アイカム不動産専務のブログ

OCNブログ人が無くなったので引っ越してきました。

ITストレス

2014-11-30 09:11:01 | 日記

「ITストレス」なんて言葉はあるかどうかわかりませんが、なければ今私が作った!

あれはお盆前のことです。久しぶりに「男の一人旅じゃ」と意気込んで、この際ガラケーから巷で便利と言われているスマホに換えようと決心しました。知らない土地だからグーグルの地図やナビを使ってどんどん観光スポットへ行けるなぁ、行った先でネットにつないで旅情報も仕入れられるなぁと夢を膨らませておりました。

幸いフジのドコモショップに友人がいるので、そこはおいさん同志でうまく意思疎通ができたと思ったのですが。

帰ってからいじくってみると、あれだけ丁寧に説明してもらったのに右往左往なんですよ。

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そうこうしていると、もう沖縄に到着。ホテルに向かおうとスマホを取り出しグーグルマップを開けると、いきなり画面がどす黒くなって地図がかすかにしか見えない。「あちゃ~これじゃホテルにたどり着かんがな」(この旅では人に道を絶対に聞かないと自分に決まりを課していた)。

なんでやろうと思い画面を裏向けてみたり日陰に入ったり。今なら「設定」→「ディスプレイ」→「明るさ調整」にすればいいだけのことなんですが。

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次にレンタルバイクにまたがり、タンクバッグにスマホを差し込んでナビをかけながら目的地に向かって走ります。ここでもトラブル発生。真夏の日差しとエンジンからの熱気で「温度が上がりすぎたので機能をストップさせました」なる画面表示が。スマホを手に取ってみると尋常じゃない熱さになっているんです。

「こらあかん。冷めるまでしばらく勘で走るしかないな」

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また帰りの道では大雨が降り続き、ずぶ濡れになってホテルにチェックイン。スマホは大丈夫かとポケットから取り出すと、日常防水付きの「アローズ」だったのが良かったのか正常に作動中。

「おっそうそう、旅の画像を貼って友人らにメールしよう」。文字画面を押すとさらに丸い文字画面が出てきて上下左右に押して選ぶようになっている。さらに文字を押すと下にたくさんの定型文がチラチラ出てきて紛らわしい~。

極めつけは。

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旅でテンションがMAXになっていた為か、地元ブランド「ハブ・ボックス」のど派手な短パンを買ってはいていたのがいけなかった。帰りのタクシーから空港におりる時、スマホを落っことしてしまったのです。旅の最後の最後に世紀の大チョンボ。もう情けなくて涙が出てくる。「沖縄の地で一人なにやってんだオレ」。

よく考えると短パンのポケットほ大きさと、少し大きめの「アローズ」がうまくはまらなかったんよね。それとタクシーから降りる時、ちょうどスコールが降ったんで慌てて飛び降りたんよね。運も悪いわ。

ところが落とした携帯に電話してみると運転手さんが出てくれて、また空港まで持ってきてくれたんですよ。親切な人だったな。そういえば車内で話してた時に「四国八十八か所を廻って感動しました」と言ってたな。

ケータイを受け取ると同時にお礼の1000円を胸のポケットにねじ込み沖縄を後にしました。

ITストレスについて書こうと思ったら沖縄旅行の話になっちゃった。

(専務)


愛媛大衆酒場 エビス

2014-11-15 12:27:14 | 日記

街中でしこたま飲んで、連れをJR松山駅に見送りに行ったついでに。

 

汽車の時間までまだ少しあるのでここで締めの一杯!

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お客さんの入りはすごい。パンパン。

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客層は総じてかなり若い。カジュアルな服装の男女がわいわいやって

いる。

 

なにやら小さい七輪みたいなので肉やら干物やらをあぶっている人多し。

 

付きだし(酔うたわ~)

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ほほう~ 媛っこ地鶏なんか置いてるじゃない。

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ではレバ刺し

 

うん。臭みもなく甘みも十分。

 

 

もう一品だけ「もも肉タタキ」

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これも身がしっかりしてうまいね。

 

まだ飲むんか?

 

ハイボール(大ジョッキじゃん)

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ホッピー

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なかおかわり

また会っていろいろ議論を交わそう!

