サバ奈子

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札幌市 野外彫刻 北海道立道民活動センター【かでる2.7】

2020-07-06 05:18:14 | 野外彫刻

北海道立道民活動センター【かでる2.7】に彫刻があります。

かでる2.7 は、北海道立自治講習所跡だったとのこと。

北海道立自治講習所跡
大正10年7月3日
北海道における地方自治の発達を図るため、それを担う人材養成を
目的として開設
昭和44年3月31日
北海道自治研修所に統合廃止
自治講習所開設70年を記念して
平成3年11月
北海道自治同窓会長

まずロビーでレリーフを発見。お昼時なので、休憩している人が多数います。

レリーフ
雄大な自然界において、情熱の太陽・流れゆく雲・そよぐ風・緑の草木、
そして生命あふれる動物たちあらゆるものが息づく中で、人間そのものが
戯れ、生を営んでゆくことをテーマに、抽象表現した。

主材料:大理石(トラバーチン)


中井延也

次の彫刻もすぐに発見できました。

あぐら
1978
佐藤忠良

彫刻
わが国で、女性が裸で「あぐら」などとは、ついこの間まで予想もできない
戒律的な姿勢でした。
人は生きていることの感情表出を、時代を背景にしながら、胴体と四肢と
頭部との六つの要素を連動させて表現しようとします。
動かぬ彫刻に抑制を与えながらその生きざまに挑もうとした一つの試みがこの
「あぐら」でした。

気だるい雰囲気の女性の像

さて次の作品を探すのに手間取りました。

銘板があるので、気になったけど、これではない。

かでるホール緞帳
朝陽
原画 岩橋英遠
寄贈 北海道銀行

壁の対面にあるのが、彫刻か?と思ったけど、

絨毯みたいな、織物なので違うようです。

タピストリー
展示物に干渉しないように、静かな表現を心がけた。永く見て飽きず、
見る人の心の動きを増幅するリズムをもった作品としたい。四つの円
は、四季のくり返しを暗示し、自然のダイナミズムを想像してもらえ
れば・・・
【主材料:綿・綿・麻】

四つの航跡
佐伯和子

吹き抜けのロビーにどーんと飾られており、

存在感のあるタピストリーです。

仕方がないから、受付の職員さんに聞くと、この階段の下にあるという。

こんな目立たないところに!(ってか最初のレリーフの正面にあったのね)

椅子に囲まれており、風景と化しています。

陰になっていて暗いし、教えてもらわないとわからないわ。


モニュメント
分割と再構成を骨格とし、イメージとして畑作地や草地の多い、北海道の大地の
広がりと起伏を現している。
大地は呼吸し・生成し・豊かな恵みを与え続けている。
その北海道の大地の一篇を持ち込んでみたい。

主材料:御影石・ナラ

呼吸する大地
山谷圭司

北海道立道民活動センター【かでる2.7】
札幌市中央区北2条西7丁目


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