市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

「ピーマンの話」と「さいとマルシェ」のお知らせ

2012年12月21日 | 日記
「ピーマンの話」
先日、「ギャラリー夢たまご」にと、
たわわに実ったピーマンの鉢植えを戴きました。

       

夢たまごの奥の出入り口から、
顔だけ覗かせる一人の美女…
「館長さん いらっしゃいますか?」と
美しく笑って言います。
(ヒャ~、カンチョウサン スミニオケナイネ~
所用で出かけています、と答える私に
オイデオイデの仕草。
………あれ
この顔、知らなくはないぞ~
あぁ~誰だっけ、見覚えあるなぁ~
席を立って、女性の所に着くまでの16歩で
思い出したかったぁ
物覚えの悪いアムは、思い出せずに16歩が終わり
「ご免なさい、お名前どなたでしたっけ」
と聞くしかなく…
「はい、ピーマンオブジェの時の…」
まで聞いて記憶がよみがえりました
そうでした、大切な方でした。
 ピーマンオブジェ展より

今年8月に「加藤直樹 陶展・ナオキショウEX」(ピーマンオブジェ)
を夢たまごで開く橋渡しをして下さった方。
女性の足元には大きな青々としたピ-マンの鉢植が。
「夢たまごに飾って下さいますか?」と言うのです。
もっと思い出しました

この方は宮崎市にお住まいですが、
西都市のことが大好きで、いつも応援して下さってます
日本一のピーマンの産地の西都市を
もっともっとPRできたらいいなぁ~と。
アムも同じ思いなので、色とりどりのカラーピーマンを
道路沿いに植えて「ピーマンロード」にしたらどうかしら、
そんな道があってもいいよね~
あぁ、それも面白いね~
なんて話しましたね

あれからピーマンを料理するとき、
あのピーマンの焼き物を思い出して、
しみじみと眺めることもあるのですが…

今でも、西都や夢たまごを忘れることなく気にかけて、
お母様が育てたというピーマンの鉢植えを
わざわざ宮崎から届けて下さったわけです。
本当に嬉しい
とってもありがたいことです。
ありがとうございました
加藤直樹さんもお元気で制作していらっしゃいますか?
また西都へおいで下さいね。



さて、あと10日で大晦日。
今年最後の「さいとマルシェ」(食の感謝祭)が、明日12月22日(土)
10時~午後3時まで「あいそめ広場」で開催
されます。



さあ、みんな体験しよう不動の人気「マンショ窯」
旬の食材を使ったピザを自分で作れば、楽しさ美味しさ倍増
といったおなじみコーナーや、
様々な出店に「冬の旬」のものが並びますよ。
お正月用のお花なども…。

さらに、妻高校の物産ブースや
ステージ(11:00~)では、マーチングバンド・ハープ・吹奏楽などが楽しめますよ。

今回は「スイーツ」特集
抽選会に「クリスマスケーキ」が用意されており、
誰かさんに当たるわけ

あの「モスバーガー」もやってくるそうよ
誘い合って出かけましょう
少雨決行だそうです。

主催  まちなかエイドステーション (電話:0983-43-2355)
協力 ・NPO法人 iさいと ふらっと  ・西都木青会


なお、1月の「夢たまごぞろ目ライブ」は
26日(土)午後6:30~
「今神楽BANDOスペシャル」を行います。

詳細は1月のブログでお知らせ致します。
お楽しみに




























コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔なつかしの映画ポスター展

2012年12月18日 | 展覧会情報
連日多くのお客様で賑わった「福島正吉油絵展」から
雰囲気がガラっと変わって、
今週の夢たまごは昭和の香り漂う空間となりました。


昔なつかしの映画ポスター展

展示期間:12月18日(火)~12月23日(日)

開館時間:10時~17時



この展示会は、「平成24年度 西都市自主分化事業」の一つです。
昭和の時代、映画全盛だった頃の懐かしいポスター31点を一堂に集めました。
古い作品になると、
出演者も故人となられた俳優さんが多い作品もあります。


「羅生門」 監督:黒沢 明 (大映映画)

出演者は、三船敏郎・京 マチ子・志村 喬・加藤大介・千秋 実 など。
原作は、芥川竜之介。
ヴェニス国際映画祭グランプリ(大賞)受賞に輝いた作品。
とても珍しいポスターで、監督や原作者が英語で書かれていますね。


「名もなく貧しく美しく」 監督、脚本:松山善三 (東宝)

