札幌クレストビルです。
タイトルをどうしようかと考えて過去ログを見ると、2018年旭川在住の頃に
「札幌市 野外彫刻 その1」から書いていて、その9で止まっているので、
札幌駅周辺は作品が多いので、その10から再開することとした。
玄関先にガラスケースに収蔵された胸像があります。
石川啄木
「秋風記」
札幌は寔(まこと)に美しき北の都なり。初めて見たる我が喜びは何にか例へむ。
アカシヤの並木を騒がせ、ポプラの葉を裏返して吹く風の冷たさ。
札幌は秋風の国なり、木立の市(まち)なり。おほらかに静かにして人の香りよ
りは樹の香こそ勝りたれ。大なる田舎町なり、しめやかなる恋の多くありさうなる
郷なり、詩人の住むべき都会なり。
(この胸像は、昭和51年2月20日に北区在住の葛西茂雄氏から寄贈されたものです。)
下宿跡の啄木胸像
葛西 茂雄
札幌クレストビル
札幌市北区北七条西4-4-3
北区歴史と文化の八十八選
③石川啄木の下宿跡
詩人・石川啄木が函館から札幌入りしたのは、明治40年(1907年)9月14日のことで
ある。札幌停車場に午後1時過ぎに到着した啄木は、詩友・向井夷希微(いきび)ら
に迎えられ、彼らの宿でもあった「北7条西4丁目4番地・田中サト方」の住人となった。
ときに満21歳。ここはその下宿があった場所である。
滞在2週間であわただしく札幌を去るが、勤め先の北門新報に「札幌は寔(まこと)
に美しき北の都なり」の印象記を残し、またしても小樽、釧路への放浪の旅に出た。
平成14年4月
札幌市北区役所
札幌アスペンホテルです。
正面玄関前の左右にシマフクロウの彫刻があります。
(画像はクリスマスの頃ですね。季節感がなくてすいません)
向かって右側の作品。
シマフクロウ
小坂耀一
小坂耀一はフクロウや少女、花などをモチーフに北国の厳しい風土、自然環境
の中で生きるたくましさを木肌の持つぬくもりの中に表現する木彫工芸作家。
1983年の作品とのこと。
向かって左側。
何か違いあがるかとじっくり見たのだけど同じにしか見えない。
札幌アスペンホテル
札幌市北区北8条西4丁目
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