選
現在、中国デザイン専門学校非常勤講師


パネル一面に、カッコよく展示されたピーマンたち
一つひとつ違う形と色。
人もまた、一人ひとり違う…違って当たり前ですよね。

体調を崩し養生していたある日、
庭の菜園で青々ツヤツヤと元気に生きているピーマンが
印象的に目に入った…
そこからピーマンオブジェへと発展していかれたようです。
オクラでもニガウリでもなく、
そこにピーマンが健康をアピールしていた訳ですね~。
ピーマンをたくさん食べ、健康を取り戻し、
加藤氏はピーマンシリーズに取り組みます。
「群虫シリーズ」や「枯れピーマンシリーズ」「種シリーズ」などなど
9シリーズあるとのことです。


けっこう大きな作品です。
蜂がたくさんいます。穴は六角形で、蜂の巣の入り口とのこと。

他の作品にも様々な生き物が描かれていますが、
すべて自宅(倉敷)周辺で、網にて捕獲し、スケッチするそうです。
大の大人が昼間、虫取り網を持って虫を追いかけることに
最初は抵抗があったんです、と加藤氏。
いえいえ、いいではありませんか。光景が浮かびます。
麦わら帽子の、上の写真のように。


弥勒菩薩。他の作品は磁器ですが、これは土で作ったそうです。
弥勒菩薩は、より人間に近い所(地位)にとどまり、
人間に寄り添った方なので、土に近いイメージを持たれたとのこと。
ピーマンも土から育っているわけで、このような色に…
初めて人の顔を作品にしたとも聞きました。頭の上にもピーマンが。
慈悲深いお顔をされています。



                                             UMKテレビの取材を受ける加藤氏。
                  スクーピー ラジオ実況中継          今日夕方6:15~のスーパーニュースで放映されます。
     



我が夢たまご館長も取材。
館長(別名・親分または、じぃじぃとも呼ばれています)が日々
東へ西へと駆け回る努力のおかげで、ギャラリー(展覧会)に穴はあきません。
いろんな名前で呼ばれるのは、それだけたくさんの人に慕われているということ。
最近、最愛の奥さまを亡くされましたが、暗くなると寂しさが募るよ、と…
どうぞ励ましにおいで下さい。
        


どうぞ、個性的なピーマン達をご覧ください。
加藤氏は毎日会場にいらっしゃいますので、
お話して下さいね。



次回の展覧会のお知らせ

展覧会名:彩美会「絵てがみ作品展」

展示期間:8月28日(火)~9月2日(日





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