goo blog サービス終了のお知らせ 

お気楽 Oh! My Way

勝手気ままな日々。散らかり気味な趣味はインドア派。

夏といえば怪談

2024年08月17日 | 小説と創作
こう暑くてはちょっとやそっとの怖い話では涼しくなりませんが。
わたしが書いた小説が『音声AR肝試し』となって配信されることになりました。
アプリをダウンロードして、指定の場所に行けば聞くことができるというものです。
わたし以外の方が書いた作品20作を含め、全国17都道府県のスポットで10月31日まで配信。
ちなみに、わたしが書いた小説は姫路城で聞けます……行くだけで汗だくになりそうです。
詳しくはこちらで

音による新たなエンタメ体験『音声AR肝試し』全国17都道府県で期間限定出現 - NEWS | SARF - 君の日常を、音声が拡張する|音声AR

「SARF」は、⾳声×位置情報を使った、「コンテンツ」や「場所」に新たな価値を生み出していくエイベックスのサービスです。音声AR技術で、その場所でしか聴くことが出来ない...

音による新たなエンタメ体験『音声AR肝試し』全国17都道府県で期間限定出現 - NEWS | SARF - 君の日常を、音声が拡張する|音声AR

 


原作となった小説を読みたい方はこちらで

バタフライエフェクト(若奈ちさ) - カクヨム

姫路城のお膝元でささやかれる怪談話

カクヨム - 「書ける、読める、伝えられる」新しいWeb小説サイト

 

目入れ

2024年04月07日 | 小説と創作
ブログも1年近く開いてしまったが、ダルマの目は2年くらいそのままになっていた。
ようやく目玉を入れたい、めでたい出来事が起きたので、筆ペンで書き入れた。
このたび、念願叶って、自分が書いた小説が、紙の書籍で出版されることになりました。
詳しくはこちら ↓

恋したら、料理男子にかこまれました1 │ アルファポリスきずな文庫

恋したら、料理男子にかこまれました1 の書籍詳細です。児童文庫を読むならアルファポリスきずな文庫で!作品の一部無料試し読みもできます。

きずな文庫

 


わたしが小学生のころは、コバルト文庫やティーンズハートなど、文庫本サイズのティーンズ向け小説が流行っていたが、最近では児童文庫と呼ばれるノベルスサイズの本が盛況のようである。
女の子向けの恋愛物が主力というのは変わらないようだ。
ならば、小学生男子はどんな小説を読んでいるのだろう?

マンガは男子向けが多いのだろうか。
いわれてみれば、少女マンガより少年マンガのほうが多いイメージはある。
マンガでも映像でも、どちらにしたって、新しい物語は生まれ続ける。
そのうちのひとつになれたのはうれしい。

得体が知れない

2022年06月01日 | 小説と創作
常光徹著『学校の怪談』を読み返していた。
この本はそのタイトルどおり、学校や通学路にまつわる怪談・都市伝説を収集した本。
創作ではなく、著者が聞き取り調査して、実際あったこと、あるいは子供たちのあいだで噂されていた話しを集めている。
初版は1990年であるから、今の子供たちにはちょっとなじみがないような話しもある。

「人面犬」の項目に、半分人間、半分動物のような姿をした妖怪の話しを古い文献からもいくつか紹介していた。
昨今有名な「アマビエ」に似た話しもあった。
肥前の国に人魚の姿をした「神社姫」と呼ばれる妖怪が現れたという。
「コロリ」が流行るから気をつけろ。自分の絵を描いてそれをお守りとして持っておけといって消えたという。

気になって調べてみたらわりと似た話が方々に残っているらしい。
もし、一番最初に取り上げられてSNSで拡散したのがほかの名前の妖怪だったら……。
先の本では「人面犬」とか「口裂け女」など想像がつきやすい名前がついていたが、なんとなく、「アマビエ」という意味のわからない名前のほうが、やっぱり浸透していったのではないかと思うのだった。