主演は高峰秀子・小林桂樹。
~幾とせ星はめぐり、ろうあの夫婦の指がつづる愛の風雪
年が明けて1月に「懐かしの映画祭」で上映される作品の一つです。


「生きる」 監督:黒沢 明  (東宝)

主演は、志村 喬・小田切ミキ。
ポスターには、「映画演劇最高演技陣総出演」とあります。
~いのち短かし、恋せよ乙女…
色褪せた黄昏の心を揺する古き恋歌
この甘く哀しい感傷こそ
人生に注ぐ愛の涙か~

なんだか玉置 宏さんが銀幕の前に出てきて、
話し出しそうな文章ですね。

今ではなかなかお目にかからない俳優さんたちを思い出して、
映画談議に花を咲かせませんか



「懐かしの映画祭」は、
西都市の自主文化事業の一環として
平成18年から始められまして、今回で7回目。
今年度の上映は、年明けの1月26日(土)と27日(日)の二日間です。

上映場所→西都市文化ホール (コミュニティプラザPAO 3階)

上映時間は

26日(土)
 「煙突の見える場所」………10:10~11:58
 「この広い空のどこかに」…12:40~14:29
 「名もなく貧しく美しく」……15:00~17:08
 「裸の島」…………………17:30~19:06

27日(日)
 「裸の島」…………………10:10~11:46
 「名もなく貧しく美しく」……12:30~14:38
 「この広い空のどこかに」…15:10~16:59
 「煙突の見える場所」………17:20~19:08


入場料→2日間通しで¥500

お問合せ 0983-43-1321 (西都市まちづくり推進室)

主催=西都市・西都市教育委員会・文化庁・東京国立近代美術館フィルムセンター
協力=西都市優秀映画鑑賞推進事業実行委員会・(株)オーエムシー


今年の展示会は今週で終わり、夢たまごは冬休みに入ります。
1年間、皆様に支えられて無事に終えることができそうです。
夢たまごが「たまご」じゃなくなる日がくるまで(何になるんでしょ)
一層のご支援をお願い致します。
これからも市民のために、
より快適な空間を目指して職員一同努力して参ります。
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
皆様の幸せをお祈り申し上げます。
ありがとうございました




次回の展示会のお知らせ

展示会名:家族展 パッチワーク&木工展

展示期間:1月8日(火)~1月13日(日)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こだまする絵とともに

2012年12月16日 | 日記
ちょっと日が過ぎましたが
12日(水)の「第41回ぞろ目ライブ」の様子をご紹介いたします。
2回目だった黒木ゆみさん率いる「シンガーズ・ブルー」の街かどコンサート。
今回は程良い人数(70名)で、ゆったりと聴けました



オープニング曲は「ここからはじまる」。
この曲は宮崎医療福祉専門学校のイメージソングで、
黒木ゆみさんが作曲されました。
作詩には学生やスタッフも関わったそうですよ。
  ~いつも不安だった僕達は…
  時には泣いてもいい…
  この坂を下り
  僕らは羽ばたく…~

生徒たちの将来を見守り、祈る
優しさあふれる曲でした


       写真は左から恒松美知子さん(司会も)、ゆみ・Kさん、日高博子さん。            弾き語りのゆみ・Kさん

    

コーヒールンバなどのザ・ピーナッツメドレー。
3人のハモりは「アカペラ甲子園」さながらの楽しさで、
歌ってる本人が1番楽しんでる…
そんなひと時でした
熱いねぇ。これはもう、グループ名を変えて
「シンガーズ・真っ赤っか」でいいんじゃなくて


ふきちゃん(上米良富貴子)さんや、牛島裕子さんの歌も聴かせて下さいました。
「港が見える丘」、「シェルブールの雨傘」など、
様々なジャンルの曲…懐かしいですね。

     

そしてそして、特別ゲストの3人組。
ブログでは「清野オーケストラ」とご紹介しましたが、
当日になると、もう名前が変わっていました。
「NHKオーケストラ」と

その方々の、これまた素晴らしい演奏
       写真は左からNこと永山道昭さん(ベース)、Kこと清野憲一さん(二胡)、Hこと日高健安さん(ギター)。



両どなりが立派な口髭。
右に砂漠の国の王様風。左にアラブの暴れん坊風。
不釣り合いを感じた清野さんは
対抗意識に燃えたか、負け惜しみか、はたまたバランスが悪いと思ったか、
ポケットから付け髭を取り出し、
ご覧のように。
おぉナルホド、ソウナルノカ~



