市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

ひなまつり展

2013年02月26日 | 展覧会情報
西都市の大きなイベントの一つ「まちなか地域福祉まつり」が
快晴の空のもと、賑やかに終了しました(24日)。
この日は夢たまご前の「あいそめ広場」を中心に
小野崎通り商店街を飲み込んでのまつりでしたので、
ギャラリーへの入場者も多く、大変嬉しいことでした。

今週は「ひなまつり展」へと衣替えです。
自分のために、いろいろな雛飾りでこっそりお祝いしませんか。



展示期間:2月26日(火)~3月3日(日)
開館時間:10時~17時




    

雛段の5段目に座っている三人組は誰?と聞かれました
なんにも知らないので調べてみました。
  「仕丁(しちょう)」とか「衛士(えじ)といって、従者のこと。
  中央は履物を預かる係、右が日傘をかざしてお供する係(にこにこ笑っています)。
  そして左が雨をよける丸い笠を竿の先に載せてお供する係。
  展示品の中の3種類を比べてみました。
  作者によって表情は違いますが、なぜ右の人はにっこり笑い、
  左の人は眉を吊り上げて怖い顔をしているのでしょうね。
       




貝雛も微笑ましい姿ですね。
    


こんな小さな立ち雛も展示してありますよ。



お茶会を3日(日)10時から行います。おいでくださいね。
     


お待ちしております










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第44回 夢たまご「ぞろ目ライブ」のお知らせ

2013年02月21日 | ぞろ目ライブ
どこかで春がうまれてる~
ヒカンザクラは早々に咲き、
「マちっとじゃが、待っちょらんね」と…。
街路樹のコブシも白く装い始めた西の都あたりです。

さて、夢たまご名物「ぞろ目ライブ」も、もう44回を数えます。
たくさんの方に支えられ続いていますことと、
続けられる平穏があることに
感謝申し上げます
今日は、来月のライブのお知らせを致します。


第44回 夢たまご「ぞろ目ライブ」
うららT&Gコンサート

出演  大正琴  小田りえ
     ギター   喜多輝一

夢たまごにお集まりの皆さんが、元気いっぱいになりますように……(お二人の言葉より)


日時:3月9日(土) 午後6:30開演 (6:00開場)

場所:まちなかギャラリー「夢たまご」
     西都市小野崎1-76 パオ別館1階
     (あいそめ広場奥  宮崎交通バスセンター裏)
     駐車場は宮交バスセンター前のが便利です。

料金:前売¥500  当日¥700 
      チケットは夢たまごにあります。
      お電話での予約もできます(前売り扱い) 

お問合せ:0983-42-0027 (夢たまご)

春一番に、爽やかな二人の素敵な音楽をお贈りいたします

 懐かしの映画音楽
 童謡&歌謡曲
 ジブリ&アニメ
 ポップス

ただの大正琴ではありません
ただのギターと思うなかれ

どうぞお楽しみに。


出演者のご紹介

小田りえ(大正琴)
西都市生まれの佐土原育ち。
幼少の頃よりピアノ、高校短大で声楽も学ぶ。
音楽教室をする傍ら、デイサービスでの音楽療法、
合唱の伴奏をする。
大正琴と出会い、衛藤会長率いる大正琴
アンサンブル「Forever」に所属し、
精力的な演奏の他、大正琴の講師としても尽力。
あらゆるジャンルの曲に大正琴で挑戦し、
若い年代層にも受け入れられる音楽を追求し、活動している。


喜多輝一(ギター)
宮崎市生まれ。
十代の頃よりクラシックギターに触れる。
恩師・木下恒雄先生と出会い、師の音楽性に共感、触発される。
1978年に(社)日本ギター連盟「高等科」修了。
古典の他、歌謡曲・古賀メロディ・フォークソング・懐メロ、
洋楽はサイモンとガーファンクル・ビートルズ・カーペンターズ、
映画音楽をギター独奏。
宮崎市のホテル、公園などで演奏を続ける。
ソロの他に、仲間とライブ活動を開始。
ホテルから一般家庭やお店で、出前の「ギター宅音便」を実施中。


T&G…大正琴&ギターのユニットです。

「新鮮なのに懐かしい調べ」を基調に、
笑顔で元気一杯に届けます。
舞台から野外まで場は選びません。
幹事さんや、元気を周りに届けたいあなたの思いに
優しいご予算でお応えします。
ご連絡お待ちしています。 (パンフレットより)


