アイカム不動産専務のブログ

OCNブログ人が無くなったので引っ越してきました。

思い出の塩江温泉

2022-02-17 09:42:25 | 日記
 年末年始には、「日ごろの疲れを癒しに温泉旅行でも行きたいな~」。でもオミクロン様が蔓延してきてるから遠くにも行けない。そこでふと思いついたのが香川の塩江温泉。お湯も良く環境もいいとこにあるが、愛媛ではあまり知られていない。

 ここには、ヴィラ塩江という温泉ホテルがあって思い出深いところなんです。穴吹工務店勤務時代には、何度もここで泊りでの研修があった。講師から面白くもない机上の空論を延々聞かされ、時には個人的に・事業所別に詰められたり、まさに地獄の合宿でした。でも夜になると仲間と温泉に入り宴会へと突入しメチャクチャ盛り上がったもんです。ドヨーンと嫌な気持と、はじける楽しさが織り交ざった場所なんです。

 さて当日。徳島自動車道脇町インターから193号をズンズン山の中に入っていきます。過去に何度も通った道なのに初めて来たような感覚に陥りました。「こんなにクネクネ曲がって入っていったかな~?」。ただ物忘れが激しいだけか?内場ダムが見えてくると少しづつ昔の記憶が蘇り、カーナビも見ずにスムースに到着。ぐるりが山に囲まれつつ湖畔に佇むいいホテルなんですよ。

 ホテルに入ると内部は昔とほとんど変わってなくてなんだか懐かしい。温泉に来たのだからまずは何をさておいてもお風呂ですね。浴衣に着替えて直行します。「さあゆっくり湯船につかろうか!」。ところが「ギャー!熱い」。いつもキスケや星乃岡温泉のぬる~い炭酸泉につかっているもんだから熱くて熱くて入れません。ふと横を見るとサウナ用の水風呂があったんで、両手に洗面器をもってザブザブ水で埋めていきます。局地的に少しぬるまった所へドプンとつかる。しかしすぐ熱い湯が押し寄せてきてまた「アツ~!」。せっかく温泉地に来たのに湯船に入ったのは、ものの10分でした。

 食事の時にホテルの人と話してみると、既に穴吹の所有ではなく運営者は変わっているとのことでした。次の朝、地獄の研修棟を見たり、湖畔を散歩したり思い出に浸りながら塩江を後にしました。

 「なんかひとつ区切りが付いたな~」と意味なく思った。

(専務)