お気楽 Oh! My Way

勝手気ままな日々。散らかり気味な趣味はインドア派。

約束のない土曜日

2005年11月05日 | 話題とその他趣味
布団と同様、自分も天日干しにならなきゃ損!ってかんじの快晴。
倉庫から自転車を出してサドルにまたがった。
車があると、ちょっとの距離でも頼ってしまうので、自転車に乗るのは久しぶりだ。
いわゆるママチャリで、ブレーキをかけるとキーって音がするけれど、それでも気分がいいのはお天気のおかげ。
暑からず寒からず、でも季節は秋で、ネルシャツにコーデュロイのパンツ。
イチョウ並木も黄色くなってきた。

マツモトキヨシでお買い物。
ヒアルロン酸配合のハンドクリームと、安かったカールのチーズ味。
自転車でぐるぐると回ってたどり着いたのはバッティングセンター。
高校の時以来だ。
しくじったと思ったのは、黄色い買い物袋をさげていたこと。

買い物袋にネギなんかさしてたら・・・もう片方の手にはボックスティッシュ5箱分をさげて、あきらかに主婦といった出で立ちの女が平日の昼間にバッティングセンターへ・・・空想していくとおもしろかったので、頭の隅に覚えておく。

周りを見れば、40代前半ぐらいのおじさんがひとりと、背の高い高校生ぐらいの子、中学生ぐらいの3人組、カップルがひと組。
明らかにわたしは異質だが、平静を装ってコインを投入。
お値段据え置きの200円。

バットは短めに。
一球目の空振りは想定の範囲内。
二球目は後ろにそれたファールチップ。
三球目は三塁線を割ってしまったファールボール(たぶん)。
四球目からは当たってきた。
芯にとらえた時のカッキーンっていう快音と手応えが気持ちいい。
そばではしゃいでいる女を叩きのめすように打つ。
おじさんのエロい視線をぶちのめす。
男子高校生の視線を釘付けにさせるようにカッコよく!

……別にうまくなりたいわけじゃないから、80キロのストレートを投げるピッチングマシーンがわたしにはちょうどいい。
ちょっと調子に乗って思いっきり振ると空振りをする。
バットが少々重い。
だけど、ジュニア用のバットよりは当たれば気持ちいいと思う。

ソフトボール用のバットは野球のバットより軽くて細い。
あの重いボールを遠くまで打ち返すのは結構しんどいことだ。
でも、野球用のバットでやってみると、嘘みたいにはね返っていくのだ。
意地でもジュニア用は持たないわたし。

それにしたって、打てるもんだなと思う。
自転車だって5年乗らなかったからといったって、下手になるわけじゃない。
昔取った杵柄――いや、中学生にしてみれば年寄りの冷や水ってところか。

ともかく、60球打って、来た道をちんたらと帰って行く。
車で出かけたら何十分も早くに帰宅していただろうが、その時間を節約したからといって、帰宅後のわたしのスケジュールに影響があるわけじゃない。
一日を過ごせば、なぜだか自然と帳尻が合ってしまうのだ。
ならば、自転車に乗ってバカみたいにふらふらする日があってもいい。
コメント
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