今回のぞろ目ライブは3月3日に開催の予定でしたが、
当日の展示内容が「お雛様」の段飾りのため移動できず、
9日になりました。
ごめんなさい。
























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水彩画「絆」作品展

2013年02月19日 | 展覧会情報
畔焼き・野焼きされたあとから、
植物が芽を出し、白いタンポポの花も咲いています。
久しぶりに、近所の保育園の小さな園児たちもお散歩に歩いていました。

先日、ぽかぽか陽気に誘われて、
隣町の「座論梅」を見に出かけました
周りがきれいに整備され、お弁当を広げている人達も…
主のいない、描きかけのキャンバスが4つ5つ。
「絵描きさん」はお昼の食事にでも行ったのでしょうか。
一つの絵が、どう見ても弥勒祐徳タッチ
後日、夢たまごに来られた先生が
「ああ、そうじゃが、門下生と描きにいったですが」と。
一緒にいた姪が、「絵を見て誰のかわかるんね」と言います。
夢たまごのお陰でね…
さて、今週の「夢たまご」のご案内です。

水彩画「絆」作品展

展示期間:2月19日(火)~2月24日(土)
開館時間:10時~17時


     

水彩画クラブ「絆」は、
講師に清野憲一先生をお迎えし、
市内「いきがい交流広場」で制作活動をしている団体です。
現在は会員14名とのこと。
第1第3月曜日 夜7:30~9:30。


講師・清野憲一先生・作 「静物」

主催者のご挨拶文より

この度、私たちは「夢たまご」をお借りして
第10回の作品展を開催することになりました。
日頃勉強した成果を皆様方にご笑覧頂き、
ご批評頂ければ幸いに存じます。


岩本藤男・作 「稚児ケ池」
「絆」創設1年で会員になられ、もう10年とのこと。
背景の照明などがガラスに反射して写ってしまいました



出展者のご紹介

清野憲一(講師)・天神忠男・杉尾政秋・岩本藤男・楠元幸憲
高橋孝子・有田サワ子・佐藤美鶴・小森郁子・押川和子
山口裕子・税田啓一郎・山田祥子・井上千賀子・野坂美幸 の皆様です。



天神忠男・作 「雨上がりの西都原」
水たまりに映る木や空や雲。
アムが小さかった頃、自分より低い所にある空が不思議でならなかった記憶があります。
「こんな時の桜を描くのはなかなか難しいんですよ」と天神さん。
いいですねぇ、雨上がりの風景



会場には、15名の力作を44点展示。
4~8号サイズが中心です。
静物・人物・動物・花・風景…
油絵とはまた趣がちがい、
優しい、明るいタッチの絵に囲まれています。
どうぞ「ギャラリー夢たまご」に足をお運び下さいませ



次回の展示会のご案内

展示会名:ひなまつり展

展示期間:2月26日(火)~3月3日(日)

※なお、3月9日(土)は「ぞろ目ライブ」を開催。
詳細は後日お知らせ致します。
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今週も仮面に魅せられて

2013年02月12日 | 展覧会情報
四人+三人の仮面展は、今週も引き続き開催しております。

出展者の方々は今日も、奥の喫茶コーナーでお面談議に花が咲いています。
常連さんの女性が「神楽のお勉強をしたい」と言ったものだから
寄ってたかって講義しています。
私にとっても興味ある話がもれ聞こえてきます…
皆さんとっても深く研究されており、
「お面」を通して神楽や能、狂言などの「伝統芸能の歴史や違い」を知り、
そこから「人々の暮らし」まで学ぶことが出来、嬉しい限りです
こんな時、(ココノ ショクインデ ヨカッタナ~)と思うのです


左から本井繁意氏・青山 功氏・山口諒一氏・黒木一郎氏


今日は、仮面彫り新人三人の、みごとな作品をご紹介致します。
どなたも、過去に木彫りや木工などの経験があるそうですが、
仮面は初めて彫ったとのこと。

黒木重寛氏・作 小面(能面)
青山 功氏のお弟子さんです。




末吉龍孝氏・作 小面(能面)
青山 功氏のお弟子さんです。



桑畑芳弘氏・作 白式尉(はくしきじょう) 能面
本井繁意氏のお弟子さんです。
素材は楠で、不思議な眉は「ぼうぼう眉」と言うそうで、材質は麻。
顎が動くように別に作られており、麻ひもで吊ってあります。
よ~く、じ~っと見ていると、どっかの誰かに似てきませんか