澤村伊智著「ぼぎわんが、来る」も、なんだからわからない怪異の名が怖いんだよね。
映画のタイトルも変更しないほうがよかったのにと。

ゴーストドラマー

2021年02月23日 | 小説と創作
とあるラジオでリスナーからショートストーリーを募集していて、週に1編、ラジオパーソナリティが朗読してくれるというので応募したら採用されることになった。
ネットに繋げばスマホでもパソコンでも聞けるのだけど、せっかくなのでラジオで受信してテープに録音してみようと思い立った。
押し入れから引っ張り出してきたのがこのCDラジカセ。
電源はコンセントからも取れるけど、電池でも動くので停電の際にも役に立つであろうと置いてあった。
電源を入れてみたらラジオの音はちゃんと鳴る。
カセットテープはまだ何本かパッケージも開けてない未使用の物があって、まぁ、これもいけるだろう。
だがしかし、肝心の番組が受信できる範囲内にはなかった。
仕方ないのでアナログな録音はあきらめよう。



ついでなので、CDも動くだろうかと確認してみることにした。
で、このCDだ。
『L.O.X』『Shake Hand』と書いてあって、当時からままあったけど、どちらがタイトルでどちらがグループ名だろうかと、そんな混乱を巻き起こすジャケット。
持ってるんだから知らないわけないだろうと思うが、これを手にしたいきさつはこうだ。
高校の文化祭で廊下を徘徊していたグループに声をかけられた。
バスケットボールを入れて置くかごに、フリマで売りさばくような中古品が一杯詰まっていて、そのどれもがロープで繋がれていた。
つまりは「くじ」だ。
1回100円でつり上げた物を持って帰れというのだ。
とりわけ高価な物が入っているわけでもないが、こういうのはノリである。
引いてみたところ、これが当たったというわけだった。

なかなかのインディーズ感。
まいったなぁと思いながら、歌詞カードを広げて、びっくり!
X (現 X JAPAN) の TOSHI (現 Toshl)さんがゲストボーカルとして参加していた。
作詞も2曲手がけている。
クレジットを見れば X というバンド名と、当時所属していたレーベルのCBSソニーレコードもちゃんと記載されている。
発売は1990年。
と、そこまでは知っていた。
だからこそほかのCDはすべて処分したのにこれは手元に置いておいたのだ。

今さらながら調べてみるとYoshikiさんも参加していた、というよりL.O.Xのメンバーの一員としてドラムを担当していたのだ。
名前は白鳥麗。
金髪ソバージュヘアのイラストで登場している。
よく見れば、このCDに参加したメンバーの集合写真に金髪ソバージュの方が写っている。
だが、顔に加工がかけられていて誰だかわからない。
よって、Yoshikiさんの名前がどこにもないのだ。
ブラックな営業というわけではないだろう(笑)
TOSHIさんが参加しているのだから、知らないわけがない。
これなら目をつむりましょうといったところか。
それとも自分ではないとしらを切ったのか。

たまには昔の物を引っ張り出してくるのもおもしろい。

キャラクターの人格は1つである

2018年12月07日 | 小説と創作
二次創作というものをはじめてやってみた。

原作で登場したキャラクターを使って新たなエピソードを考えるというのは、気が引けるものだ。
自分はこういう人物像だと思って読んでいても、ほかの読者がそう思っているとも限らないし、ましてや作者からしてみたらとんでもない設定を持ってきたなということにもなりかねない。
だいたい、二次創作はグレーゾーンであり、それを公認している作家さんはそれほどいないだろう。
まさに人の褌で相撲を取る、的な。

だが、そんな二次創作のコンテストを見つけて興味を持ってしまった。
つまり、作者さんがそれを公認しており、さらに審査員までなさるというのだ。
わたしはたまたま募集をかけている作品の一つを、数ヶ月前に読んでいた。
しかもその小説は年明けにも映画化されて公開される。
タイトルも内容もなかなかショッキングである。

まぁ、そんなわけで締切ギリギリに投稿してしまったのだが、最終選考まで残った。
残念ながら選外だったが面白い試みだった。
下記のサイトで詳しい課程を掲載している。
わたしが書いた小説は、候補作の中の一番下の小説。

→こちらへ