アイカム不動産専務のブログ

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僕が神社総代会に入った理由

2012-05-27 10:19:41 | インポート
もともとこの地域で生まれ育った訳ではないので、まさか総代会に入るなんて思ってもみなかったんですが、不思議な流れで引き受けることになりました。


後光がさしてるぜ~


どこも似たようなもんだと思いますが、毎年各町内会から一人ずつ出すようになってますよね。

だいたいは、信心深い人で仕事もひと段落した方々が長期に渡り役をされてるようです。

そんな中へなぜ?

わが町内では、Tさんが長年この役をしてくれていたんですが突然病気で亡くなってしまったのです。

普通は、次の年代くらいの方が指名されるのですが、その方が宗教上の理由で神社に入れないから代わって欲しいと言われるのです。

最初は、知らん人ばかりやし年代も違うしお断りしようと思っていたのですが、「いやちょっと待てよ!」しばらく考え込みました。

と言うのがTさんが亡くなる2日前に突然うちに訪ねてこられたんです。
元気な足取りで、「姉貴のビルのテナントが空いたのでお客さん付けてくれんか」と。

話はそれだけでは終わらず、なんでこの町内に家を構えたのかとかアイツとは喧嘩ばっかりしたとか色々話して帰りました。

その2日後だったんです。

なんだかあの時Tさんが、次の総代になってくれと頼みに来たような気がしてこの際思い切って引き受けることにしました。


新年度が始まり神社から総代会の案内状が届き、恐る恐る出席しました。

周りを見渡してみると案の定、知ってる顔は一人もいません。それどころか親父くらい、イヤ親父以上のご年齢の方ばっかりです。

心なしか「あの若い衆、どこの奴ぞ」と見られているような・・・

議事進行が終わるとそのまま直会(なおらい)へ突入です。

「飲むだけなら得意やけど」。

知らん人ばかりと思ってましたが意外に人は見てくれているもんです。

総代会会長が、ビールを片手に持ちながら「よう朝詣でにこられよる人でしょう」。それを聞いていた宮司さんも話しに加わり思いのほか盛り上がりました。

やっぱり神社は、心の優しい方が集まるとこなんですね。

神道は、宗教のひとつに分類されていますが仏教・キリスト教・イスラム教とかとはぜんぜん違う種類のものだと思うんです。

神社に出入りするようになってさらに強く感じます。

古来より日本人が生活していく中で自然発生的に生まれた感情が形式化していったものだと思うんですよね。それを祭りといった形で表している。

「神道」なんて言うと大袈裟で堅苦しく聞こえますが、「神社さん」と言えば子供の頃よく遊んだところくらいの感覚ですもんね。

総代と言っても新参者ですのでやってることは神社イベントのお手伝いみたいなものです。

まあそれが奉仕や感謝の心を育てるとも言えなくも無いか!

(専務)


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