他に「やまんば」のお面もあります。
私が想像する「やまんば」の顔とは全く違い、
どことなく母に通じるものさえ感じます。

能の流派は5流あり、
その流派によって、表情が異なるのだそうですね。
中には恐ろしい顔つきのものもあると、教えて下さいました。

少しずつ春めいて来ましたので
どうぞ「夢たまご」にお出かけ下さい。
仮面展は今週いっぱい開いています。



次回の展示会のお知らせ

展示会名:水彩画「絆」作品展

展示期間:2月19日(火)~2月24日(日)


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第6回 能・狂言・神楽・仮面作品展

2013年02月05日 | 展覧会情報
ここ数日、西の都あたりは暖かな日が続き
あぁ~、このまま春になってくれるのかと思うほど。
昨日は春一番の風だったと、夕方のニュースで知りました。
となり町の「座論梅(ざろんばい)」も満開の映像が…
(弥勒祐徳先生も絵を描いてらっしゃるんじゃないかな~)
と思ったとたん、やっぱりインタビューされてる所が映りました。
菅笠をかぶり(それもツバの縁が毛羽立ってるのが、
いかにも先生らしくていい)楽しそうなお顔で

さて、ギャラリー夢たまごの今週から来週にかけて、
2週間に渡る展示のお知らせです。

第6回 狂言神楽 仮面作品展

展示期間:2月5日(火)~2月17日(日)
開館時間:10時~17時

      ※11日(月)は開館しております

      


本井繁意・作 「神面」 湯之片神社宿神・岩清水正八幡宮大明神

本井氏の説明によりますと~
湯之片神社(尾八重神社近く)を創建した壱岐家が、
氏神として京都の岩清水八幡宮から観靖した神である。
したがってその舞は花茣蓙(神座)の上で
ゆったり厳粛な雰囲気の中で舞われます。
祭神のご加護を頂戴しようと、参拝者からは
盛んに撒き銭(おひねり)が投げ入れられます。
尾八重神社神楽では8番、宿神として舞われます~

湯之片神社は、尾八重神社の本家にあたるとのこと。
髭には「馬のたてがみ」が使ってあります。

本井氏の作品集の本・「神面」面師 本井繁意の世界(宮日文化情報センター・発行)
    


本井氏の作品は神楽面、能面計6点の展示。
30歳の頃、仕事の休みの日に彫り始めたと聞きました。
絵でもパチンコでもなかった(本人の弁)のは、
幼い頃、お兄さんに連れられて見た「夜神楽」の
お面の迫力が記憶にあったからでしょうか。
誰かの弟子になることもせず、努力を重ね
現在までに500面超を彫り、残っているのは130面ほど。
32面が神面として、神社に納められており、
他は「気に入らないから薪にしたよ」と

青山 功・作 狂言面 「嘘吹」

モデルのお面と同じ材質ですので、これはヒノキ。
宮崎で育ったヒノキよりも、木曽のヒノキの方が
きめ細かく、最適とのこと。
また、木は葉が青い内に切ると虫が喰いやすい。
従って冬に切るそうですね。
狂言はお芝居。これらの面は動物や、架空の生き物の役割りで登場するのだとか。
このお面の場合は「蚊」だったりするそうで
人間は素の顔(面なし)で出るそうです。
(ゴメンナサイ ワタシハ キョウゲンヲ ミタコトナクテ…
青山氏の作品は狂言と能計6点の展示。

黒木一郎・作 舞楽面「陵王(りょうおう)」

羅陵王または蘭陵王ともいう。
大きな目をみはらし、鼻がとがり、
顔にはしわを多く刻み、頭髪は左右に分ける。
眉、髭、鬚には毛を植える。
肌は金色、頭上に首をもたげた竜をいただいているのが
この面の特色である。
(名古屋市 熱田神宮 弘安7年)~と、説明書にあります。

黒木氏は、これらの「舞楽面」を8点の展示。
まだ、日本に仏教がなかった頃…
この仏教を広めるための、
いわゆる、宣伝として使われたとか。
そういえば、どの顔だちも日本的ではない印象です

山口諒一・作 能面「鼻瘤悪尉(はなこぶあしょう)」

山口氏は、能面7点の展示。
ほかに狂言面も神楽面も彫るそうです。
この世界で「悪」という字は「強い」ことを意味する言葉だそうですね。
10年ほど前、教室で仏像を彫っていたけど、
その後、本井先生に師事してお面を彫るようになったとのこと。
「これまで30面くらい彫ったけど、やはり「薪」になったものあるよ
あ、師匠と同じね
「お面を彫る難しさは、目を入れる時。
目で顔が決まるから」
また「出来あがったものを見る時が一番嬉しい。
めったに満足することはないけど」とも

