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サフランの英語雑記帳

映画や本で出会った心に残るせりふ、旅先やおつきあいから拾った面白い言い回しなどを書き留めました。

フランス⑳   旅というレッスン

2012年06月30日 | 海外から
”ひとつの旅が終わるといつも思います。旅は小さな人生だ。自分で考え、自分で行動する。”
料理研究家の有本葉子さんが旅をテーマにしたエッセイのあとがきのところで書いていました。
彼女のように自分で車を運転してヨーロッパの地方に出かけていくような勇気もスキルもありませんがマイペースに
自分でひとつひとつ感じたり発見していく旅が好きです。



旅行メモも20回になりましたのでこの辺でひとまず区切ることにします。
いよいよ明日から7月・・
今日はがんばってレースのカーテンを洗いました。部屋の片隅に積んであるフランス関係の資料も片付けます。
でも奥にしまいこむのではなくアクセスしやすいところにぜひ置いておきたいものです。


フランス⑲  まとめ "Ora et Labora"

2012年06月29日 | 海外から
"Ora et Labora"
   祈りかつ働け

修道院でなぜチーズが作られてきたのか、修道院生まれのチーズが多いのはなぜか、
その疑問に対するヒントをくださったのは実家にゆかりのある真言宗のお寺の和尚さんのことばでした。
宗教は違っても何かご存知かもしれないと思いチーズの質問をしてみました。すると上のラテン語を教えてくれました。
これは僧侶のベネディクトが唱えていたことばで
彼は祈ることだけでなく労働することをmissionとして奨励していたということです。
私はこの話を聞いて目からうろこが落ちたような気がしました。田を耕し小麦や葡萄を育てて小麦粉やワインを作ることも、
牛や羊の乳からチーズを作ることも彼らにとってはmissionだったのですね。

私が初めに訪れたモンサンミッシェルはベネディクト会による修道院です。
フランスの北にある厳しい立地条件のなかで中世期僧侶たちは自ら修業と労働を求めたのでしょう。
 St.Benedict writing the rules by Hermann Nigg

聖ベネディクトは修道制度の創立者と呼ばれ、"pray and labor"を提唱しました。
"combining contemplation with action"
~静かに瞑想し祈るという行為と体を動かし働くという実践的行為を両方取り込む~という生き方には
とても同意させられます。
中世のヨーロッパの修道院でチーズがせっせと作られているのを想像するとちょっと楽しいです。

In Christian mysticism, the phrase pray and work (or "pray and labor", in Latin ora et labora) refers to the monastic practice of working and praying, generally associated with its use in the Rule of St. Benedict.
Benedict viewed prayer and work as partners, and believed in combining contemplation with action. The phrase expresses the need to balance prayer and work in monastic settings and has been used in many religious communities from the Middle Ages onwards.(wikiより)

フランス⑱  失敗

2012年06月25日 | 海外から
        
                        ガーン!!

*失敗談*失敗談*失敗談*

*携帯の充電用のアダプターを忘れる。

*パソコンでの失敗!  ホテルのパソコンを使用することは出来たのですが仕様が日本やアメリカとは
 異なった為非常に使いづらかった。記号も違いました。

*gmailやhotmailにつなげる前はフランス語表記!なんと書いてあるのかわからない!

*credit cardは何時も手書きのサインで行っていたためパスワードを忘れていた。
 フランスはパスワードのみ受け付けるという店が結構多かったです。


恥を忍んでドジなことを書きました。
致命的なミスではありませんでしたが連絡や買い物の折多少不便な思いをしました。

"Every failure is a stepping stone to success."(失敗は成功への足掛かり)
ということで次につなげていきたいものです。

フランス⑰  ~まとめ~

2012年06月24日 | 海外から
なんとひと月以上ブログから離れておりました!
その間に私は一つ年を取ったり、階段から落ちて怪我をしたり、happyとはいえないこともありましたが
この時期我が家のバラやらハーブなどの素晴らしい成長ぶりに
ひたすら嬉しくびっくりのひと月でもありました。

あちらもパリ祭が過ぎ、バカンスシーズンを待つ季節になったことと思います。
私のパリ記もそろそろ?いい加減にまとめにはいりましょう。
あちらで買ったパリをモチーフにした可愛い絵葉書をご紹介しながら
*今回の旅行での失敗
*チーズと修道院の関係について
忘れてしまわないうちに書いておこうと思います。

フランス⑯   フランス語について

2012年05月16日 | 海外から
    

今回の旅行の反省点の一つはフランス語を全く勉強して行かなかったことです。
理由は
①いまさら勉強したところで手遅れ、多少勉強したところでたいしたことはしゃべれないだろうし相手の言っていることも聞き取れないだろう。
②英語で何とかなるだろうなどとたかをくくっていました。

しかしやはり現地の言葉はできた方がいいと思いました。一歩フランスに入れば視覚的にもすべてフランス語です。ホテルや街のサイン、お店もレストランのメニューも全て。話せなくても理解できたらずいぶん楽だったでしょう。現地の人も話せる人は英語で話してくれますが英語のnativeとは違いますので限界があります。例えばパリのちょっと郊外のビストロで食事をしていた時です。お店の人が暇なのかおしゃべり好きなのか日本人が珍しいのか3分ごとに私のところにやってきてフランス語のような英語で話しかけてくれます。食材も良いものを使用しているということで本人はgenetically modified していないコーン(遺伝子組み換えしていないトウモロコシ)といいたかったのだと思うのですがだいぶ苦労していました。(GM-freeというとわかりやすいです)



そんなわけで多少は現地の言葉は分かった方がよいと実感しましたのでNHKの講座やwebなどを利用して少し勉強を始めました http://learnfrenchvideo.com/ (音声つきで教えてくれるサイトもあります)
しかしながらアルファベットや数字一つとってもなかなか大変です。フランス語が話せる人尊敬です