民泊新法の施行によって、どうにもこうにも前に進まなかったのでイライラしていましたが、ひとつひとつやっていくことにしました。まずはアイカム不動産で住宅宿泊事業法(民泊新法)のうちの、住宅宿泊管理業者登録を済ませました。登録と言ってもほとんど免許制度に近いものでかなり要件も厳しいです。監督官庁は国土交通省で宅建免許と同じところです。申請書式なども似たような感じで要は宅建業の免許と同じくらい大変な作業になります。「あ~しんど」。確かにトラブルを防ぐという意味では一部理解はできるものの、なにもここまで厳しくしなくても・・・。
登録要件の中に住宅宿泊の関連事業での実績がいるとなってますが、新規に立ち上げようとしている方にとってはムチャな話です。これから始めようとしている人に経験は?て。ないに決まってるでしょ!欧米の方が見たらさぞ奇異に映ることでしょう。「Huh ~ Really?」。家主不在型で民泊をやる場合、この登録業者との委託契約が必須になります。
元々旅館・ホテル業にはジレンマがあって、松山は特にキャパが小さいので何かイベントごとがあるとあっという間に市内じゅう満室になってしまいます。かと言ってピーク時の需要に合わせて客室数を確保していたら閑散期もあるので経営的に成り立ちません。そこでバッファー的役割を果たすのが民泊なんです。
以前にお会いした電気工事屋さんからのお話。「県外から一週間松山で仕事をするのですが、いくら探しても一泊1万円以上のホテルしか空いてないんですよ~」。そりゃキツイわな!
外国の方に日本を、松山を楽しんでもらいたいという考えで民泊をされる方はぜひご連絡ください。格安で管理委託契約をさせて頂きます。ただ儲かればいいという考えの方はお断りさせて頂きます。民泊の原点を大切にしたいと思います。
世界中の方に松山に来てもらって、城山に登ってもらったり(晴れの日ならリフトがいいぞ)道後温泉に浸かってもらったり(湯が熱すぎるからキスケの湯のほうがゆっくりできるぞ)。そこまでは坊ちゃん列車(運行時間を調べてから行くように)に乗ってもらったり。モーニングはNO1.ホテルのバイキングがいいぞ。野咲のランチも清香園の豚足も紹介したいな。民間人同士が生活レベルで仲良くなればこの世から戦争もなくなりますよ。
「民泊=世界平和だ!」
(専務)