これで、いつものように時々駄洒落を入れながら
美しい「二胡」の演奏を繰り広げるのですから
「テネシーワルツ」から「賛美歌」まで、
二胡の音色と、それを引き立たせるギター、ベースで聴かせます魅せます

ここで清野さん得意の駄洒落を一つ二つ。

「今日は何曲演奏するんですか?」
 「二胡で3コ

「それは何という楽器ですか?」
 「1コで二胡じゃが」

歌手の米良義一くんは、
小さい頃から俺の所で民謡を習ってたから、
西都に帰ってくると、挨拶に来るわけよ。
昔から俺のことを「清(せい)先生、清先生」と呼んでたわ。
この前帰った時も寄って、
相変わらず「清先生」よ
「俺はノー足りんかぁ~~」。
                                         (清野の「野」がないから)

まわりに架かる福島正吉さんの油絵。
山々の絵に音楽が響き、こだまとなって帰ってきます。
一足早く「クリスマスプレゼント」を貰ったような
心豊かな夜でした。

年が開けても又、「ぞろ目ライブ」は続きます。
どうぞ、来年もたくさんの方のご来場を願っております。
今年、12回の入場者数は合計1018名でした。
我が愛しのジイジイは、出演交渉や新規開拓など
「ギャラリー夢たまご」を背負って
年にもめげず、奮闘した1年でした。
「ぞろ目ライブ」への温かなご支援ありがとうございました








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島正吉油絵個展

2012年12月11日 | 展覧会情報
ここの所、西の都あたりの朝は
一面真っ白の霜が続いています。
しまった
育てていたバナナの木が一夜にしてシモヤケに
皆様の所はいかがでしょうか。
今週の夢たまごは油絵の個展を開催致します。


福島正吉油絵個展

展示期間:12月11日(火)~12月16日(日)
開館時間:10時~17時



福島正吉(しょうきち)氏は、西都市在住です。
絵は趣味とのこと。
でも、3年前と今年、市美展で2回、特選に輝いています
23年ほど前に絵を習い始め、定年を機に初めての個展を開きました。
会場には山の風景、花のある風景などなど
P80~F4号サイズまで46点が展示されています。


「オサレ山」 F50号 2012年7月

西都市東米良のオサレ山の風景。
この秋、西都市美術展で「特選」を受賞した作品です。
山の絵は緑が多いので、
それぞれの色合いの違いを出すのが大変でしょうね。
山間いの家々に、それぞれの暮らしに、
どんなドラマがあるんだろうなぁ…
私は旅の車窓から見るこんな景色にも
いつも、そのような思いを抱きます


「向日葵畑の中で」 P80号 1995年8月

絵の中の子どもは
福島氏のお子さんと近所の子どもで、このころ6年生くらい。
夏休み、子ども達は虫取りに夢中。
そんな様子をキャンバスに。
現在の西都原のヒマワリは、背丈が低く
あたりが良く見渡せますが、
当時は背丈も花も大きいものだったそうです。

モデルになってしまった息子さんは
「絶に人に見せないでよ!」と言っていたとか
この子ども達もすでに30歳過ぎ。
どんな大人になって、どこで暮らしているのでしょうね…

ご覧になった方が「写真を見て描いたんじゃないのがわかる絵だなぁ~」と
つぶやいていましたよ。


「海がめの来た夜」 F40号 1993年6月

小さい頃から海がめを見て育った福島氏。
アムも海がめを見に何回か浜に行ったけど会えなかったと話しますと、
「波を読むことが大事」と教えて下さいました。
海がめは波に乗ってやって来るので、
満ち潮の夜を狙うと会えるのだそうです。

陸に上がって、波が来ない所まで行くので
時間もかかりますね。
観察する時間があるので助かるとのこと
会場の花の絵などは明るいタッチですが、
このような夜の暗い絵にも目を引きつけられます。



福島正吉氏(左)と元同僚の方     

朝1番で来られた友人は、
「だんだんと絵が緻密になってきている。
人間的にも垢ぬけてきたように思うよ」と。

絵を描き始めたきっかけは、
広報に載っていた「公民館市民講座生募集」に
ご夫人が申し込んでくれたから
前期は弥勒祐徳先生、後半は後藤静雄先生。
講座終了後はクラブを作り、その後フリーでの制作活動になりますが、
時々は先生方に誘われ、スケッチに行くそうですよ

