自分に起こった１０大ニュース

　本年も終わりが近づきました。例年通り10大ニュース（重大ニュース）で締めたいと思います。

1. リーフラスの伊藤社長と会食する機会を得た。（一部上場準備に入っている程の方は輝きが違う！）

2. コロナで稽古場が使えなくなった。（公共施設が全滅。空手指導者は困り果てる）

3. 民間施設も混んできて稽古がストップ。（最後の頼みの綱も。経費もかさんだな）

4. 石手川土手でセルフトレーニング開始。（ランを中心とした内容で運動能力を維持。今も続いている）

5. 生まれて初めてUFOを見た。（南の空に突然現れた。小さくだけど動画に収めてる）

6. 訴訟から調停に付した案件を担当した。（珍しいケース。もちろん難解な内容）

7. 剣山に登った。（登山なんて石鎚いらい何年ぶりだろうか。しんどて死によった！）

8. お客さんとの待ち合わせを忘れた。（きれいに、さっぱり忘れてしまっていた。頭がボケよる？）

9. 家族で温泉旅行に行く。（と言っても近場の塩江温泉だが。あと何回行けるのだろう）

10. コロナやワクチンについて何でも言ってたら「トンデモさん」と思われた。（陰謀論じゃないんよ～）

番外.　年末にはギリギリ数件の空手の大会が開催された。（いつも顔を合わせている仲間が一堂に集うのはこの時で、大切さ尊さを感じた）

（総評）
　今年もコロナに翻弄された年だったな～。景気低迷や事業者の高齢化、産業構造の変化などで廃業する又は規模を縮小するところが多かったな。来年はもう大丈夫だろう。そうですよね皆さん！


(専務）

横浜のおいさん3

「ゆう兄さん（うちの親父のこと）居る？」と言いながらも、知らぬ間にリビングのソファーに腰を掛けている。 「ひさとちゃん（僕のこと）ちょうどいいから横浜に出てこない？2 , 3年うちの店で修行すればすぐ店の一軒くらいは持たしてやるからさ」。
マジでこの時は心がグラッときた。「飲食業に専念する人生も悪くないか！」

うちの親父に気を遣ってか、その後はそんなに誘われなかったが何かで会うたびに口癖のように「横浜においでよ」と言っていた。 小さい頃から知っているからそれは、おいさんなりの愛情表現だったのだろうと今では思っている。

　結局僕は不動産業界に行った訳だが、それからしばらく時間が空いておいさんから電話があった。 「ひさとちゃん、不動産やってんだって？今度自宅を収益マンションに建て替えようと思ってるんだが相談に乗ってよ！」　
一括借り上げを言ってきてる会社があるとの事だったが、建物請負価格と一括借上げ契約の条項（内容）を出してもらって、それも数社は必要ですねと答えた。　↓

次の連絡も突然だった。奥様からの訃報であった。
携帯もインターネットもない時代、田舎から横浜に一旗揚げようと出て行ったおいさん。 昭和・平成を駆け抜けた根っからの商売人。葬儀には、地元横浜の企業・著名人らが駆け付け盛大に行われた。

　　　　　　　　　　　　　　「横浜のおいさん」　完


編集後記）：このまま放っておくとだんだん忘れてしまいそうので、おいさんの功績・思い出を電子的記録に残しました。親戚の中でも一番個性的な人で、少なからず私の人格形成に影響している。もちろん一番大好きな身内だった。今頃息子さんらがお店やマンションをどう切り盛りしているのだろう。

（専務）