(専務)


会報の原稿です

2014-11-01 15:28:16 | インポート

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「実は私、裏技も持っているんです」。なんて声を大にして言うほどの事ではありませんが、社会人になってから長いこと空手をやっております。

 

まあ人生経験豊富な調停委員の諸先輩方なら、誰でも芸のひとつやふたつは持っておられることでしょう。空手の中でも直接打撃制のほうでしてフルコンタクト空手、略してフルコン空手と呼ばれております。おっとここで空手の流派について若干の説明が必要でしょう。

 

よく学校の部活動などで行われている空手は、伝統派空手と呼ばれておりフルコン空手とはかなり内容が違います。組手の時、実際には当てずに直前で止めてポイントを争うもので「寸止め空手」と呼ばれたりもします。型(カタ)演武の大きな大会が有ったりと競技人口もかなり多い。この空手にアンチテーゼを投げかけたのが、かの有名な大山倍達。「型を重視し寸止ルールで行うあまり、空手本来の実践性が失われている」と。そして直接打ち合うルールを作って発展してきたのが極真会館。

 

ここでフルコン空手クイズ。なんで空手の団体は〇〇会とせずに〇〇会館(宴会場じゃあるまいし)と言うのでしょう?答えは「それはきみ~〇〇会なんて言ったら893みたいじゃないのよ~」(大山倍達談)。話がそれた。

 

大山倍達率いる極真会館が表舞台に躍り出るきかっけとなったのが、週刊少年マガジンに連載された梶原一騎原作の「空手バカ一代」。実在の人物と創作したストーリーが現在進行形で織り交ぜて描かれるという斬新な手法で、一大ブームを巻き起こした。その中でサブの主人公となっていたのが喧嘩十段「芦原英幸」。本部東京の池袋周辺で道行くガラの悪そうな若者に「俺の目にジーコ走ってないか?」と意味不明の言葉をかけ、片っ端から喧嘩を売っていったという逸話を持つ。ちなみに芦原は広島出身でジーコとは電車のことだそうです。

 

その芦原英幸がフルコン空手を広めるために片道切符を手にやってきて設立したのがJR松山駅横にある「芦原会館」。そこに私が入門した次第です。やっと出てきた)。

まだ系譜は続きます。そこの師範である原田寛が独立して立ち上げた団体が「如水会館」(ジョスイカイカン)。現在ここで空手を続けています。

 

私が空手を始めたころは、ただただ自分が強くなりたい一心の青年が集まるような場でありました。その力を競い合った仲間がやがて父親世代となり、自分の子供たちに空手を習い始めさせました。そして今ではジュニア空手なるジャンルが確立され、ギリギリのところで安全性を考慮したルール整備、ダメージを軽減する防具類の開発などもあり、地味ですが広がりを見せています。

私の受け持ちは、毎週火曜日19:30からの石井北小学校体育館です。場所が場所だけに小学生がメインです。時間帯も夜ですから保護者様らもずっと見学されます。たくさんの目で見られるのは何度やっても緊張するものです。

 

人の前に立って号令をかけるのは、思っていたより格段に難しものです。昔はよく師範の号令をモノマネして皆を笑わせたりしていたくらいでさほど意識してなかったのですが、聞くのとやるのじゃ大違いでした。声の抑揚・スピード・リズム・・・・。号令をかける者の腕次第でいい稽古場にもなるし盛り下がった雰囲気にもなってしまいます。更には審査前か大会前か?その日の出席者の熟練度は?学年差による力の差は?安全面に配慮しながら完璧に行うのは至難の業です。

 

本当に引き締まった空気の中、自分で納得できる稽古は数年に一度くらいだったりします。

 

子供らに教えてばかりいると時々はガチ(真剣勝負)の組手がしたくなるものです。ここで空手の効用が出てくるんですよ。この時ばかりは、他の事は一切考えられませんから。そらそうでしょ。よそ事を考えてたらあっと言う間にやられちゃいますよ。

 

どんなに仕事や調停で?気になることがあっても一旦は完全に忘れますから。よくあるでしょ、気になって気になって同じ事が頭の中で堂々巡りしてしまうことが。これが一刀両断スパッと切り離せます。

 

武道の極意に「無心」ってのが有りますよね。 無心になれと言ってもそうそうできるものではありません。そこで最近、研究の結果いい方法を見つけました。

 

気合を入れて集中するのではなく、神社で祝詞を聞く時とか、お寺でお経を聞く時とかに長い間じっとしていると頭が「ポカーン」としてきます。その状態を覚えておいてそこへ持っていく。

 

「どうでしょうか?皆さん次回飲み会でご意見を」。

 

(専務)