絵の難しさは、思った色がなかなか出せないところ。
いい所は、無心になれること。観察力がついたこと。
ふだん見過ごしているような物を、意識する癖がついたと。
(となりの、元同僚さんの言うにはね…)
「女の人もよ~く観察できて、
レイセイに見極める目も養われてきたが~!(笑)」。
ワーォいいの?そんな事言って

ところで、子どもって障子をよく破るものですよね。
福島ジュニアも同じで
そこで福島氏は、障子の1マス1マスに
墨絵(スズメやトンボなど)を描いたところ
それから破らなくなったそうです。
きっとステキな絵だったんでしょうねぇ




本日はFM宮崎から「夢たまご」の施設を取材に来られました。
29日放送の予定とのこと。
ありがとうございます。
西都市の文化の発信基地として、
また、美術と音楽の融合を目指して、
この「まちなかギャラリー夢たまご」にかける思いを話す
左の人。
若~くて美しい方達の取材に、我が親分こと館長はというと…
目じりが下がってましたぞぉ

どうぞ夢たまごにお出かけ下さいませ。
そして、「気がついたら、あたりは暗くなっていた」り、
「すっかり体が冷えていた」…
そんな、現場で夢中で描いた素晴らしい作品をご鑑賞下さい。




次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 昔なつかしの映画ポスター展

展示期間 : 12月18日(火)~12月23日(日)


※今年の展示会は、これが最後です。

 12月24日(月)~1月7日(月)までは休館致します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手作りニット展

2012年12月04日 | 展覧会情報
日に日に吹く風が冷たさを増して来ましたが、
皆様、寒さ対策は万全でしょうか…
今週の「夢たまご」は、編み物師範級の方々の展示会です。
グッドタイミングです。どうぞお出かけ下さい

手作りニット展

展示期間:12月4日(火)~12月9日(日)
開館時間:10時~17時


   


宮崎県内の編み物の先生方の作品を、一堂に集め展示致します。
この作品展は、今年1月に続き2回目です。
1回目の時は大変な賑わいでした。
今回もそんな予感の初日です

出展者 : 冨田ミチ子 筒井咲子 花岡昭子 児玉カズ子 牛込治子 の各氏
皆さん「日本編物文化協会 宮崎支部」のメンバーで、
手編み普及のために、日夜ご活躍されている方ばかりです。


冨田ミチ子・作
左:非常にユニークな素材とデザインのベストです。
レザーにループ状の糸が裏張りしてあり、温かく軽量
背中でニット編みして繋いあり、どんな体格の方にもフィット。
右:同じ素材で、大きなバッグも。持ち手部分がおしゃれな手編みになっています。
模様や、飾りはアイロンでプリント。(モデルはご本人)


    



筒井咲子・作
ポンチョ式コート。上の方が手編みニットで、下のモヘア混の布と接(は)いであります。
ネックレスの一部もメタル調の糸で編んであり、黒に映えますね
頭からかぶり、右手だけ出すようになってますが、
前後がないので、反対にもできますね


   



花岡昭子・作
3シーズン用プルオーバー。黒く見えますが濃い茶で、所々にラメの糸。
ダイヤブリリオという糸だそうです。
リングに編み込みしたネックレスもオシャレ
最近は、様々な素材の糸があって、編むのも楽しそう
この作品を見たお客様が「これいいですね~、かしこまった席にもよさそう。欲しいな~」と





牛込治子・作
男性用のベスト。館内約150点の作品の中で、数少ない男性用品の一つ
帽子などの小物もたくさん出店していらっしゃいます。
複雑な模様に、編み物に対する情熱を感じました


   



児玉カズ子・作
今回初めて出品したとのこと。春物のプルオーバーは、パイナップル編み。
編み物を習い始めてから、もう30年以上。今ではJA婦人部の方などに
教えているとのこと。小さい頃は毛糸も売ってなくて、
落下傘の糸(ヒモ?)を使い、お箸をカギ針状にして編んでいたと聞きました
編み物がお好きだったんですね~
今でも子どもや孫の物は殆ど編むそうですよ。




会場にはマフラー・コサージュ・ストール・ポシェットなどなど
楽しい小物もたくさんあります。
どうぞご覧下さい。購入もできるそうです。



次回の展示会のお知らせ

展示会名:福島正吉 油絵個展
展示期間:12月11日(火)~12月16日(日)
なお、12月12日(水)は18:30より「ぞろ目ライブ」を行います。
詳細はブログをご覧ください。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カウンター