今回、この方々の他に3名の新人さんが出展しています。
桑畑芳弘氏…本井氏のお弟子さん (3点展示)
黒木重寛氏…青山氏のお弟子さん (1点展示)
末吉龍孝氏…青山氏のお弟子さん (1点展示)

全32点、是非実物をご覧ください。
迫力が違います



次回の展示会のお知らせ

展示会名:水彩画「絆」作品展

展示期間:2月19日(火)~2月24日(日)












 


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あなたが笑顔でいられるように…

2013年02月03日 | ぞろ目ライブ
昨夜(2月2日)の「夢たまご ぞろ目ライブ・音の散歩道」は
笑いの絶えない、楽しいひとときでした。
宣伝文句どおり、「聴いて・笑って・歌ってしあわせ」に過ぎた1時間半
打ち合わせの段階から、いろいろなエピソードを聞かせていただき、
(ウフッ…コヨイハ オモシロクナルニチガイナイ)と思ったアムでした。
午後6:15 ハーモニカ奏者の佐土原 悟さんは、もうノリノリ
三々五々と会場に集まるお客様に、
あとで合唱する歌の指導が始まりました。
そのスイッチの入りように、
あら、もう始まっちゃったの?
と勘違いするほどに

6:30開演。45名ほどのゆったりしたコンサートです。
最初に、パオの松根社長のご挨拶から。
出演者も「松根社長と荒谷館長の熱い心が私達に届きました。
だから、コンサートが実現しました」とおっしゃいましたが,
本当にたくさんのお力を下さいました。
今回だけのことではなく、いつの時も暖かく応援していただいています。

     


1曲目は、オペラ歌手の八田和子さんの「アベ・マリア」からスタート。
優しい透き通るような歌声。
単独ではリサイタルなどを開いていらっしゃいます。
二人での「B&Y」というユニット(結成8年)では、
あちこちの公民館で、歌の講座の指導をしているそうです。
黒のロングドレスがとっても美しかった~

そして、ハーモニカの最初は「少年時代」。
佐土原さんは、なんと4歳からハーモニカを吹いていらっしゃる
以前、歌手の「さだ まさし」さんの前で演奏した佐土原さん。
その後会った時、「ハーモニカの概念が変わったよ」と言われ、
さださんのコンサートの前座の話があるものと思った…
そしてそして、その後…
何の音沙汰もなく…今日まで…とのこと。
(シンチュウ オサッシ イタシマス)
次の曲「コスモス」など、ハーモニカの哀愁のある音色と
マッチして、心が揺れます

      



さだ まさしさん(中央)と。宮崎市内で。


今回は日本の抒情歌などを中心に、
28曲を用意されていたそうですが、時間の制限もあり、全16曲。
まあ、各曲ごとに佐土原さんの楽しいトークが入り、
私の期待を裏切らない
会場は笑いが渦巻き、飽きることがありません。

例えば…
~「トイレは、それぞれの排泄機能の状況に合わせてご自由に。
これを我々は「シッコーユウヨ」と言います~

八田さんの「アリラン」。誰のために歌うのか…
引き裂かれたままの家族のために歌う、祈りの心。
オペラの引き込まれる歌声で「祖国」などなど。
長いキャリアに裏付けされたコンサートでした。



みんなで練習した曲は、
希望の曲~交響曲第九番 歓喜の歌 でした。
あなたが笑顔でいられるように
みんなが笑顔でいられるように
明日につながる希望をのせて
エガオノチカラで世界照らそう

そして原語に片仮名で「フロイデシェーネル ゲッテルフンケン…」と
書いてあるので、その通り歌えばいいのですが、
慣れない言葉に、読むことさえかなわず…
ゴニョゴニョゴニョとごまかしておしまい

それにしても、お歳を感じさせないこのパワー
会場を飛び回って、体を張っての指揮パフォーマンス
歌詞カードに、「その笑顔のまま…」とありましたが、
最後まで会場全員に笑顔の種を蒔いて下さったお二人でした



最後に花束贈呈で幕を閉じました。
これからも西都市の文化の向上に、ご協力下さるとの
嬉しい言葉をいただきました。
ありがとうございます


お疲れ様でした。







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