ある日マック大街道店に立ち寄り、持ち帰りを注文した。脇に寄って出来上がりを待っていると、横に四角いリュックを背負った兄さんが立っていた。よく見ると背にウーバー・イーツと書いてある。待ってる間は暇だから話しかけてみた。
「兄さん最近流行りのウーバーの配達やりよん?」。「はいそうです」。
「これで一日どれくらい稼げるん?」。「僕は学生バイト的に自転車でやってるので5,000円くらいです」。
「一日やってそんなもんか~」。「はい。専業でバイクでやってる人は1万以上稼ぐみたいです」。
「自転車でもし事故とかしたら保険とかはどうなっとるん?」。「保障は何にもないです」。
「そうか~。ほな事故したら何しよんやら分からんことになるな」。「はい。そうだと思います」。
「事故だけは気いつけや~」
ギグワークの労働問題がマスコミにも取り上げられ始めました。東京の方でウーバーの配達員らが組合を作って記者会見をしていた。
形式的には運搬業の請負いになっているが、実態上はウーバーに雇用されているのと同じだから組合を認めて団体交渉に応じろと言うものだった。これに対しウーバー側は、請負の仲介をしているに過ぎないので一切認めないというものだった。
「おいおい。日本の労働法をすり抜けるようなビジネスモデルを構築してるんじゃないのかい!」
でも巷からは「店も客も便利だからみんな利用してるじゃないか!」という声も聞こえてきます。これで本当にいいのでしょうか?経済活動だからと言って何もかも市場に任せたらダメと言うもんです。特に運搬の仕事は事故がつきものだからなおさらです。報酬の不当な値下げ、複雑怪奇なアルゴリズム、雇い止めなどと合わせて、ここは国家が介入して問題解決を図るべきでしょう。
グローバリスト達のエゴ丸出しのビジネスを我が国で野放しにしてはならない。
「兄さん最近流行りのウーバーの配達やりよん?」。「はいそうです」。
「これで一日どれくらい稼げるん?」。「僕は学生バイト的に自転車でやってるので5,000円くらいです」。
「一日やってそんなもんか~」。「はい。専業でバイクでやってる人は1万以上稼ぐみたいです」。
「自転車でもし事故とかしたら保険とかはどうなっとるん?」。「保障は何にもないです」。
「そうか~。ほな事故したら何しよんやら分からんことになるな」。「はい。そうだと思います」。
「事故だけは気いつけや~」
ギグワークの労働問題がマスコミにも取り上げられ始めました。東京の方でウーバーの配達員らが組合を作って記者会見をしていた。
形式的には運搬業の請負いになっているが、実態上はウーバーに雇用されているのと同じだから組合を認めて団体交渉に応じろと言うものだった。これに対しウーバー側は、請負の仲介をしているに過ぎないので一切認めないというものだった。
「おいおい。日本の労働法をすり抜けるようなビジネスモデルを構築してるんじゃないのかい!」
でも巷からは「店も客も便利だからみんな利用してるじゃないか!」という声も聞こえてきます。これで本当にいいのでしょうか?経済活動だからと言って何もかも市場に任せたらダメと言うもんです。特に運搬の仕事は事故がつきものだからなおさらです。報酬の不当な値下げ、複雑怪奇なアルゴリズム、雇い止めなどと合わせて、ここは国家が介入して問題解決を図るべきでしょう。
グローバリスト達のエゴ丸出しのビジネスを我が国で野放しにしてはならない。