サフランの英語雑記帳

映画や本で出会った心に残るせりふ、旅先やおつきあいから拾った面白い言い回しなどを書き留めました。

百日紅  ~Miss Hokusai~

2015年08月03日 | 映画
”百日紅”をさるすべりと読むとはこの映画を観るまで知りませんでした。
北斎の娘お栄の物語でありそれが杉浦日向子さんの原作であるということを知り観たくなりました。むか~しNHKで”お江戸でござる”という番組がありましたがその時の杉浦さんの江戸時代の話を聞くのが好きでした。まるで江戸から抜け出たようにあの時代のことをさらさら語っていました。
長生きだった北斎の作品は "collaborations with O-Ei"娘との共作または手伝ってもらっていたこともあったのではと作品では描かれていました。

"the film also ventures into the ghostly and fantastic realms of the imagination, which, as Hara notes, were not so imaginary to the people of the time. "(フィルムでは幽霊や怪奇的な世界に踏み込んでいますが当時の人々にとってはそれほど想像上のものではなかったのではないかと原監督は述べています。)
“People seriously believed in ghosts and goblins and that a giant catfish was the cause of earthquakes,” Hara says. “Belief in the existence of the uncanny and nonhuman was taken for granted.”
(神秘的で人でないものの存在も信じていた。)Japan Times の映画評より

それにしてもMiss Hokusaiの人生はやはり謎に包まれている感じがしました。


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